2010年5月31日月曜日

6月5日(土)講演会のお知らせ「水俣に学び、未来に伝える」by 原田正純先生

以下、「日の出の森とごみ処分場問題」サイトから転載させて頂きます。http://www.ne.jp/asahi/hinodenomori/tokyo/


講演会のお知らせ
「水俣に学び、未来に伝える」
ー 水俣から日の出処分場の問題を問い直す ー
講師:原田 正純先生

日時:2010年6月5日(土)13:30開場、14:00-16:30講演
会場:立川市女性総合センター「アイム」5F 第3教室
     JR立川駅北口徒歩7分
     立川市曙町2-36-22 ファーレ立川ビル内
     TEL:042-528-6801
http://www.city.tachikawa.lg.jp/cms-sypher/www/section/detail.jsp?id=17

資料代:  1000円
ただし、会場の都合により、先着80名様とさせていただきます。

原田先生は、50年にわたり医師として水俣病に関わり、患者とその家族に寄り添って活動してこられました。 先生の近著「宝子たち----胎児性水俣病に学んだ50年ーーー」(弦書房)で「公害は決して平等には起こりませんでした。生理的弱者、社会的弱者から始まり、集中的に被害が拡大しました」と述べています。

日の出町ごみ最終処分場の事業者、東京たま広域資源組合は、3月6日「一度壊された自然が修復されている」と自画自賛の報告会を開きました。しかし、現在も未来も、谷戸沢処分場に埋め立てられた膨大な有害物質と二ツ塚処分場やエコセメント工場が大気と水と土の汚染を進めていきます。

共催:日の出の森・支える会、たまあじさいの会、STOPエコセメント市民の会、日の出の森・水・命の会、青梅の水とごみを考える会、みみずの会
連絡先:日の出の森・支える会042-523-7297、濱田0428-23-6621、雨宮042-597-4960

2010年5月30日日曜日

5/29、会田節子さん講演会(追記)


私は、2月末に参加した瀬戸昌之さんの講演会http://gomitanteidan.blogspot.com/2010/03/2010220.html後、瀬戸さんが理事、会田さんが事務局長をされているNPOたい肥化協会のHPを知り、昨日話にでた山形県長井市レインボープランや栃木県芳賀町の事例は読んでいました。こうした活動を活字では読み齧っていましたが、会田さんの生の言葉を聞いて、資料中の登場人物がさらに動き始めました。会田さんの話はすべて具体的でした。

「このNPOのたい肥化製造ははとても良心的で、彼らには頭が下がります。この地域では、この人たちが集めて作っているものなら喜んで使うと農家の人が言うのです。生ごみの収集運搬にはシルバーの人たちが多く関わっています。彼らが回収バケツをトラックに運び上げるのですが、腰を痛めないようにバケツを一杯にしないようにしています。機械を作ってかき回せばたい肥になるそんなものではありません。お腹がすいている時に買い物に行かないように。たい肥化の前に作り過ぎ、買い過ぎの無駄をなくすこと。生ごみは調理くずと食べ残しですから、調理くずは仕方がないとして、食べ残しがなくなれば、生ごみは減ります」などなど。生ごみを出す住民、集める人たち、たい肥にする人たち、たい肥を使う農家、作った野菜を販売すること、それを買う消費者、それをまとめる行政、首長と担当者、すべての輪がつながって初めて、信頼できる生ごみ堆肥化が可能になるのだと気づかされました。

「人口が多い少ない、農地のあるない、都会か地方かなどは生ごみ堆肥化を進める上で関係ないと思うようになりました。生ごみは宝だを理解している人たちが動くところでは可能になるということです」。

ただし、さまざまな課題も示されました。「現在発酵がわかっている農産学者が少なすぎる。法の整備がない。生ごみ資源化と言いながら焼却は規制されていない。韓国は生ごみ埋め立て禁止法を作った。畑にどうやって(生ごみから作った)堆肥を入れるかの技術も必要。堆肥製造技術もまだまだ(機械でかき回せば良質な堆肥ができるわけではない)、材料の成分の組み合わせ方など各地域に即した工夫が必要。作った堆肥の使い方を指導する人がいない。今全国にいる農業改良普及委員は化学肥料に関する知識、その施行法しか知らない」「生ごみに含まれる塩分、添加物、異物の不安。異物に関しては既にお話ししましたが、塩分添加物に関しては、さまざまな関係者専門家に聞き、調べ、発酵過程を経ることで浄化されると考えられることから、心配ないとの立場をとっています。ただし、完全堆肥になっていることが条件です」。

