2011年7月19日火曜日

20110719 満田正さんの「福島原子炉包囲網日誌」7/16:8月6日 第1回 講演会「真正面から捉える放射能汚染の影響」のお知らせ

From満田正
日付2011年7月16日23:25
件名福島原子炉包囲網(7/16)日誌

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日本消費者連盟の記事を載せたのは、関東学院大学OB エネルギー研究会が以下のような地域学集会を持つことになったかである。学習会といっても行動を伴わない学習会はやらないという意気込みがある。私ももこの意気込みに賛同し、私の提唱する福島原子炉包囲網とどのような接点があるのかと考えを巡らせた。そうして得た結論が以下の呼びかけ文である。既に日本消費者連盟副代表の天笠啓祐氏についてはその消費者レポートをこのネットで紹介させていただいた。このような呼びかけで、神奈川県民を中心に何名集まるかが楽しみである。今や、放射線被害の視点は全国の消費者を巻き込んでいる。そして、今我々に何が出来るかが問われているのである。
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福島第一原発 地域学習会

第1回 講演会「真正面から捉える放射能汚染の影響」の案内
主催 関東学院大学OB エネルギー研究会 
呼掛け人  満田 正、三浦 俊一、小倉 久夫、伊勢田 和幸、豊田 巳津男
福島原発 地域学習会 第1回横浜講演会
一、開催日時 2011年(平成23年)8月6日(土)午後6時より
二、開催会場 横浜市開港記念会館  2階 9号室
JR関内駅より県庁方面に徒歩約7分、横浜地裁前
三、演題「真正面から捉える放射能汚染の影響」
(資料代500円、学生・子供・障害者の方は無料です)
予約は、電話、FAX,メールで7月末までにご連絡ください。
四、講演者 日本消費者連盟副代表 天笠啓祐氏
五、主催 関東学院大学OB エネルギー研究会(代表:豊田巳津男) 
六、連絡先  ホームページURL:http://home.e01.itscom.net/yokohama/
メールアドレス:yokohama@01.e03.itscom.net
FAX:045-781-7972
連絡先電話:045-781-7972
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福島第一原発の暴発を防ぐために、地域で出来ることは何か
私たちは、3/11東日本大震災・福島第一原発事故発生の日より異常な政治と情報の氾濫の中に立たされています。
でも、私たちは「命を守り、次世代の子供を育む」という任務からは一歩も退却は出来ません。私たちにも大きな選択が突きつけられているのです。
まず、福島第一原発内原子炉は、未だに廃炉の目処も立たずに大気や海水を通して放射性物質を福島地域を問わず、日本列島・地球に拡散させ続けています
暴発の可能性すらあるのです。この現実からは、決して目を離さな暴発を防ぎ廃炉を目指して、誰もが出来ることを模索・行動する一歩が必要です。
次には、原発内原子炉から排出される大量の放射性物質が、大気や海水を通じて拡散し、周辺の県域をはるかに越え、この地域にも高い放射線量が測定されるようになりました。
私たちは、この目に見えない放射線の影響を過小評価、過大評価していないでしょうか。
日本人は、広島・長崎の原爆投下の洗礼を受け、30万にも及ぶ尊い命を失いました。
その後、その放射線の影響で沢山の人々が癌や白血病などあらゆる病魔に見舞われ、亡くなったり苦しんでいます。
福島第一原発内原子炉の事故は、この地域の私たちに、この広島・長崎と同じ病魔と闘うことを強いています。
私たちは、福島原発に立ち向かう以上の勇気で、この病魔と闘うことが必要です。
そのために何をこの地域で始めるべきでしょうか。
まずは、政治の混乱や情報の氾濫に振り回されること無く、しっかりとした地域のコンセンサスを作り出すことが必要です。
既存の組織には、依存することなく、相互に忌憚なく評価し合える井戸端会議から始まる地域ネットワークの形成が必要です。
福島第一原発地域学習会は、その集まりです。
そして、その集まりでは、現在の政治混乱・情報氾濫の原因を作ってきた人々と決別し、新たな原発原子炉現場で闘う人々、その周辺に住んで闘っている人々、全国から震災現場に出向いて闘った人々との会話を深め、現実をしっかり確かめることが必要です。
学習で物足りない人々は、現地に赴くべきです。
それにも増して、「命を守り、子供を育む」日常的な闘いの姿勢す。
その第1は、この地域での放射線値は益々増大していくことでしょう。
とにかく、誰もが放射線値を測る必要があります。今や、放射線値を計るガイガーカウンター(線量計)は、電化製品値段10万円程度で買えます。
一人で無理なら、井戸端会議グループで、グループで無理ならば、一寸広い地域ネットワークで整備し、日課のようにして測りましょう。
取り合えずの放射線量の単位はマイクロシーベルト時(μSv/h)です。この値が自然放射線以上の値0.1以上だと要注意です。
ただ、これは空気中の放射線値を測っているに過ぎません。
続いての問題は、放射能は空気中のみならず、土、水、そこに住む人間、動植物にも蓄積されているので、その放射線値を知る必要があります。
この測定には、測る対象によって、線量計の値段もまちまちです。
まずは、日頃摂食する食物の線量測定が必要です。
線量計の値段は一台50万円前後と高いですが、スーパーなど販売店での設置を要求しましょう。
「命を守り、子供を育む」ためには、必要なことです。
続いて、地域の動植物、土、水の線量測定が必要です。そして人間の線量測定(オールボディカウンティング)が必要です。これらは、地域の「命を守り、子供を育む」ために設けられている地方自治体に要求すべきです。
最後に、「命を守り、子供を育む」ためのネットワーク作りです。
そこでは、福島第一原発地域学習会を通じて、放射線量とその被害について、しっかりしたコンセンサスを得る必要があります。 
第1回講演会天笠啓祐氏の「真正面から捉える放射能汚染の影響」の案内はその第一歩です。
講演者は話題提供者です。その評価・判断は参加する人々の見識で
 福島第一原発地域学習会が、原発内原子炉の廃炉化に向けて・暴発を防ぎ、「命を守り、子供を育む」ための地域活動につながる努力を致します。
そして、「脱原発」、「食品・環境汚染を防ぐための行動」、「9.11集会、1000万人全国署名」につながるように行動します。広く県民の皆さんの参加を呼び掛けます。

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