2011年5月21日土曜日

放射能汚染された瓦礫 http://twilog.org/BB45_Colorado/date-110518より 

Twilog ホーム @BB45_Colorado 20110518日から以下抜粋:
@BB45_Coloradoさん、ありがとうございます。

福島県、関東平野東部のごみ処理場の焼却灰は1kBq/kgBSS免除基準を下回っているのだろうか。僕は調べた方が良いと思う。作業される方の安全、焼却灰の処分方法などで考えるべき事が出てくると思う。
posted at 16:48:01

@point_p その通りです。使った雑巾は勿体ないけど可燃ごみで棄ててしまった方が良いです。勿論、洗濯機で徹底的に洗う手もあります。汚水やフィルター塵は片っ端から棄てましょう。キムタオルなどの使い捨て紙雑巾など、ホームセンターで売っていますよ。
posted at 16:39:34

@monyotan BSSは結構厳しい基準ですので、逸脱しても"直ちに健康への影響はありません"が、そんなものを買ってくれる国はありません。このままおかしな事を続ければ、日本の工業製品は全て放射能量の全数検査を義務づけられる事にすらなりかねないですね。
posted at 01:54:14

@monyotan 実際、そういった事件や事故で人が死んでいるからBSS基準があるのですよ。中国で放射能入りマンションで住民が死んだり、工業製品に混入して騒動になった話を笑ってはいられなくなってきました。
posted at 01:47:24

なお、石炭灰などに適応される放射線規制では、1mSv/yが対応の為の線量の目安/基準である。勿論、現実の石炭灰はその1/10程度。4.04uSv/hという値は、概ね基準/目安の35倍である。きちんと法律、規則があり、基準も長年守ってきたのに、ご都合主義に変えては意味がない。
posted at 01:43:25

ではどうするかと言うと、放射能で汚染された瓦礫は、人との接触を避けた廃棄物最終処分場で全量廃棄し、再資源化は一切禁止するしかない。当然だが、県外転出はさせない。最終的には300年は人が入れなくなるであろう、福島第一原子力発電所構内に棄てるのが適切と考える。
posted at 01:37:51

石炭灰は200Bq/kgで核種はUThであり、実測線量は0.1mSv/yである。一方で瓦礫は、4.04uSv/hだから、35mSv/y程度で核種はCs-137,134BSS免除基準である1kBq/kgを二桁上回ると推測される。そもそも、なぜ適切な単位Bq/kgを使わないのか。
posted at 01:27:54

今回災害での瓦礫がどれだけになるかは解らないけれども、高々、最大200Bq/kg程度の石炭灰の資源としての流通どころか、最終処分の可否にまで大騒動したのに、なぜ、核災害下の瓦礫を通常処分できると言えるのだろうか。
posted at 01:18:56

BSS免除基準は、1Bq/g=1kBq/kg これは頭に入れておいた方が良い。日本で使われる石炭灰は最も高くても200Bq/kgを下回っている。それですら、平成16年の放射線規制改定の際には大変な議論となった。結果、一般再生資源として、年間500万トンの流通を維持している。
posted at 01:11:42

幾ら、災害時だからと言って、BSS免除基準を遥かに上回ると思われる瓦礫を通常処理して良いという理由は無い。少なくとも、資源再利用がなされて市中に放射性廃棄物が流れる事は阻止しなければならない。
posted at 01:04:33

Cs-137,134が主だった、核種だとすれば、瓦礫から1m離れて4.04uSv/hで、BSS免除基準レベルである1,000Bq/kgになるとはとても思えない。相変わらず、単位をいじくって誤魔化している様に思えるのだが。
posted at 01:00:06

4.04uSv/h・・・・・・福島県下の瓦礫の放射線量。健康には影響がないそうだ。35mSv/yだな。この手の瓦礫は、放射能量密度であるBq/kgで評価しないといけないのではないかな?その上でBSS免除基準(国際基本安全基準免除)に該当すれば一般瓦礫にできない事は無い。
posted at 00:56:22

放射能汚泥/セメント http://twilog.org/BB45_Colorado/date-110513より

Twilog ホーム » @BB45_Colorado » 2011年05月13日より以下抜粋:
大変参考になる@BB45_Coloradoさんのご意見、深く感謝。

150万人みんなが逃げて、壊れた原子炉を埋設したら、はじめて、福島県の再生に着手できる。放射性塵は発電所と一緒に埋設して隔離すれば、300年を何十年かに短縮できるかもしれない。それなら、人々の記憶も履歴も残っているから、再興も早いだろう。今のままでは、最悪の結果しか思いつかない。
posted at 18:11:42