会田節子さんの事例についての話はこんな感じでした。

事例1、山形県長井市:
生ごみ堆肥化に関わっていて、長井市のレインボープランを知らない人はもぐりです。全国に先駆けて成功させた事例です。これは農業者である菅野さんの危機感がきっかけでした。菅野さんは畑の「土のへたり」に気がつき、化学肥料による農業を続けてきて、「堆肥が土に入っていない。先祖から受け継いできた土地がやせてきている」と。1990年に地域での話し合いが始り、7年間喧々囂々、関係者全員で議論を尽くし、1996年計画が実行に移されました。長井市の目的は、ごみ減量や資源再利用ではなかった。何が違うかというと、ここの計画には理念がある。その理念とは、1)土は命の源、2)共に(誰かだけでなく)、3)循環。農業県なので堆肥の材料として籾殻や家畜糞がある。人糞も考えたが排出工程で工業系のものと混じり、有害金属の問題があり使えない。そこで生ごみを利用しようと決めた。「土づくりから」始めること、レインボープランのレインボーは虹、台所と農業をつなぐということです。長井市の堆肥製造工場はくさいです。でも地域の人たちがそれでよしとしているからいいのです。普通堆肥製造工場はくさいから人里離れた山の中に作ったりするのですが、長井市のコンポストセンターは周りを田んぼに囲まれたところにあり、誰でも見学できます。80日間かけて完熟堆肥を作っています。(パワーポイントスライドで生ごみに混じる異物を見せて)異物は農家が最も嫌がるものです。堆肥ではなくこれではごみじゃないか、と。その通りですよね。ですから堆肥化のために生ごみを出すときは、みなさんが徹底的に異物を除去してください。長井では異物は少ないです。40kg/年/5000世帯、1日あたり8g/世帯です。1日8gがどれほどの量かというと、ミカンの皮のそれもほんの一部、ほんのひとかけなんです。生ごみを出す長井市の人たちの話を聞いたのですが、「これは子や孫のためにいいことじゃあ」「いいことだから協力する」と言う。みんながわかってるんです。レインボープランが本格実施されて13年、菅野さんの今の気持ちは「やっと離陸してようやく水平飛行に入ったとこかな」です。(堆肥は販売され、この堆肥で作られた野菜は市民と農家の協同経営による「虹の駅」や市内のスーパーで買える。野菜は学校給食でも使われている)。

長井市レインボープラン
http://www.city.nagai.yamagata.jp/rainbow/




菅野芳秀さん
菅野芳秀さんのブログ(←すごくすてきな人って感じます。ハンサム!!)

事例2:(有)ドンカメ(栃木県芳賀町)
ここもごみの減量が目的ではない。栃木県芳賀町の小久保さんという梨農家の人が、梨の木が立ち枯れになり、「梨がまずくなってきた」と気づきます。「土が壊れてきた」。それで彼は生ごみを発酵させたものを梨の木の根元に入れてみた。農家の人ですから堆肥になるように発酵させる方法を知っていたわけです。そしたら、梨の木が元気になり、梨も美味しくなった。これはいいと近隣の農家41軒にこれをやらないかと声をかけたのです。ところが小久保さんの呼びかけに応える農家は殆どいなかった。みなさんご存知だと思うのですが、日本の農家は自分の経験や知識をぎゅっと握って他には伝えない。小久保さんは違っていた。一人一人を説得して歩いたのです。それが始まりです。(小久保さんが後に有限会社にしたドンカメの堆肥センターのスライドを見せて)小久保さんの活動が町の委託も受けるようになり、(回収された生ごみが)堆肥にされる新しく建てられた工場です。1億5千万円の費用は消費税も入りますからこの金額は大金をかけずに作ったということです。芳賀町は本田王国で6,000-8,000人の従業員の社員食堂があり、その調理くずが出ます。それや町の飲食店などの生ごみを無料で収集運搬しています。彼はほんとうに良心的な人です。(「給食で使用の野菜を紹介」のスライドを見せて)この教室の壁には農家の人たちの写真と作っている野菜の説明が張られています。(給食の時子供たちは今日の献立の野菜と生産者を紹介)。今の子供たちはわかるのは大根と人参の違いまで。ほうれん草と小松菜の違いはもうわからない。これは農業県の子供たちもそうなのです。それほど、生産者と口に入れる食べ物が切り離されてしまっている。芳賀町では「食育」、子供たちにちゃんと教えるということを始めました。今給食をどの位残しているかご存知ですか?山形県鶴岡市が給食を始めたところなのですが、そこが食べ残しは一人あたり30g、全国平均だと70gです。芳賀町の子供たちは10g。これは非常に少ない。ということは子供たちは残していない。休んだ子供たちの量なんですね。「給食はとても美味しい」そうです。(地産地消)ドンカメが作った仕組み「食育推薦センター」の建物に入るとテーブルがあり、市内の小学校、中学校毎の名前が別々に書かれてそれぞれの場所ができています。そこに農家は給食で使われる野菜を運んで来て、並べていきます。町の商工会は野菜を(コンテナに詰めて)学校に運びます。商工会は学校と清算し、農家に払います。これは非常に大事で、農業県ですから給食に使ってもらわないと、地元で作った野菜を買う消費者は少く、商店からは買わない。この形を取ることで商工会にもお金が落ちる仕組みになっている。また学校給食で地元の野菜を使うと決めてもわからないことがいっぱいあった。たとえば、大根1000本が必要なのに500本しか地元ではとれない。さあどうする。そのため栄養士さん、調理員さん、農家、教育委員会など関係者全員が集まって、いつ何がどの位できるかを見極めて行った。不足している分は外部から調達する仕組みを作った。今も会議が学期毎に2回開かれています。
(有)ドンカメ
(有)ドンカメ小久保行雄氏

