昨日、水銀問題の記者会見、してきました。今朝の東京新聞(都心面)に小さな記事が出ました。昨日の会場での記者たち、まったく興味を示さなかったので、記事になってちょっとビックリしました。
以下、昨日の出来事、長いですが、よかったら読んでください。
記者会見には、わたしたちの会(「廃プラ焼却検証市民実行委員会」、この名前長過ぎ!)の5人と環境総合研の池田さんとで行きました。
この記者会見は、青木泰さんが手配したものです。三多摩地域の記者クラブでは、「記者会見を開きたい」と申し込むと、会見場の時間さえ開いていれば、即O.K.がでるそうです。都23区(都庁記者クラブ)の場合は、違っていたそうで、前もって会見の内容を、今月の担当幹事会社(持ち回り制)の記者宛に送るように言われたそうです。その送られた「内容」を審査した上で、1週間後くらいの開いてる時間帯が指示されたそうです。
2時からの新宿都庁内6階にあるプレスクラブで記者会見。でもその前に、飯田橋にある都区政会館(23区清掃一組の事務所や議会とか東京都特別区長会とかが入っている20階建ての立派なビル)に行って質問状と要望書を出しました。JRで新宿の都庁に移動後は都知事にも出しました(都知事とかにはもちろん会ってません。いずれの場所でも、受付に書類を渡して収受印をもらうだけです)。質問状や要望書を出すこととか、そのやりかた、すべて初めてすることなので、青木泰さんとSさんについて歩いて、手順を覚えました。(印鑑が必要ということも覚えました。持って行かなかったので400円で近くの店で買って来てもらいました)。当日渡した書類と資料は、全50部、みんな青木さんと環境総合研の池田さんが、前日に用意・作成したものです。資料の準備中、私はメールのccで送られた資料を読んでいただけ。この資料を記者たちにも配りました。それに基づいて記者会見でこちらの考えを言い、記者の質問を受けました。出席した記者たちの数は少なく、会見説明中、反応はほとんどなかったです。一社(東京新聞の記者)からだけ質問がありましたが、、、。
記者会見室は会見者用のテーブルと椅子、マイクはテーブルに。それに向かい合う形で記者たちの座る椅子とテーブル。部屋の色も椅子の色もすべてベージュ、部屋の中は静かでしたが、がらんとして寒々しい感じでした。2時前にわたしたちは着席して準備。開始前に係の人が「水銀汚染事故と都内清掃工場の問題」についてこれから記者会見を始めますとアナウンスをしてくれて、それを聞いて、ぱらぱらと記者たちが部屋に入ってきました。司会担当の記者クラブ副幹事の方が、「では始めさせて頂きます」でスタート。会のメンバー5人が一言づつ自己紹介、青木さんがこっちの司会、進行役。「質問状」と「要望書」を一組と都知事や23区の区長たちに出したこと、水銀の清掃工場汚染問題に関して、わたしたちが何を問題にしているかについてを、資料に基づいて説明。池田さんが専門家として更に要点をコメント。説明が一通り終わったとき、司会担当の記者が他の記者たちに「何か質問はありませんか?」と声かけ、それに対して東京新聞の記者から質問。青木さんと池田さんが回答。最後に残りメンバー3人が言っとかなきゃと思うことを手短にしゃべりました。他に質問等なく、終了、2時40分頃。
記者クラブ制度についてとか最近読んでいたので、そうかこれが記者クラブか、と。実際に体験してみて、なんとなく感じがわかりました。
今は、主要メディアが書いてくれなくても、情報発信がネットでできるから、これはやっぱりすごいことだと感じます。そんなんで、今日は昨日提出の書類や資料をブログにまとめていました。以下、すでにアップした記事ですが、、、。(池田さんのブログが簡潔でわかりやすいです)。
★水銀問題~昨日都庁でした水銀汚染問題記者会見。東京新聞がそれを書いてくれた
http://gomitanteidan.blogspot.com/2010/10/blog-post_29.html
★水銀問題― 質問状と要望書&資料 2010年10月28日 廃プラ焼却検証市民実行委員会
http://gomitanteidan.blogspot.com/2010/10/blog-post_7930.html
(ごちゃごちゃでわかりにくいのですが、これは資料保存庫として使います)
★水銀記者会見ー新聞報道および11月25日「水銀汚染調査市民委員会」(仮称)の立ち上げ後援学習会
http://gomitanteidan.blogspot.com/2010/10/blog-post_5953.html
♥池田こみちさんのサイトの記事
http://gomitanteidan.blogspot.com/2010/10/october-2010.html
生きているといろんなことが起こる。すべてがひっくりかえってしまった311。それまでは政府のやることでもたいていのことはまあいいかと思えた。今はまあいいかって思ったら殺されちゃうと思ってる。天災はあきらめがつくけど、人災はあきらめがつかない。東電核爆発は人災、その後のすさまじき世の中。放射性物質を一般ごみ焼却炉で燃しても安全なら世界中で燃してるはず。でも燃してる国なんてない。益々高まる焼却処理の安全安心の大合唱!すごい国だ日本は。大バカもの!(20111109)
2010年10月30日土曜日
2010年10月29日金曜日
池田こみち:水銀分別回収など都や区に要望書(含む配布資料) 29 October 2010 独立系メディア「今日のコラム」
昨日、水銀汚染問題に関して、都庁でわたしたち市民団体のメンバーが記者会見を行いましたが、環境総合研究所の池田こみちさんが専門家として同席、簡潔明快に記者たちに問題の要点を説明してくださいました。
以下は、池田さんが早速まとめてくださったブログ記事及び関係資料です。非常にわかりやすいです。池田さんに、感謝!