完全埋設の場合、再臨界を怖がる人がいるけど、オクロの天然原子炉が示すように、それば爆発にはつながらない。再臨界を起こしても条件が変わってしまい、臨界条件は崩れる。小出さんか誰かが言っていた燻っている状況になる。それに持った実例がオクロの天然原子炉。
posted at 17:14:52
しかし、あのサイトを全部埋めるとなると、膨大なコンクリートがいるな。放射汚泥どころか山が幾つか姿を消すだろう。
posted at 17:12:18

オクロの天然原子炉 http://bit.ly/fzGq4M http://bit.ly/gXnmaG これは、高レベル廃棄物地層処分の根拠になっている。福島の終息にはオクロ天然原子炉を再現するしか手がないと思う。何かをすれば何かが出てくる。それは駄目。
posted at 17:03:59

9)これなら放射汚泥だって心置きなくいくらでも使える。放射性土砂だって使える。完全に埋めてしまって、観測機器だけ配置して、監視の上で完全隔離。そうすれば、周辺の汚染被災地だって、新たな汚染の脅威が無い訳だから除染復旧に着手できる。馬鹿みたいな手だが、簡単が一番。
posted at 16:57:25
8)要するに、もう原子炉の冷却すらも諦めて、猫のウンコ宜しく埋めてしまうわけだが、下手に冷却すれば海を酷く汚染するし、後で何かしようと建物で覆う石棺だと耐久性と気密性が無い。幸い、格納用器の地下は強固な人工岩盤になっているのだから、サイト全てを人工岩盤台地にする訳。(続
posted at 16:54:20
7)タービン建屋や補助建屋も含めて、地下水の移動を止める為に全部地下にガラスなりコンクリートなりを注入し、港湾施設の外側から全体をコンクリート詰めにし、発電所のある窪地ごと全部コンクリートで埋めてしまえば、幾ら炉心の残骸が溶けてもオクロ原子炉のように隔離できるだろう。(続
posted at 16:50:35
6)特別立法だろうと改憲だろうとなんでも良いから住民を移住させて守る事が第一で、それに付帯して、賠償と生活再建補償が生じる。お墓も移さないと駄目だろう。でも、壊れた原子炉と放射能汚染に対処する為の緩衝領域は十分に確保できる。原子炉は敷地ごと地下から固めるしか無いと思う。(続
posted at 16:44:05
5)炉の状態が解らない以上、水棺なんて危険を伴うことはもう止めないといけない。原子炉からは放射性物質の流出が止まらない。ならば、できることは、住民の保護しかない。お金は何かを売るなり借りるなりすればできる。最悪、印刷しても良い。でも人の健康と生命は基本的に代替が効かない。(続
posted at 16:39:51
続4)これをデマだと脅すのなら、是非とも高放射線、高温、高湿、塩分に長時間耐える装置を教えて欲しい。恐らく最初の週で大方狂ってしまい、3月中に全滅していただろう。調整するにも高線量で人が入れない。線量が高いのは、圧力容器に穴があいていること、水遮蔽が無くなっていることの証拠。(続
posted at 16:34:12
3) 環境へ移行していた。止水して水を移し始めたが、何時になってもトンネルや建屋から水が無くならない。もう一カ月をとっくに過ぎている。以前から指摘しているが、原子炉の各種計測器はとっくに壊れていると見るのが正しい。高放射線、高温、高湿、塩分に長時間耐えられる装置は無い。 (続
posted at 16:28:35
2) だから、圧力容器の底から抜けた冷却水は、格納容器に溜まっている。ところが、格納容器を冠水するなどと言っていることから、未だに水は格納容器に溜まっていないということだ。ならば、格納容器も何処からか大量に水漏れしているのだ。その水は地下水やタービン建屋になどを介して (続
posted at 16:24:31
続) だから、圧力容器下部に弱点のあるBWRのばあい、この時点で底に穴か貫通亀裂ができていたと考えられる。従って、水は圧力容器や配管ではなく、格納容器に素通しになっていたと考えるべき。なにしろ、圧力容器出口配管からの冷却水量は事故後不明のまま。有り得ないことだ。 (続
posted at 16:22:17
3/14の僕の呟き http://bit.ly/kI6nmA ここで既に、水の行方を危惧している。今まで、数十万トンの水を注入している。それの大部分が蒸発していれば、とっくに原子炉は気化熱で冷温停止に持ち込んでいる。TMIの知見から、燃料棒はこの時点でほぼ全てが溶融落下していた。
posted at 16:16:04
子供に20mSv/yといい、放射汚泥の民生利用許可といい、日本政府は鎖国をしたいのかな。そんな国の生産物は買いたくないし、そんな国には行きたくない。鎖国をして、日本人を使って1億人規模の人体実験をしたいに違いない。我が家は、イスラエルか米国のつてを頼るか?キブツの方が安全だぜ。
posted at 16:04:09