事例3:鹿児島県志布志市
市長が10,000円を燃やすのに使うか、10,000円を教育や孫のために使うかどちらがよいか?と住民に問いかけ、そりゃあ子や孫のために使う方がいい、と後者が選ばれた。そこで広域清掃組合から離脱。(埋め立てごみを減らすために、2004年より生ごみ堆肥化)。現在リサイクルできていないのは紙オムツだけ。各種薬剤が入っていて非常に難しかったが、最近やっと処理法がわかってきたのでどうにかできそうとのこと。ここでは地域通貨が発行されている。ごみステーションは住民が自分たちで管理しており、そのための「衛生自治会」が作られ、全員強制入会。だってみんなごみを出すから。この「衛生自治会」を市は強力にサポート、育成している。ごみステーションの掃除などに参加した人には地域通貨「ひまわり券」を渡す。1枚でトイレットペーパー、石けん、20枚でヒマワリ油と交換できる。ここでは、ちゃんとした堆肥業者が収集運搬も担っていて、やっつけ仕事をしていない。
鹿児島県志布志市 サンサンひまわりプラン
サンサンひまわりプラン...循環型社会形成めざして

5/29 会田節子氏講演会「日本における生ごみ堆肥化の進ちょく状況」参加記 by 鷹取敦氏

5月29日午後、「生ごみ100%資源化をめざすプロジェクト」主催の第2回目講演会があり、「日本における生ごみ堆肥化の進ちょく状況」について会田節子さん(NPOたい肥化協会事務局長)が話をされました。

講演内容を、環境総合研究所の鷹取敦さんが参加記として以下サイトに報告されています。速報です。でも、濃い話の中身すべて網羅されています。ぜひクリックしてご覧ください。鷹取さんに、感謝。


発足記念講演で会場を興奮の渦にまきこんだ「戸田市の吉田義枝さんを全国に紹介したのが会田さん」「生ゴミ堆肥化の活動を17年間続けてこられ、日本の堆肥化の現状を一番知っている人です」と青木さんが紹介されました。ほんとうにそうでした。実践地域の事例と実情について、活動に関わった人々、仕組み、組織について、今後堆肥化を推進するにあたって何が必要とされているのかについて、すべて生き生きと具体的に語られ、全体的な絵が示されました。

生ごみ堆肥化の話、微生物の話は聞くと必ず元気になります。土とつながっていることだからでしょうか。会田さんの生の言葉胸に迫りました。世の中には本当にすごい人たちがいる!!会田さんと講演会主催者関係者に深く感謝。

2010年5月28日金曜日

6月18日(金)越谷市民集会と広瀬立成氏基調講演のお知らせ「ごみが減っているのに 第二工場は必要??」

越谷市民集会「ごみが減っているのに 第二工場は必要??」のご案内です。

ごみは減っているのに・・・・・・・・
第二工場は必要??
東埼玉5市1町・市民がつくるごみ減量プラン 発表会

 き:618日(金)
1830 開場 1845 開会
ところ:越谷市中央市民会館
埼玉県越谷市越ケ谷4丁目1-1
(電話:048-966-6622)
東武伊勢崎線越谷駅東口徒歩8 越谷市役所隣
資料代:300

基調講演 広瀬立成さん
東京都立大名誉教授
元早稲田大学理工総合研究所教授
NPO法人『町田発・ゼロ・ウェイストの会』代表
著書:「物理学者、ゴミと闘う」講談社 ほか


今回の以下案内、青木泰さんから届きました:

 越谷市は、草加市などの周辺5市1町で、一部事務組合、東埼玉資源環境組合を作り、 ごみの中間処理を行ってきました。15年前に日量800トン(200トン×4基)処理出来る当時として最新鋭のごみ発電機能を持った焼却施設を作り、今日まで稼動させてきました。稼動当時は、燃やすごみが足りなく、魚屋さんの”あら”まで回収に走るという状態でしたが、同組合は、草加市に第二工場(日量250トン)を作る計画を進めていました。

 同組合の一般廃棄物処理基本計画では、平成26年には、ごみの焼却量は、日量807トンになり、現状の施設の800トンの処理機能を超えるため、第二工場が必要ということでした。 

 ところが、市民団体が調べてみるとすでに現状で処理しているごみ量は、日量700トンを大きく切り、第二工場の建設の必要性はないことが分かりました。

 23区の清掃一組が廃プラ焼却によって焼却するごみ量を増やし、これまで通りにごみ焼却施設の建設を行おうとしていたのとまったく同じ構図です。しかも焼却しているごみの50%は、雑紙で本来資源回収できるものです。この事実を知って、越谷市民は、5市1町の市民にこの事実を訴え、第二工場の建設中止のみならず、雑紙等の資源回収を行い、稼動する焼却炉を減らす取り組みを行いつつあります。

 その出発になるのが、6月18日(金曜日・18時30分~)の集会です(添付ファイル参照)。主催団体では、集会を成功させたいと多くの皆様への集会への賛同を呼びかけています。 

 賛同される方は、お名前と住居自治体名・所属団体と連絡先(T&F)メールアドレスをお書きの上、
yoshiko.katoh@gmail.com  加藤佳子さん
snd56137@nifty.ne.jp 武井和彦さん

