From 満田正
日付 20112012年2月23日 13:53
Re: [tamakannet:137] Fw: 震災がれきシンポジウムのご案内
たまかんねっとの皆様
たまかんねっと外の皆様には、BCCでお送りしています。
なお、このメール配信、私の判断で、勝手に送らせて頂いています。
配信不要であれば、連絡くださるようにお願いします。3.11に向けて、イベント軒並みです。
それぞれに関わりもあり、興味もあるのですが、基本的には自ら住む地域でのイベント組み立てたい。
言うなれば、我が家でどうするのかということです。
3.11の最大イベントが郡山で行われることに対して、是々非々の意見が出ています。
3.11は2万余の犠牲者が生れた一周忌、果たして反原発・脱原発とは言え、イベント化してよいものか。
出来れば、国民が静かに犠牲者の慰霊を行う日とリードすべき悲しみを思い出す日でもあります。。
反原発・脱原発の闘いは、数十年と言わず、延々と続く闘いである。
としても、何かを行いたいとする意志は大切にしたい。
どのようなイベントも支援をしたい。
そして、それぞれのイベントが福島原子炉安定・廃炉を捉えるように仕掛けたい。
この契機となるのは福島原子炉と自らの地平との繋ぎが前提である。
その最大のキーワードは除染・瓦礫処理・放射能防御である。
放射灰は、福島原子炉を中心とした、円形含む線形拡散を遂げている。
その自然拡散ですら手に負えない状況の中で、加えて放射能線量の比較的高い地域から低い地域への瓦礫移動を東京都が宣言し、それに続く自治体が増える中で、多くの自治体に放射線瓦礫広域処理導入反対の動きが活発するのは必然である。
第1の問題は、地元自治体での水銀・ダイオキシン等有害ごみ処理すら満足に行い得ない状況下で、何故に新たに放射能瓦礫を受け入れるのかである。第2の問題は、福島原子炉は安定すらしていない状況下で、その周辺の瓦礫を動かすことは果たして合理的かどうかである。南相馬市を問わず、福島原子炉周辺の瓦礫中の放射性濃度は高まっている。この現実にも関わらず、福島原子炉周辺でないからとして、放射性濃度の高い宮城・岩手の震災瓦礫をこの時期に受け入れるのかということである。第3の問題は、地方自治体が軒並み税の減収に落ち込みその財政が逼迫している。折あらば人道支援と称してのビジネスを展開したいという地方自治体の汚い根性である。福島復興にはまだまだ原子炉安定・廃炉、除染活動までの時間が必要である。ましてや、そのための予算措置は推し量ることが出来ないほど桁違いに大きいことが予想される。この状況下での税金の無駄遣いは避けるべきである。第4の問題として除染と言ってもその手法は確立していないのである。本格的除染のためには、原子炉安定・廃炉と同じく、膨大な研究投資が必要である。福島原子炉周辺の人々が安定的に暮らせるためには、100年の計画が必要である。慌てて、金儲け主義に走ることは火事場泥棒ならず、犯罪ですらある。
以下、1つのイベントを紹介します。(満田)
----- Original Message ----- 送信者 : "tsunamiwaste"
宛先 : 満田正
送信日時 : 2012年2月22日 10:41
件名 : 震災がれきシンポジウムのご案内
tsunamiwaste@横浜です。(このメールは拡散してかまいません)
もうご存じだかもしれませんが、がれきに関するシンポジウムを行います。賛同団体を現在募っています。
がれき反対の賛同団体は多ければ多いほどよいです。だって、普通の市民がこの政策に怒っているんだから、それをマスコミや地方議員たちにアピールする絶好の機会です(今回、プレスや地方議会には相当枚数のチラシを撒く予定です)。
私も資料作りなどでがんばっています。シンポジウムで法律の改悪を防げることがあるのだと、ある市民団体の方から聴きました。充実した資料を作って、なんとか国の動きをまともな方向に直したいと思っています。
-------------------------------------------(ここから)----------------------------------------------
3月11日に『震災がれきの広域処理を考えるシンポジウム』が明治大学・リバティータワーにて行われます。
http://kouikishori.jimdo.com/
講師陣が豪華です。永倉冬史(中皮腫・じん肺・アスベストセンター事務局長)、池田こみち(環境総合研究所副所長)、小島延夫(弁護士・日弁連公害対策環境保全委員会委員)、奈須りえ(大田区議)ほか、現在調整中です。当日はIWJによるインターネット中継も予定されておりますので、遠方にお住まいの方や、育児で多忙なママさんたちにもぜひご視聴頂きたいです。
賛同団体を募集中です。がれき処理に反対の団体であればOK、特にお金もださなくてもいいという敷居の低さです。賛同表明の団体は、311gomi@gmail.com
まで、「賛同団体になります」とタイトルに書き、団体名と、おもちであればサイトのURLを併記してメールをください。
(紹介文)-------------------------
東日本大震災から一年。災害廃棄物の広域処理が被災地支援として広がろうとしています。一方で、放射能汚染などの問題から、安全面に不安があるとして各地で反対運動が行われています。
そこで、各分野の専門家に、それぞれの立場から広域処理に係る問題点についてご発言いただき、広域処理のどこに問題があるのかを総合的な視点から話しあう場にします。
2012年3月11日(日)
開場11:30 講演12:00~16:00まで
(当日はIWJによるインターネット中継がおこなわれます。詳細は後日ご案内します)
資料代 1,000円
定員:266名(事前申込要・当日参加可)
主催:震災がれきの広域処理を考えるシンポジウム実行委員会
共催:社会思想史研究会
後援:中皮腫・じん肺・アスベストセンター
会場 明治大学リバティタワー 1階1011教室
JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線/御茶ノ水駅 下車徒歩3分
東京メトロ千代田線/新御茶ノ水駅下車徒歩5分
都営地下鉄三田線・新宿線、東京メトロ半蔵門線/神保町駅下車徒歩5分
3月11日『震災がれきの広域処理を考えるシンポジウム』 - 放射能ごみ問題・まとめ tsunamiwaste.ldblog.jp/archives/32368…
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