放射汚泥の処理なんて簡単だよ。福島第一原子力発電所の周囲には広大な核の荒野がある。そこには300年は人が住めない。そこ全体を処理場にすれば良い。日本全体の都市や道路鉄道などを核のゴミ捨て場にするよりはずっとまとも。居住者は気の毒だけれども、既に300年余所に移ってもらう以外ない。
posted at 15:59:30

放射性物質含む汚泥、セメント転用容認を発表 国交省 日経 2011/5/12 19:17  http://bit.ly/kSU9VA ←こんなの認めたら、日本中の環境放射線が上昇するぜ。そして、この次にやってくるのは数千万トンを超える廃炉デブリ。絶対に認めちゃ駄目だよ。
posted at 15:53:47

放射能汚泥/セメント/コンクリート http://twilog.org/BB45_Colorado/date-110514より

Twilog ホーム » @BB45_Colorado » 2011年05月14日より以下抜粋:
BB45_Coloradoさん発信の情報に深く深く感謝。

続5)どう考えても放射能汚泥を市中に放出して良い理由はない。これは、日本政府が行い、福島県民を放射能の檻に閉じ込めている"場当たり的な対応"を東日本全域に拡大するものといえる。 (参考資料) http://bit.ly/hshxGQ http://bit.ly/icaQLK
posted at 12:37:28

続4)私は、日本の石炭灰にみられる50200Bq/kg程度のものはコンクリートだろうと土地の改良剤だろうと使って良いと思う。 ICRP Pub.60 (90年勧告)にも合致しているし、自然放射能であるK-40よりも低い値だ。しかし、放射性セシウム入り汚泥はその数百倍以上 (
posted at 12:30:48

続3) これは、10年ほど前に規制された欧州での石炭灰に含まれる放射能量の数十倍である。こんなものをセメント用などとして市中に流すことは認められない。認めるならなぜ、平成15年に放射能量の極めて低い(現在の暫定値では食べても構わないと成る)日本の石炭灰を規制しようとしたのか。(
posted at 12:22:09

2)石炭業界はたいへんな騒ぎになっていたことを覚えている。繰り返すが、日本で使われる石炭はUThの混入の少ないたいへん良質なもので、欧州のおよそ1/100の放射能量であり、バックグラウンドと大差は無いといえる。さて、翻ってセシウム入り乾燥汚泥だが、数十万Bq/kgだ。 (
posted at 12:17:34

) 石炭灰に含まれる放射能は、かなり詳しく研究がなされている。日本の石炭はUThの含有量が欧州のものより二桁低いとされ、40191Bq/kg。一方で、欧州では10,000Bq/kgのため、約10年ほど前に石炭灰の利用が厳しく規制された。この時、日本でも規制の動きがでて、(
posted at 12:14:18

知らない人が多いが、石炭だって、ウランやトリウムが含まれており、平常運転中の原子力発電所よりは多くの放射能を大気へ放出している。そして、石炭残灰にはそのウランやトリウムが入っているが、長年にわたってセメント用に売られている。これは年間500万トンに及ぶ。 (
posted at 12:06:38

そういえば、四日市公害の原点企業である石原産業が、自治体と結託してフェロシルトという有毒産業廃棄物をエコ商品として日本中の宅地用表土として売りまくったのも最近の話。これはウラン残土レンガよりも圧倒的に悪質だった。今度は放射能コンクリートの全国流通か。
posted at 12:02:46

セシウム入りコンクリートが出回ろうとしているが、つい10年少し前に人形峠のウラン残土問題で裁判ざたになり、国が大負けして弱り果てたことを忘れたのだろうか。どさくさに紛れて変なものを市中に流さないでほしい。デコミデブリを市中に流す前哨戦とでも考えているのか?
posted at 11:58:35