以下は、池田さんが早速まとめてくださったブログ記事及び関係資料です。非常にわかりやすいです。池田さんに、感謝!
●特集:東京特別区の廃棄物への水銀混入問題で都と区に市民団体が申し入れ!
◆池田こみち:水銀分別回収など都や区に要望書(含む配布資料)
29 October 2010 独立系メディア「今日のコラム」
◆市民団体による質問書と要望書 廃プラ焼却検証市民実行委員会
水銀問題〜昨日都庁でした水銀汚染問題記者会見。東京新聞がそれを書いてくれた
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昨日都庁でした水銀汚染問題記者会見。東京新聞がそれを書いてくれた - https://docs.google.com/fileview?id=0BzopYmjFsal1ZWJjZTllNTktNTBhYS00NGU3LWJlYTEtNjE0NDVhMDk4NmM0&hl=en5 秒以下前に webから
関係記事:
昨日都庁でした水銀汚染問題記者会見。東京新聞がそれを書いてくれた - https://docs.google.com/fileview?id=0BzopYmjFsal1ZWJjZTllNTktNTBhYS00NGU3LWJlYTEtNjE0NDVhMDk4NmM0&hl=en5 秒以下前に webから
東京新聞 朝刊 2010/10/29 地域の情報 山手欄24頁
水銀分別回収など都や区に要望書
工場停止で市民団体
都内四つ清掃工場で排ガス中の水銀濃度が自主規制値を超え、
一時稼働を停止した事故で、市民団体「廃プラ焼却検証市民実行
委員会」などは二十八日、事故の原因究明と抜本的対策などを求
める要望書を都知事と二十三区長などに提出した。
事故は六〜七月にかけ相次いで発生。四工場の五つの炉の排ガ
ス中水銀濃度が上昇し、自主規制値の一立方メートル当たり0.05
mgを超えたため、約一カ月にわたって停止。さらに九月にも足立
清掃工場で規制値を超えた。
清掃業務を担当する二十三区清掃一部事務組合は当初、一般の
家庭ごみによる水銀濃度の上昇とは考えられず、事業者による不
正投棄を疑い調査。しかし、排出者の特定には至らず、蛍光灯や
体温計など水銀を含む可能性のある廃棄物を不燃ごみとして出し、
ボタン型電池は販売店の回収箱に出すよう指導するにとどまって
いる。
同委員会は、環境総合研究所(品川区)の試算で「ごみ一トン中
四グラム以上の水銀混入で規制値を超える」と指摘。要望書で水
銀混入ごみの分別回収と、水銀など重金属を含む排ガスを規制す
る都条例の制定を求めている。ーーーーーー
関係記事:
2010年10月23日土曜日
10月28日(木)14時〜水銀汚染事故に関しての記者会見のお知らせ by 23区廃プラ焼却検証市民実行委員会
23区廃プラ焼却検証市民実行委員会からのお知らせです:
水銀汚染事故に関しての記者会見のお知らせ
日時:10月28日(木)14時〜 場所:都庁記者クラブ
主催:23区廃プラ焼却検証市民実行委員会(&専門家)
連絡先:090-3088-6007 03-5938-2720
参加される方は、13時30分 都庁第一庁舎1階ロビーに集合
東京23区清掃一部事務組合(清掃一組)は、清掃工場の排ガス中の水銀濃度が、自主規制値を超えたため、4つの清掃工場の5つの焼却炉の稼動を止めたと7月21日に発表しました。
清掃一組は、今回の原因を当初事業者による不正排出と発表していました。ところが、その後(9月10日)「調査の結果原因者の特定に至る結果は得られず、また特定につながる有力情報も得られなかった」と発表し、事故原因や再発防止策が有耶無耶にされつつあります。
一方で、9月16日には、足立清掃工場で再び規制値をオーバーする事故がありました。
清掃一組が定めた自主規制値(50μg/Nm3)は、EUの規制値でもあり、規制値を超えて煙突から環境中に水銀が、頻繁に排出されるのは、環境や生命・健康への影響を考えても放置できる問題ではありません。
清掃一組は、事故原因を事業者による不正排出と発表しながら、23区各区では、家庭から出される水銀混入ごみを、燃やすごみに入れないように通知や指示が行われています。原因と対策がまったくちぐはぐになっています。
事業者犯人説は、焼却炉は水銀等が混入してもバグフィルター等の除去装置で除去できるため、事業者が取り扱うような大量に投入されない限り事故は起こらないというものですが、私たちの調査で、清掃一組が発表している1/10〜1/100の投入量で、環境中に有害となる水銀濃度になることが分かりました。
少量の水銀の焼却炉への投入でも、大気が危険なレベルに汚染されるということならば、家庭から出される蛍光灯や体温計、電池などの水銀混入ごみが、可燃ごみに混じって燃やされたことが原因とも考えられます。
多くの自治体では、水銀混入ごみは、有害ごみとして集め、埋め立てや焼却しないようにしています。23区はこれまで、これらを不燃ごみとし埋め立ててきましたが、今回の廃プラ混合焼却によって、これらが、燃やすごみに投入されている恐れがあります。
そこで私たちは、清掃一組、23区区長会、そして東京都に質問状(要望書)を提出したうえで、記者会見を行います。
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