 もしくは、青木まで(shinppei@aquarius.interq.or.jp)ご連絡ください。

ーちらし、テキスト部分抜粋ー

ごみは減っているのに・・・・・・・・
第二工場は必要??
東埼玉5市1町・市民がつくるごみ減量プラン 発表会

き:618日(金)
1830 開場 1845 開会
ところ:越谷市中央市民会館
埼玉県越谷市越ケ谷4丁目1-1
(電話:048-966-6622)
東武伊勢崎線越谷駅東口徒歩8 越谷市役所隣
資料代:300

基調講演 広瀬立成さん
東京都立大名誉教授
元早稲田大学理工総合研究所教授
NPO法人『町田発・ゼロ・ウェイストの会』代表
著書:「物理学者、ゴミと闘う」講談社 ほか


越谷、草加、八潮、三郷、吉川、松伏の51町のごみを処理している東埼玉資源環境組合が新しいごみ焼却場を建設する計画を進めています。しかし市民の調査によって5市1町のごみ量は減りつづけていることがわかりました。私たち住民のごみ減量の努力の成果だと思います。今ある第一工場だけで日量800トンのゴミが燃やせますが、焼却ゴミの量は700トンに満たないのです。162億円もかけて新しい焼却工場を建設する必要はありません。生ゴミの100%資源化を宣言した東京都町田市でゴミ問題に取り組んでいる物理学者、広瀬立成さんを招き、さらにごみを減らせる市民プランを提案します。

主催:東埼玉51町・ごみ減量市民プランをつくる会
賛同書:この集会の趣旨に賛同します
    (集会に持参または連絡先にお送りください。)
氏名(      )住所(               )電話(    )メールアドレス(        )

8年前、突然の建設計画にびっくり?!
 私たちは草加市柿木にある第二工場を再び建設するという計画を聞いて驚きました。8年前のことです。
 それまで4年間第二工場は、ダイオキシンが第一工場の100倍出ているということで閉鎖していました。そして5年間越谷市増林にある第一工場だけで51町のごみが処理されていました。第一工場には1800tも焼却できる超大型の炉があったので、私たちはこのまま第一工場だけでごみを燃やして行くものと考えていました。
 ところが2002年になってこれからの人口増を理由に、閉鎖していた第二焼却工場を壊し新たに同じ場所に工場を建設する、と組合が発表したのです。
反対の運動、一度はあきらめたけれど
 私たちは20年前からごみをもっと分別して焼却ごみを減らすべきだとずっと主張していたので、建設に疑問を持ち、劇的にごみを減らした名古屋市の担当職員をお呼びして大学習会を開いたり、51町に「もっとリサイクルに取り組んでごみを減らしてください」という要望書を出したりしました。
地元の柿木町でも反対運動が起きていました。
けれども近い将来、第一工場の炉の交換が必要になるという説明を聞き、第二工場の建設は仕方がないかもしれないと思い始めました。その後は少しでも安全な工場になるようにという運動に切り換えて、建設計画から目を離さず要望書を何度も提出し提案を続けてきました。越谷市にごみの分別を強く主張し、15分別も実行されるようになりました。
ごみはこんなに減り続けていた!!
工場の建設は6年も延びて、いよいよ建設に向けたラストスパートという今年2010年になって、私たちはあらためて現在のごみの状況を詳しく調べてみました。すると、何と!・・・
このチラシの表面のグラフを見てください。2005年度から減り始めたごみは各市・町と住民の努力で確実に減少し、もう第二工場は必要がないほどになっていたのです。その後第一工場の炉の交換も必要がないこともわかりました。
こんなにごみが減っているのに、建設費だけで200億円近く、維持管理費も毎年何十億円もかかる第二工場は本当に必要なのでしょうか。
しかも焼却ごみの半分近くはリサイクルできる物!
今度はごみの組成を調べてみると何と第一工場で燃やされた可燃ごみのうち、約45パーセントがリサイクル可能でした。特に多いのが紙ごみで、中でもトイレットペーパーの芯、菓子箱、封筒、シュレッターごみなどはすべて雑紙としてリサイクル可能なのに燃やされているのです。それをきちんと分別すればさらに1日150tもごみは減るのです。だから私たちは、第二工場不要を確信し、
税金・環境、この両面から第二工場建設に反対します。

主催:東埼玉51町・ごみ減量市民プランをつくる会 
連絡先:越谷市民ネットワーク  tel/fax 048-962-8052

2010年5月25日火曜日

5月29日(土)13時30分〜講演・学習会「日本における生ごみ堆肥化の進ちょく状況」by 会田節子氏

「生ごみ100%資源化をめざすプロジェクト」からのお知らせです:

5月29日(土)13時30分~講演・学習会  資料代: 500

「日本における生ごみ堆肥化の進ちょく状況」

 生ごみ100%資源化を考えて行く時、日本における資源化の進捗状況を知ることが、第1歩となります。
 NPO法人有機農産物普及・堆肥化推進協会(略称:NPOたい肥化協会、瀬戸昌之理事長)は、日本全国で生ごみの資源化を図る自治体や市民団体の交流を進め、先進事例の普及に努めてきたNPOです。毎年行われる早稲田大学の国際会議場を使用した生ごみリサイクル交流会は、すでに17回を重ね、毎年約500名の参加者が集い、発表される取り組みを参考にして来ました。
 今回の学習会の講師の会田節子氏は、特筆される取り組みを全国から情報収集し、交流会で紹介したこのNPOの事務局長です。その意味で、現在の日本における生ごみ堆肥化の進行状況を最もよく把握しているお一人といえます。都市部における生ごみ資源化の沢山のヒントをお聞きしたいと思います。

<講演内容>
      日本における生ごみ資源化の進捗概要
      地方における代表事例
イ)  生ごみ100%堆肥化の取り組みーcf 野木町、大木町、上勝町
ロ)   特筆される取り組み例—cf 芳賀町、久喜宮代町、狭山市
ハ)  ゼロ・ウエスト宣言した街での取り組み
      地方で進んでいる理由は?大都市部で進まない理由は?
      全国交流集会を通してみる最近の特徴
      今後の課題

講演学習会

日時:5月29日(土)13時30分~
講師:NPO法人有機農産物普及・堆肥化推進協会(略称:NPOたい肥化協会)事務局長 会田節子氏
場所:西東京市市民会館第1&第2会議室 
西東京市田無町41511 電話:042-463-5381
(西武新宿線田無駅北口、線路沿い所沢方面へ徒歩5~7分シチズン向かい)
地図↓↓↓↓
資料代:500
主催:生ごみ100%資源化をめざすプロジェクト
0424670061(村瀬)0424624177(伊藤)

NPO堆肥化協会とは. 協会の概要◆どなたでも参加できます!会員はこんな事をします!会費について 入会申込書. 協会発行の書籍・堆肥化資材. 書籍、ビデオ、ぼかし肥、 密閉容器のご案内と申込書. 18 生ごみリサイクル交流会2010 生ごみは宝だ! ...
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2010年5月23日日曜日

感想〜5/22 曽我部義明氏(マイエンザ=えひめAI=源流きらりの生みの親)の講演会に参加して


昨日マイエンザ(=えひめAI=源流きらり)の開発者、曽我部義明さんの話を初めて聞くことができました。

微生物の話を専門家から聞いたのは2度目で、マイエンザ(えひめAI=源流きらり)というものがどういうものなのかはっきり理解できました。私は、重宝に使ってきた「源流きらり」のこともよくわかってなかったんだと改めて感じました。優れものだとは思ってましたが、超優れものでした。

肉眼では見えない微生物は空中のいたるところに存在し、その元は土ということ。環境の状態によって、存在してても休止している微生物が多数あり、環境状態の変化により(水質、土壌の改善等)眠っていた微生物が働き始めるとか、すごいものだと改めて思いました。マイエンザの材料の一つ砂糖を栄養にして活性化される酵母菌(ドライイーストから)、乳酸菌(ヨーグルトから)、納豆菌(納豆から)も空中には常時漂っているとのこと。

「よく汚れた下水の水をペットボトルに入れてきて、マイエンザできれいにできますか?」と質問されるんですが、と曽我部さん。「マイエンザには浄化能力はありません。環境中の微生物の働きを活性化させるスターターなのです。マイエンザの活性微生物は乳酸菌、酵母菌、納豆菌でそれぞれが異なるパワーを担っていて、酵素は汚れを分解、さらに酵母がアミノ酸を生成することで土着の微生物のエサや栄養源となり、水中や土中の食物連鎖を促進、それが結果的に環境浄化をもたらすという仕組みなのです」。源流きらりのパンフレットにイラストもあり説明もあるのに、曽我部さんの話を聞くまでピンとこなかった点が、はっきり理解できました。顕微鏡で400倍に拡大したスライド写真で酵母菌や乳酸菌の様子、納豆菌は非常に小さく400倍でもまだ点にしか見えないこと、他の大型の微生物が動いている様子(その一例としてクマムシの映像も)などを見て興味が尽きませんでした。

作り方の説明、実演があり、なぜあれほど少ない材料から多量の活性液を作ることができるのかもわかりました。納豆菌のパワーは非常に強く、ほんとうに少量でいいこと、砂糖とドライイースト、ヨーグルトで乳酸菌、酵母菌をまず働かせてそこに極少量の納豆を加える(500mlの活性液を作るのだったら、ひきわり納豆一粒でも大きすぎる位とか。納豆の容器についているねばねばだけでもいい位など)。瀬戸昌之先生の話でも微生物が短時間で倍々に増えることは聞いていましたので、それと同じことがマイエンザの作成過程で、3種の菌それぞれで起こるのだということがわかりました。納豆菌は強力なので、多すぎたり混ぜる順番を変えると酵母菌が生み出すアミノ酸をアンモニアに変えて失敗してしまうということもわかりました。

「青梅にはもう来ることはないかもしれないので駆け足でも全て話して行きます。眠くなったら寝ててください」と曽我部さん。弟の長年の知人(ごみ問題に関わり、多摩で農業も始めているAさん)と先日のアースガーデンで初めて会ったのですが、講演前は「源流きらりの使い方がよくわからないんです。EM菌の代わりに使いたいとおもってるんだけど」と。彼がQ&Aで農業での使用に関する質問を沢山されてました。

消臭パワーはマイエンザが弱酸性液であるため中和作用によって臭いを消すことも納得できました!!

曽我部さんの開発の動機、愛媛県庁の研究所の職員時代に、自宅で自費で研究されたものだということ、これも今回初めて知りました。「この開発や自宅での研究設備に税金は1銭も使ってません」と。最初「曽我部菌」と周りの人たちは呼んでいたそうです。それを愛媛県が使わせて欲しいと曽我部さんに頼み、県のために研究成果を提供したそうです。とにかく愛媛県に限定せず多くの人に使ってもらいたい、環境浄化に役立てたいとの一心で特許を申請せず、製法等をオープンにしてやってきた。ところが、その「誰でも作れる『えひめAI』」の理念を悪用して粗悪品を売って商売として儲けるだけの会社が出てきたそうです。そういう会社は今はまだ1社だけだそうですが、曽我部さんはそのことに衝撃を受け、「マイエンザ」と名称を改め商標登録し、また作り方も24時間で完成する方法に切り換え(えひめAIは仕込んでから約1週間かかる)、良貨を残す方法を今模索中のようです。

「なんで特許を取らなかったのか」「ビジネスとしてお金を儲けてそれをさらに環境浄化活動に還元した方がよかったのではないか?」と日本でも海外でも言われるそうです。「『三途の川はお金では渡れないし、これで金儲けをする気はなかった。ビジネスにしたい人には相談にのってきたしそれでいいと思ってた』と返事をしたら『地獄の沙汰も金次第ですよ』と言われてしまった」と笑ってらっしゃいました。Q&Aの時のすべての質問に熱心に答える曽我部さんの明晰さと深い知識、事例毎の経験、なんだか聞いていて胸がジーンとしました。話し方はソフトなのですがぴしっとした方でした。

曽我部さんも県庁の職員だった。ごみ問題では行政が悪いという話についなってしまいがちなのですが、どの場所にも心ある人はいるんだと改めて思いました。今の時代のもろもろを嘆き出すときりがなくなるのですが、曽我部さんから直接話を聞くことができたこと、彼の研究者魂が光り輝いて、世の中やっぱり捨てたものではないと真実思いました。会場の人々にも深い感動が広がり反応がすごかったです。ほんとうによい時間でした。

青梅フェスタの主催者に多謝感謝です。

 注)「マイエンザ」の由来:microorganim(マイクロオーガニズム=微生物)の「マイ」と enzyme(エンザイム=酵素)の「エンザ」から。

保安官からのコメント みなさん、こんにちは。わたしは、公務員として公害や環境問題で県庁(けんちょう)や研究機関で働いてきました。約7年前に、食べ物から作る「 えひめAI」という環境に住む微生物の働きを助ける液体を開発しました。 ...
monoshiri.jp/kankyo/report/index.php?rid=17 - キャッシュ - 類似ページ

2006922日には、「えひめAI」を使った村民の報告と開発者の曽我部義明氏を小菅村に招いて「えひめAI」についての講演会が実現しました。その時は「えひめAI」の知名度も低く参加者は少なかったのですが、参加した村民(特に女性たち)はその効果の高 ...
spysee.jp/曽我部義明/1019600/ - キャッシュ

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これを書きながら「源流きらり」ホームページを読み直しました。そしたら、昨日の講演で話された内容の大切なところがほとんどすべて簡潔にわかりやすくまとめられているではありませんか!!お恥ずかしい!!マイエンザ「きらり」の働き、仕組み、使用方法がよくわかりますのでぜひご参考にしてください。

「源流きらり」商品情報
「源流きらり」活動の経緯
-「えひめAI」との出会い
-  愛華ちゃんの思いは私たちの思い「源流きらり」で世界の海をきれいにする

きらり使用方法

2010年5月14日金曜日

5月22日(土)13:30〜講演「資源循環と微生物の役割」by 曽我部義明氏(マイエンザ「えひめAI」発明者)

(追記)5/22 青梅での曽我部義明さんの講演会のチラシが届きました。
貼付けようとしたのですがうまくいかないので、チラシはクリックして見てくださいね!!

5/22 13:30~ 「プレフェスタ講演」チラシ
↓↓↓↓クリック

曽我部さんの講演内容は以下の通りです。参加費は、資料代¥300です。一人でも多くの方が参加されますように!!

プレフェスタ講演
講演者:曽我部義明氏 
(マイエンザ協会会長 元愛媛県工業技術センター所長) 

世界で最も安全・安心・安価を目標に、身近な食品(ヨーグルト、ドライイースト、納豆) を利用 して作ることのできる微生物マイエンザについて などを中心に、 
誰でも簡単に作り使える新環境微生物の秘密に迫ります!

①作り方の実演と酵素パワーの実証、メカニズムの解説 
②家庭内の環境美化と快適生活への利用 
③家庭排水の浄化と河川の水質改善 
④生ゴミの処理と有効利用 
⑤家庭菜園や農家での野菜や果物の生長促進と無農薬栽培への応用 

先着100名様にマイエンザ(500ml)プレゼント!

日時: 平成22年5月22日(土) 13:30~17:00 
場所: 釜の淵市民館 (市営駐車場完備) 
東京都青梅市大柳町1392 電話:0428-22-3532 
(JR青梅駅より徒歩15分バス停大柳より徒歩3分)


主催: おうめ環境市民会議
資料代: 300円 
お問い合わせ: おうめ環境市民会議濱田電話/ファックス 0428-23-6621

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今回も、友人のみかんさんが「マイエンザ」についてわかりやすく書いてくれました。みかんさん、ありがとうございます。http://blogs.yahoo.co.jp/delightful_mikan/60515138.html

「マイエンザ」ってのは、もともと、曽我部義明先生が開発した「えひめAI」という微生物の分解能力を利用した環境浄化剤なのです。外国でも通じるように名前を「マイエンザ」に改名したそうです。そして、これを製品化したのが小菅村の「源流きらり」です。
★源流きらりhttp://www.k-kirari.jp/
★えひめAIとは(源流きらりHPより)http://www.k-kirari.jp/ehimeai/
「マイエンザ」はオープンソースになっていて、誰でも割と簡単に作ることができるそうなんですが、わたしのような無精者は作るのが面倒くさいので「源流きらり」を買ってます。
スプレーボトルにつめて、シュッシュとお掃除や消臭などに使ったり、バケツに水はって”きらり”をドボドボ入れて洗濯の浸け置き洗いをしたり、いろいろ使えます。
特に、ガスレンジなどの油汚れには、調理後に”きらり”をスプレーして雑巾で拭けば、ピカピカです。合成洗剤と違って、乳酸菌などでできてるから、身体にも安心。
特に消臭には威力を発揮するとわたしは思ってます。
で、今回、その「マイエンザ」の開発者の曽我部先生が講演してくれるそうなんで、微生物の働きについて面白い話が聞けそうですよ。
生ゴミ堆肥化でも、微生物が大活躍するわけで、微生物ってこれからゼッタイ!トレンドになると思うんだ。
そんな訳で、ご近所の方、ご興味のある方、よかったら、遊びに行って下さい。
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友人のみかんさんのブログでも5/22の講演会が案内されました。みかんさんいつもありがとうございます。http://blogs.yahoo.co.jp/delightful_mikan/60251482.html 


522日釜の淵市民館 おうめ環境フェスタ2010・プレフェスタへのお誘い

講演「資源循環と微生物の役割」
  マイエンザ(えひめAI)発明者曽我部義明氏

おうめ環境市民会議
おうめ環境フェスタ2010実行委員会
4エコセッション・ごみと資源担当
                            2010/4/14

 おうめ環境フェスタ2010613日に釜の淵市民館で開催されます。
 それに先立って、522日に同じく釜の淵市民館で、プレフェスタを開催します。
 プレフェスタでは、本番フェスタの内容を理解してもらうと同時に、本番フェスタでは実現できない、環境問題への深い洞察も実現したいと思います。
 つきましては、環境問題に造詣が深く、環境微生物マイエンザ(えひめAI)の発明者でもある曽我部義明氏に「資源循環と微生物の役割」と題して講演をいただき、その後、題材を中心とした討論ができればと考えております。
 青梅市では、プラムポックスウイルスが日本の中では最大規模に拡大し、その対策を青梅市、東京都、国で取り組んでいるところです。日本一の梅の里に多大な影響が現れるのは避けられません。  
 この問題ひとつとっても、青梅市民一人ひとりが環境問題を真摯に受け止め、環境問題への関心を高めることが必要です。
 幸いにも、第1回おうめ環境フェスタ2010が開かれることは絶好の機会を与えられたものと思っております。
 1日短期での本番フェスタでは行き届かない環境問題を、プレフェスタで深く検討したいと思いますので、皆様方の万難を排しての参加をお願い致します。
 
日時:平成22522日(土)
場所:釜の淵市民館  TEL(0428)22-3532   市営駐車場完備(77台)
開始:1330(午後1時30)~終了17時(午後5時)
講演課題:「資源循環と微生物の役割」
講演者:マイエンザ協会会長 曽我部義明氏
     元 愛媛県工業技術センター所長
     マイエンザ(えひめAI)発明者
討議:「おうめ環境フェスタ2010を前にして」
その他ゲスト:各エコセッション(緑、水、大気、ごみと資源、くらし)からの推薦
開場案内:JR青梅線青梅駅より旧青梅街道信号を右折、市民会館前信号左折、大柳バス停先信号左折して直進突き当りを右折 (徒歩10分)
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 このお知らせは、青梅の知人、Mさんから届きました。Mさんは「えひめAI」を山梨県小菅村に紹介、わたしが愛用している「源流きらり」の製品化から販売まで尽力した人です。5月22日の講演者は、その環境浄化微生物「えひめAI」を発明した曽我部義明氏です。曽我部さんは、「えひめAI」をさらに工夫、「マイエンザ」という名をつけて、日本だけでなく世界中でこの環境浄化剤を使ってもらおうと活動されています。講演会では発明者から直接興味深いお話が聞けると思います。たくさんの方のご参加があるといいですね!!
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マイエンザ関連新聞記事:「微生物資材利用した野菜、直売所で評判。ホテル、学給に提供。幡ヶ谷市・加藤隆治さん」2010/4/21 農業共済新聞 埼玉版12面
本文は以下のサイトに飛んで閲覧してください。
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保安官からのコメント みなさん、こんにちは。わたしは、公務員として公害や環境問題で県庁(けんちょう)や研究機関で働いてきました。約7年前に、食べ物から作る「 えひめAI」という環境に住む微生物の働きを助ける液体を開発しました。 ...
monoshiri.jp/kankyo/report/index.php?rid=17 - キャッシュ - 類似ページ

2006922日には、「えひめAI」を使った村民の報告と開発者の曽我部義明氏を小菅村に招いて「えひめAI」についての講演会が実現しました。その時は「えひめAI」の知名度も低く参加者は少なかったのですが、参加した村民(特に女性たち)はその効果の高 ...
spysee.jp/曽我部義明/1019600/ - キャッシュ
LLP小菅きらりは多摩川の減流水を使って環境浄化剤「源流きらり」(えひめAI)を製造販売しています。
https://www.k-kirari.jp/iteminfo.html - キャッシュ - 類似ページ
2010111 投稿者: camuswing  
東京都多摩地区の梅の木から昨年、果樹に感染する植物ウイルス「プラムポックスウイルス(PPV)」が検出された問題で、農林水産省と都は近く、植物防疫法に基づく省令を出し、感染したすべての木を10年度中にも伐採する方針を固めた。 ...

2010年5月5日水曜日

生ごみ100%資源化をめざすプロジェクトからのお知らせ:次回5/17会合、議事予定

生ごみ100%資源化をめざすプロジェクトからのお知らせ:

1)    次回会合 第2回
日時:5月17日(月)14時0分~16時30分
場所:西東京市田無公民館
(西東京市南町5ー611)TEL0424611170
西武新宿線田無駅南口を出て、そのまま南に向かい市役所前通りにぶつかり右折。西東京市役所の隣。中央図書館と併設。駅から歩いて3~5分。

2)議事予定
      報告
    4月10日集会とその後の報告
    会の規約
    戸田市への見学会の件

      議事
) 賛同人・賛同団体集約
) 独自学習会
        5月29日 『日本における生ごみ堆肥化の進捗状況』
NPO堆肥化推進協会 会田節子事務局長 資料代500円
        7月17日 『韓国における生ごみ資源化状況』
地方自治総合研究所 鄭 智允特別研究員 同上
) その他の活動との連携記録
        8月23日 生ごみ交流会(NPO堆肥化推進協会 於いて 早稲田大学)
        6月ごろ  ごみ環境ビジョン

) 年次計画(準備)
    今後の学習会
    見学・視察予定
    エコタウン作り
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2010年5月4日火曜日

石渡正佳氏の「産廃コネクション」、「リサイクルアンダーワールド」およびホームページ

石渡正佳著「産廃コネクション」、「リサイクルアンダーワールド」、読了。非常に参考になった。




産廃コネクション―産廃Gメンが告発!不法投棄ビジネスの真相
新品¥ 1,680 
24 点の全新品/中古品を見る ¥ 100 より

商品の詳細リサイクルアンダーワールド―産廃Gメンが... 石渡 正佳 (2004/3)




11 中古品 ¥ 88より
5つ星のうち 4.5   (2)
後付の引用: " ... 平成16年3月吉日 千葉県庁職員石渡正佳"

石渡氏は今年一月からホームページを立ち上げ、ここにも貴重な情報が、、、。
I-Method Forum、石渡メソッド自由会議





「ノーカット版産廃コネクション」も。


以下、石渡さんのホームページより:

「産廃Gメンというのは、不法投棄を取り締まる行政の担当者のことで、特定の役職じゃない。千葉県にはもちろん、どの自治体にも産廃Gメンなんて職名の人はいない。おまけにGはガバーメントのことだと知ると、たいしてかっこいい言葉でもないなと思ってしまう。主要国首脳会議のG8とかG20とかのGがグループだと聞いてがっかりするのと同じだ。
産廃Gメンこそ、一般人は知らない裏の知識を蓄積しているのかと思うと、そうでもない。2年ごとに転勤していくから、エキスパートはそうそう育たない。というより、2年でエキスパートになってしまう人は限られている。
それでもまだ、自治体は救いようがある。現場を知らずに法律だけをさっさと作ってしまうのがお家芸の中央官庁の見当外れさは絶望的だ。
これは何も不法投棄に限ったことではない。日本停滞の主犯は中央官庁の縦割りだというのは内外の定説として動かないが、優秀な中央官僚ほど、知らないと言えずに知ったかぶりで法律を作ってしまうから困る。
地方分権というとき、税源とか交付税とか補助金とか、お金の問題が取り上げられることが多いが、国税を廃止しないかぎり、地方が中央に財源で勝てる日はこない。しかし、自治体は、情報では国に勝てる
中央省庁の情報の大半は、地方からの報告に基づいているが、実はこの報告が全部正確だとはかぎらない。しかし、報告が正しいかなんて検証はせずに、根拠がよくわからない報告を集大成して政策を作っているのだ。
たいていの行政の仕事は、現場の情報を持っている地方が、その情報を生かして直接政策を作ったほうがうまくいく。その典型の一つが環境行政である。環境は地方のものなのだから、全国一律の政策を実施する必要性なんて、ほとんどない。
中央がお金と情報を集めて、再びばらまくシステムは、お金の面でも不合理なものだが、情報の面ではもっと不合理だ」。
 (出典:産廃コネクション総論草稿3http://i-method.info/serviceindex1046.html