2011年5月14日土曜日

福島第一原発事故 情報網羅サイト 

http://fukumitsu.xii.jp/syu_f/FukushimaGenpatsu_1.html

 baron_hakugen 
とてもわかりやすいです! 
RT @YutanLoveSea99: これはすごい!拡散希望
RT @ganaha22 もうご存知の方も多いかもしれないが
福島第一原発事故に関するとてつもないサイトにたどり着いてしまった。
ほぼ素人に必要な情報が網羅 http://t.co/Gxy3DjO

2011年5月9日月曜日

5月13日(金)18時〜21時 水銀学習会「資源回収30年・知られざる水銀処理の実態」講師:野村興産 鮎田文夫技術部長、追記:講演録







水銀学習会「資源回収30年ー知られざる水銀処理の実態」

野村興産株式会社 取締役技術部長
鮎田文夫氏 講演録
http://www.eforum.jp/waste/nomurakosan-ayuta-mercury.htm

講師:野村興産(株)鮎田文夫技術部長
日時:5月13日(金)18時~21時
(18時~水銀汚染検証市民委員会 19時~学習会)
場所:池袋勤労福祉会館内エポック103階第㈵会議室
芸術劇場通りー池袋消防署隣 0359529501
主催:水銀汚染検証市民委員会 連絡先:0339151612
資料代:500






2011.05.10 追記: 青木泰さんから「水銀学習会ー今週金曜日です。お見逃しなく」のメールが届きました:








差出人: 青木泰
件名: 水銀学習会ー今週金曜日です。お見逃しなく。
日時: 2011年5月10日 11:50:54:JST

皆様へ

水銀学習会「資源回収30年ー知られざる水銀処理の実態」が今週の5月13日()に迫りました。
今回の学習会はすでにご案内のように野村興産()の取締役鮎田文夫氏にお願いします。
野村興産()は、電池や蛍光灯など水銀混入製品を資源リサイクルしている自治体の方は、北海道のイトムカでの資源処理としてご存知の方が多いと思います。全国の自治体の65%位がここに依頼して資源処理をしているため、水銀処理といえば野村興産というぐらいの位置を占めています。先日(2/26)の講演会で講師をお願いした貴田晶子氏がリーダーを勤めた水銀調査の国家的プロジェクトでも国内の水銀のデータは、野村興産に頼っていました。
 野村興産の前身は、もともとイトムカ鉱山で水銀の生産を行っていたわけですが、水銀混入製品から水銀を取り出す技術は、まったくの別物です。廃棄物から水銀混入製品を分別し、集めた製品から水銀を抜き取り、取り出した水銀を保管したり資源利用する。こうした1連の事業を軌道に乗せるのには、10年以上かかったといわれています。
水銀混入製品から水銀を抜き出すのも大変だったようです。水銀は常温で液体の金属ですが、温度が少し変わるだけで、蒸発したり、固化したりするため、途中の配管内に付着し、プラントの設計が大変だったようです。
 行政は焼却炉で水銀は90%以上除去できるといってきました。
しかし焼却炉では、ごみは、投入から約2秒で煙突から排ガスになって出てゆきます。
「ごみ焼却炉で水銀が取りきれるはずがない」と鮎田氏は言います。
「焼却炉で水銀は取りきれる」を「原発は絶対安全だ」と置き換えると分かるような気がします。
また乾電池は水銀フリー(使っていない)と言われてきましたが、現在流通している乾電池の水銀の混入具合はどうだったのか?調査内容をお聞きしたいと思います。水銀混入製品の分別リサイクルの実情など参考になることの多い学習会です。ぜひご参加下さい。


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青木泰さんから以下お知らせです:
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差出人 青木泰
件名 水銀ー鮎田文夫氏 学習会チラシー改訂版
日時 2011430 16:05:42:JST
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5月13日(金)  講演学習会&水銀汚染検証市民委員会全体会議
資源回収30年・知られざる水銀処理の実態
日時:5月13日(金)18時~21時  資料代500円
場所:池袋勤労福祉会館内エポック10-3階第Ⅰ会議室 
芸術劇場通りー池袋消防署隣 03-5952-9501  
講師:野村興産(株)取締役・鮎田文夫技術部長
主催:水銀汚染検証市民委員会 連絡先:03-3915-1612 

<講師の紹介>
鮎田文夫:野村興産(株)取締役技術部長。入社以来含水銀廃棄物の処理技術にかかわり、10年以上かかり、水銀回収技術を確立。水銀は、温度の変化によって、気体になったり、固着したりと変化が激しく、水銀除去技術の難しさを周知している国内第1級の技術者。焼却炉の除去装置などでは取れないと語る。
大学の専門家の中には、焼却炉の除去装置で97.5%除去できると語る人がいることを紹介すると、笑って問題にしない。実際野村興産には、全国の自治体の約65%から資源回収された含水銀廃棄物が運ばれ、野村興産が出すデータが、国の研究プロジェクトの基礎データとして使われている。
そのため今回の水銀事故や2013年の水銀国際条約に向けての取材で環境省に行ったメディアは、野村興産を紹介され、尋ねてくるという。

野村興産(株)1979年入社。
1979年~1989年に同社イトムカ鉱業所にて、含水銀廃棄物処理技術開発担当。
1980年公害資源研究所アマルガム冶金研究
1991年~本社技術部勤務。
発表論文は
「イトムカ鉱業所における使用済み乾電池・蛍光灯のリサイクル」
「イトムカ鉱業所における含水銀廃棄物のリサイクル」他多数

野村興産:北海道の水銀鉱山であるイトムカ鉱山が、1973年閉山したのに伴い、水銀鉱山の技術と設備を受け継ぎ、含水銀廃棄物を主とした産業廃棄物の処理を開始。1980年代から乾電池のリサイクルに取り組み、1990年代には、蛍光灯の水銀回収―ガラスリサイクルにも取り組む。水銀回収リサイクルの国内のトップメーカ。


<講演内容> (予定)
1)野村興産(株)の事業内容ー特に水銀混入製品、乾電池、蛍光灯の資源リサイクル
自治体からの回収実態(地域、大小規模、資源リサイクルの種類、各量、ほか)
産業からの回収実態(産業種類)
回収水銀の貯留、販売等資源化利用の実態
2)資源リサイクルされない水銀製品の行方
一般廃棄物の中の水銀製品にはどのようなものがあるか?
焼却処理している自治体-回収した水銀の資源化は?
埋め立て処分している自治体―乾電池、蛍光灯等の処理は?
3)野村興産(株)での水銀回収技術と周辺技術
製品混入水銀の何%回収?
確立に10年かかった理由
ごみ焼却炉メーカが言う「ごみ焼却炉で金属水銀は除去できない」へのコメント
4)使用済み乾電池の実態調査―結果について(毎年実施)
乾電池に含まれる水銀含有量は?
5)国際水銀条約についてー水銀資源業者としての意見 他


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東日本大地震ー津波そして原発事故と続く大災害が襲って来ました。福島原発はついにレベル「7」となり、収束工程表は出されたものの、余震は断続的に続き、今後の放射能被害の行方はまったく予断を許しません。国や東電は、原発は「絶対安全」と言い続け、事故が起これば「想定外」と逃れ、食べ物や水に高濃度の放射能汚染が見つかると、「直ちに健康に影響を与えることはない」と根拠のない楽観論を振りまき、いつの間にかチェルノブイリと同等の危険レベルになっていました。これらの対応は、ごみ焼却炉で、ダイオキシン汚染や重金属汚染について行政が取ってきたと同じ対応です。
水銀問題に返って、昨年6~7月の足立をはじめとする4清掃工場の水銀汚染事故は、9月に再び足立、2月には目黒清掃工場と続き、もはや業者による不法投棄論は、根拠を失いつつあります。「焼却炉では金属水銀は除去できない。」村田徳治氏の私たちの学習会での指摘が事実としたら、水銀混入製品が燃やされている町では、水銀蒸気が大気に垂れ流されていることになります。
先日桜の開花時期に、鳥がついばんで落とす桜の花びらとがくの調査をした報告が届けられました。豊島清掃工場の周辺で最高37%、東村山市の秋水園清掃工場の周辺で14%~18%の異性体が見つかりました。未来を担う子供たちには、放射能の危険性に加え、ダイオキシンや水銀という危険物質の洗礼を私たちは与えてしまっています。
東京の水銀事故をきっかけに、事実を突き止め、これ以上の環境汚染をストップさせてゆきたいと思います。水銀の回収にかかわり、30年。今回の水銀問題でもメディアの取材で仕事ができないとこぼしていた野村興産の鮎田文夫技術部長のお話を聞く機会を設けることができました。
質疑を含め、2時間弱日本の水銀問題の実情ー裏表を語っていただきます。
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廃乾電池・廃蛍光灯・水銀・廃試薬・廃薬品の処理処分リサイクル。日本唯一の水銀リサイクル処理企業。野村興産株式会社。







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水銀関係過去記事 2010年7月〜: