2011年8月30日火曜日

20110828 福本勤先生からのメール、山本節子氏の8/27メールに 8/28 回答

福本勤先生からのメールを先生の許可を得て掲載します。
内容は、8/27日付け山本節子氏のメールに対する福本氏の返事です。


その初回のお二人の応答は、以下の通りです。



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差出人: 福本勤
件名: 貴メール有り難く拝受。要はPRECの上でベストの処理=サステナ処理。1項のURL修正。Re: 「読者各位のご質問と回答」について
日時: 2011年8月28日 17:00:57:JST

山本節子(反焼却市民の会・日本・代表)先生様  関係各位
E-mail(お返事)を書くのに時間がかかり、やっと送信しようとしましたところ送信出来ない「パソコン大トラブル」があり、遅くなってしまいました。  
先生のE-mailを、誠に有り難く拝受致しました。                                    
お陰様で、次の①、②、③・・・・などを 改めて 簡単ながら書くことになりました。                        
① 昔からの主張PREC(=資源・環境・コスト。福本の造語)の上でベストの廃棄物処理・リサイクル=サステナ処理していくのが望ましい。処理、リサイクルの言葉には係わらずに。(僕の会社「 日本サステナ㈱」は、この「サステナ」に因んで名づけました。)

② 焼却等の処理であろうと、(マテリアル・ケミカル)リサイクルであろうと、地域性等々を考慮してのリサイクル効率が可能な限り高い処理・リサイクルの方法で処理・リサイクルする。

③ ご記載の「生活環境中に放出される放射性物質の量を減らす」ではなく、「放射性物質が生活環境中に出ないようにする」が重要であり、両者は大きく・基本的・根本的に 違う。

その他多くのご質問にもお答えした積りです。


お望みの「報告書」: 2/6 [PDF3,851KB] 
先生のご質問へのご回答は、先生の質問文の中に(後に)、主として、青字で記入させて戴きます。  そのほうが、お読み戴くほうにも、好都合かと、勝手に愚考しますので。皆さん各位の氏名の後をご覧下さい。パソコントラブルがあり、青字にならない恐れがあります。従って 印も付しておきます

2011828 福 本  勤

日本サステナ㈱取締役
福 本        
環境保全工学研究所 
658-0001神戸市東灘区森北町4-15-16 TEL078-411-9606  
URL: http://www.eonet.ne.jp/~fukumoto/

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Subject: Re: 「読者各位のご質問と回答」について

福本さま、

私の個人的な質問に対し、個人的にご返事いただけるものと思っていましたが、たくさんの、存知あげていない方々に、氏名明記で返信されてしまわれたことに驚き、不快感をもっています。それで特に困ることはないとはいえ、前もってご連絡下さるのが筋ではないでしょうか。

 最初の貴E-mailでは、「私は現在、帰国中です。」との仰せ、ひょっとすると、海外でご活躍のお偉い方なのかな とは思いつつ、どなたにもお返事をと 可也の時間を割いて、慣れないキーボードを指1本で敲きながら、お返事を差し上げました。3回目のMailを戴いて、差出人名が、「山本節子(反焼却市民の会・日本・代表) 」となっていて、焼却反対のお偉い方、追求型のお偉い方 であることが分り、また、僕の周りには おおらかな方々、諸先生が多いだけに、ビックリしました。

このままでは、福本さまのメール受領者の方々に、私の意図が誤解されかねないので、全員に対し、私の質問を改めてお送りいたします(このやりとりは公開可)。なお、福本さまのメールは非常に読みにくいので、大意を変えない形で多少編集してあります。

1. 「報告書」はまだ届いておりません(hotmailにも)。お待ちしています。

●ご依頼の「報告書」を、2回 添付して お送りしようとしましたが、
: host mx3.mail.yahoo.co.jp[183.79.29.240] said: 554
   delivery error: dd Sorry, your message to hang05hau@yahoo.co.jp cannot be delivered. 
This account is over quota. - mta558.mail.kks.yahoo.co.jp (in  reply to end of DATA command)
というメッセージが出て、届きませんでした。仕方なく、このメッセージも付けて、E-mail させて戴いた次第です。
お望みの「報告書」は、調べましたところ、2/6 [PDF3,851KB]をクリックして戴ければ出てきます。

2.回答要点:「焼却、排ガス、排水処理等のどんなに進んだ処理技術でも 放射性物質を破壊する事は出来ません。(しかし)例えば、排ガス中の、放射性物質を含む飛灰を捕集したり、排水に含まれている放射性廃棄物を吸着したりする事によって、生活環境中に放出される放射性物質の量を減らす事は出来ます。 問題は、飛灰の捕集効率、 排水中の放射性廃棄物の吸着効率です」                               

● 「生活環境中に放出される放射性物質の量を減らす」などと僕は言っていません。「放射性物質が生活環境中に出ないようにする必要がある」と言っています。  「減らす」と「放射性物質が生活環境中に出ないようにする」とでは 大きく・基本的・根本的に 違います。 生活環境中に蓄積していきますので、「減らす」だけでは駄目なのです。 僕の考えを、このように、誤って要約されないよう 祈るばかりです。

(山本)破壊できないことはわかっていますが、念のためお伺いしました。                       
●分っていながら、どうして「お伺い」戴いたのでしょう。 お話し・「お伺い」の ご趣旨がスッキリしませんでした。

なお、ご回答は、放射能汚染廃棄物を焼却処理を前提にされておいでですが、環境省の方針を受けてのこととはいえ(●僕は環境省の方針を受けていません) 、「焼却ありき」という態度に疑問を抱かざるを得ません。捕集し、吸着した(できるとして)放射性廃棄物は、消えてしまうわけではありません。焼却後の行方を把握しておいでなのでしょうか。

●こういうことについては、 拙文シリーズ(1)~(8)で詳しく書いています。                                                 ●「「減らす」 と 「放射性物質が生活環境中に出ないようにする」 とでは 大きく・基本的・根本的に 違います。生活環境中に蓄積していきますので、「減らす」だけでは駄目なのです。」と書きました。

ダイオキシンでさえ、捕集効率は(環境省が言っているほど)高くない、と福本様もHPで指摘されておいでですが。  


● その通りです。 しかし、このこと(ダイオキシン類問題)と、上記のこと(放射性物質問題)とは可也違います(HPまでお読み誠に戴き有り難う)。 反焼却市民の会・日本・代表様、ご勉強を祈るばかりです。

3.回答要点: 「(高効率焼却炉における焼却処理がベストとの)主張に論理の飛躍はない」とのことですが、「長々と書いたから理解できないかもしれない」のではありません。

●その前後も含めて キチンとお読み戴ければ お分かり戴ける筈なのですが。

前段で、ご自身が福島県における焼却実験をあげ、必要な対照実験が行われていないこと、測定が十分なされていないことなどから、「134Cs137Cs等の濃度が相当大きい災害可燃性廃棄物を専焼する場合、134Cs137Cs等が生活環境中に排出されないことを示す試験結果になっていません」、「彼らの主張(99.9%の捕集効率)の間違いが実証されるのを回避したと言われても仕方がありません}と認めておいでなのです。つまり、焼却処理の有効性の説明にはなっていない。 それが急に「高効率の焼却炉ならOK」と来ては、専門家はさておき、普通の人間には「飛躍」にしか映りません。                                               
●飛躍では全くありません。その前後も含めてキチンとお読み下さい。 飛躍でないことが、お分かり戴ける筈です。 僕は、ご理解戴く為の最小限の言葉を使って書いています(長くはなりますが)。その最小限の言葉を省かれますと(要約されますと)、飛躍と映るのかもしれません。

ちなみに、「放射性物質濃度が相当大きい」とは、どのような濃度を想定しておいでなのでしょうか。これらの汚染廃棄物が焼却によって拡散し、周辺を汚染し、さらにそれがごみとして焼却されれば、拡散→濃縮ということが考えられるのではないでしょうか。                                                
●福島県や環境省が把握している筈の最も高い放射性物質濃度です。報告書には、当然それが記載されていなけれななりません。把握していないのでしょうか。把握していても記載するのを怠ったのでしょうか。最重要の試験条件の一つの記載がなく、不味い報告書になっています。森口先生が、山本先生の先に、同様のことを言っておられましたが(お読みになったでしょう?)、森口先生が試験の指導をされたのかな? 森口先生には、用事山積で 今猛烈に忙しくて 返事、質問は未だ できていません。

また、次の文章も問題だと思います。
「セシウム137Csの殆どは、例えばCsCO3の形で 飛灰の1/3中に含まれていると思われますが、一部ガス・蒸気状で存在する可能性を完全に否定できません。その場合、バグフィルターを通り抜けてしまいます【ここで問題にしている原子状の物質(例えばセシウム137Cs)は、環境中に見える形で存在することは少なく、分子(例えばCsCO3)の粒状~紛松状(推定)で存在しています】。」                                              
●この1/3は、Wordに書きました 「読者各位のご質問の一部 と回答(3頁)」の1頁の下の1/3です。

(山本)焼却炉の中や飛灰中の放射性物質の挙動がまったくつかめていないにもかかわらず、「飛灰の1/3中に含まれている」とされているのに驚きます。それなりの推測の根拠はおありなのでしょうが、そういうデータは存在しないはず。放射性廃棄物(濃度は別にして)を焼却で処理しようというのは、どの国も経験したことのない「実験」です。 

●この1/3は、Wordに書きました 「読者各位のご質問の一部 と回答(3頁)」の1頁の下の1/3です。 その時の添付Wordご参照。

また、放射性物質は(核種を問わず)、焼却という過程の中で他の物質と結合し、化合物を形成しているはずですが、それについても一切考慮されていない。ごみ焼却炉というのは純粋な物質を扱う化学反応釜ではありません。おそらくダイオキシンと結合する場合だってあるでしょう。その点を無視しておいてよろしいのでしょうか。(?)                                                                 
●こいうことは、言わずもがなのことです。こういう類のことまで真面に書き出したら切りがなく、それこそ長い長い文章になってしまいます。 私は、皆様から質問をお寄せ戴くので、サービスでお答えしています。 書くのに大変時間のかかるお話しのようなことについて(或いは本を調べればお分り戴けるようなことについて)の説明は、給料を貰って仕事をしている国立環境研究所員や大学の職員(教授、准教授等々)の仕事です。  問題の放射性物質とダイオキシン類との結合は、どういう根拠なり発想で おっしゃているのでしょうか? 菅が続発してきた思いつき ですか? 

〇また、バグフィルターについても、大きな論理の飛躍があると考えます。
「飛灰中のセシウム137CsCsCO3等は、バグフィルターなどで大部分捕集できます。問題は捕集効率で、そこで(環境省が主張する)99.9%以上かどうかを、実験・試験で確かめる必要あると言ってきた次第です」 「ガス、蒸気状セシウム137Csはバグフィルターを通り抜けてしまいます。これも(発表されているデータが少ないので)実験・試験で確かめる必要あります」

しかし、99.9%以上はと兎も角、その程度になる可能性はあり、蒸気状で存在するセシウム137Cs 極少か無視小かゼロの可能性もあります。これは、試験焼却で、バグフィルター等排ガス処理装置を通過した排ガス中の濃度がゼロ~検出下限値未満~無視小(生活環境に影響を及ぼさない濃度)になるのが確認出来さえすれば、発電効率20%以上の焼却炉での焼却がベストだと言ってきています。この濃度ゼロ~検出下限値未満~無視小にすることは、それほど難しい問題ではありません。」

(山本)〇「大部分捕集できる」とのことですが、廃棄物が捕集可能な固体でとどまるか、あるいはガス状に変化するか、どの大きさなら捕集できるか、その確立はどれくらいか、が問題だと思います。ところが、その根拠がまったく示されていないのに、後段で、突然、「ゼロに近くなる可能性がある」とされているから、これも普通の市民にとっては大飛躍です。

●こういう問題につきましては、どれだけの根拠があるか、データがあるかも含めて、拙文スリーズ(1)~(7)で書いています。  福島県の焼却施設の少しのデータも含めて書いています。 しかし、環境省や有識者委員のように、99.9%以上と断言せずに、排ガス処理設備を備えた(新)焼却施設を新設して確かめるように、再三再四 提言してきています(探しても中々出てこない文献調査だけで済まさずに)。 省略せずによくお読み戴ければ幸甚です。

バグフィルターは径が小さい微粒子(SPM)に対応することはできません。今、焼却排ガスで問題になっているのは、すでにPM10から、より径の小さいPM2.5という肉眼では見えない微粒子で、それを捕捉できるようなバグフィルターは、それこそ排ガスなど通せないのではないでしょうか。 そういうことはありません。このバグフィルターへの妄信が、各地の焼却炉でおきているダイオキシン値の超過につながっていると考えます。

●「焼却施設からのダイオキシン類の排出量が環境省発表量よりも実際は多くなっていること、大幅に減らす確実で効果的な方法があること」 につきましても、拙文スリーズ(1)~(7)のうちの どれか、(6)か(7)か(?) で詳しく書いています。 山本先生のご協力も戴ければ、環境省を説得して、大幅に減らすように出来るかもしれません。 NEDOが僕らの意見を取り入れて、実証試験をし、好結果を得ています。 上記拙文ご参照。

最後に、福本さまは「この程度の問題で、国~環境省~有識者検討会委員が スッキリした答を出せないのを、不可思議に思っています」とおっしゃっていますが、このあたりのことは、メーカーを含めた関係者が、みなわかっていると思います。焼却では放射能の問題を解決できない(むしろ悪化させかねない)、どうしよう、と.
福本さまの楽観がどこから来るのは、私は不思議でしょうがありません。                                      
●焼却せずに、リサイクルした場合、セシウム137などがくっついたリサイクル品が市場に出て来ないかと心配しています。こういう問題についても、 拙文シリーズ(1)~(8)で 、再三 書いています。  楽観できないので、環境省や有識者委員のDr.大迫国環研廃棄物センター長(Dr.森口先生の後任)らに、嫌われるほど、繰り返し言っています。「焼却では放射能の問題を解決できない(むしろ悪化させかねない)、どうしよう」と言っておられる具体例(メーカー名、発表者名、内容など)を、幾つでもお知らせ戴ければ幸甚です。  

ちなみに、以前のメールで、高効率発電施設として東京都の新江東清掃工場をあげておいでですが、ここは多くの問題で有名な炉であり、市民からは稼動停止の声があがっていることもお伝えしておきます。以下は参考まで。 

この4つとも、クリックしても出てきません。 概要をお知らせ戴ければ幸甚です。

山本節子(反焼却市民の会・日本・代表)
 ーーーーーーーーーー
2011828 福 本  勤

日本サステナ㈱取締役
福 本        
環境保全工学研究所 
658-0001神戸市東灘区森北町4-15-16 TEL078-411-9606  

--- On Fri, 2011/8/26,   wrote:

> セシウ 137Cs等の放射性物質で汚染された可燃性廃棄物の焼却排ガスの処理について(8)への 読者各位のご質問の一部 と回答福島県内災害廃棄物処理の環境省方針:主灰&飛灰の取扱い 推奨出来ない再生利用
汚染可燃瓦礫の焼却試験を実施:問題点 望ましい可燃瓦礫全部の高リサイクル効率の高効率発電焼却 原発&ごみ発電の状況 被災3県に関する情報
> 回答の殆どは、拙文シリーズ(1)(8)の中にあるのですが、長々と書いているからでしょうか、きちんと 丁寧に お読み戴ける時間がないようです。 以下と同じ拙文を添付しています。 複数通届いたらご容赦下さい。 2011826 福本
> ★ご質問と回答(1)
>  -----Original Message-----
>  From: 山本節子 Sent: Thursday, August 25, 2011 9:26 AM To:
> Subject: Re: 望ましい可燃瓦礫全部の高リサイクル効率の高効率発電焼却
> 福本様、いつも情報有り難うございます。私は現在、帰国中です。
>
> 早速ですが、8月24日のメールについて、二つほどお尋ねしたいので よろしくお願いします。
1. 「環境省が福島県で行った焼却試験については、報告書があるのでしょうか。」 返事(回答) 同報告書を添付させて戴きます。

2.「同省が、当然行うべき対照試験を怠ったのは、現在の焼却技術では放射性廃棄物は破壊できないと分っているからではないかと考えます。この点、福本様が「彼らの主張の間違いが実証されるのを回避したのかも」と記されているのに、同意見です。」 返事(回答) 焼却、排ガス、排水処理等のどんなに進んだ処理技術でも 放射性物質を破壊する事は出来ません。例えば、排ガス中の、放射性物質を含む飛灰を 捕集したり、排水中の放射性廃棄物を吸着したりする事によって、生活環境中に放出される放射性物質の量を減らす事は出来ます。 問題は捕集効率、吸着効率です。質問3への返事もご参照。

3. 「しかし、この後、汚染廃棄物は全量、高効率焼却炉(ごみ発電施設)で焼却するのがベストであると主張されていますが、このつながりがよく分りません。そこには論理の飛躍があるように見えるので、ご教示いただければ幸いです」


返事(回答) 論理の飛躍はないと思います。本報告シリーズ(1)(7)では、こういうご質問が出ないように書いている積りですが、説明が長すぎて、充分お読み・ご理解 戴くお時間がないのではないかと思います。 こういう方、諸先生が他にも多いようですので、改めて説明させて戴きます。 >
> 放射性物質の一つのセシウム137Csの殆どは、例えば CsCO3(ガス、蒸気状でない)の形で 飛灰の1/3中に含まれているものと思われるのですが、その一部が ガス・蒸気状で存在する可能性を完全に否定できません。 排ガス中にセシウム137Cs ガス状で存在して(含まれて)いますと、セシウム137Cs はバグフィルターを通り抜けてしまいます【セシウム137Csにしろ 何にしろ、ここで問題・対象にしているものは、原子(例えばセシウム137Cs)状で生活環境中に見える形で存在することは少なく、分子(例えばCsCO3)の粒状~紛松状(推定)で存在しています】。 これについての詳細は、「セシウム 137Cs等の放射性物質で汚染された可燃性廃棄物の焼却排ガスの処理について(1)~(7)」 をご参照下さい。
>
> 飛灰の中に含まれているセシウム137Cs 或いは CsCO3 は、バグフィルターなどで大部分捕集できます。 問題になるのは 捕集効率です。この捕集効率が99.9%以上と環境省や検討会委員は主張してきています。 そこで99.9%以上かどうかを、実験・試験で確かめる必要あると僕は言ってきた次第です。
>
> もう一つの「セシウム137Csの一部がガス、蒸気状で存在する可能性」ですが【この場合 ガス、蒸気状、セシウム137Cs バグフィルターを通り抜けてしまいます】、これも実験・試験で確かめる必要あると僕(福本)は言ってきた次第です(発表されているデータが少ないので)
>
> 放射性物質が生活環境中に少しでも出ないようにする必要があることから、かなり強く言ってきており、「実験・試験で確かめるように」 と再三再四言ってきていました。 しかし、99.9%以上はと兎も角、その程度になる可能性はあり、蒸気状で存在するセシウム137Cs 極少か無視小かゼロの可能性もあります。「・・・・(1)~(7)」 をご参照下さい。 詳しく 述べています。
>
セシウム137Csなどの含有量が最も高いと思われる可燃性災害廃棄物を試験焼却して、バグフィルター等排ガス処理装置を通過した排ガス中の、セシウム137Csなどの濃度がゼロ~検出下限値未満~無視小(生活環境に影響を及ぼさない濃度)になることが、確認出来さえすれば、焼却して、発電効率が20%以上の高発電効率発電(高いサーマルリサイクル効率)をするのが、電力が足りなくなっていて困っている折柄でもあり、ベストと言ってきています。 そうすれば、セシウム137Csなどで汚染されたリサイクル品が 市場に出回る心配も 皆無になります。 これ【上記のセシウム137Csなどの含有量が最も高いと思われる可燃性災害廃棄物を試験焼却して、バグフィルター等排ガス処理装置を通過した排ガス中の、セシウム137Csなどの濃度がゼロ~検出下限値未満~無視小(生活環境に影響を及ぼさない濃度)にすること】は、それほど難しい問題ではありません。 繰り返しになりますが、上記の確認の為の、実証試験をするように、環境省~有識者検討会委員に 再三再四 言ってきた次第です。もしも、生活環境に影響を及ぼす濃度のセシウム137Cs などが検出されれば、バグフィルター等排ガス処理装置をより高度にすれば、不検出に出来る筈です。 この際 費用の増加は当然避けることは出来ません。この程度の問題で、国~環境省~有識者検討会委員が スッキリした答を出せないのを、不可思議に思っています。

> 筆者の上記提言を酌んでか酌まずにか 環境省は7月13、14日に焼却試験を行いました。 しかし、セシウム137Csなどの含有量が 東電・福島第1原発敷地外の福島県の中で、最も高いと思われる可燃性災害廃棄物を、試験焼却して、バグフィルター等排ガス処理装置前後のセシウム137Csなどの濃度が 果たしてどれだけになるかになるか の測定が行われていません。

> ①セシウム 137Cs などの含有量が低いと思われる可燃性災害廃棄物2割と ②毎日出ている生活ごみ8割 との混合物の試験焼却をして、バグフィルター等排ガス処理装置後の セシウム 137Cs などの濃度測定が行なわれているのですが、これでは 上記確認の為の実証試験になりません。

これを書くのに手間暇が 結構かかりましたが、不明の点が未だありましら、遠慮なくお尋ね下さい。    

日経 BP ECO JAPAN   リポートに 井部正之ジャーナリストが連載の「どうなる放射能汚染物の処理【1】すべては燃やしてからで本当によいのか」 は感心 できるリポートでなく 残念ですね。  


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 (山本節子氏メール)
件名: Re: 「読者各位のご質問と回答」について
日時: 2011827 18:43:37:JST 

福本さま、

私の個人的な質問に対し、個人的にご返事いただけるものと思っていましたが、たくさんの、存知あげていない方々に、氏名明記で返信されてしまわれたことに驚き、不快感をもっています。それで特に困ることはないとはいえ、前もってご連絡下さるのが筋ではないでしょうか。
このままでは、福本さまのメール受領者の方々に、私の意図が誤解されかねないので、全員に対し、私の質問を改めてお送りいたします(このやりとりは公開可)。なお、福本さまのメールは非常に読みにくいので、大意を変えない形で多少編集してあります。

1.「報告書」はまだ届いておりません(hotmailにも)。お待ちしています。

2.回答要点:「焼却、排ガス、排水処理等のどんなに進んだ処理技術でも 放射性物質を破壊する事は出来ません。(しかし)例えば、排ガス中の、放射性物質を含む飛灰を捕集したり、排水に含まれている放射性廃棄物を吸着したりする事によって、生活環境中に放出される放射性物質の量を減らす事は出来ます。 問題は、飛灰の捕集効率、 排水中の放射性廃棄物の吸着効率です」
(山本)破壊できないことはわかっていますが、念のためお伺いしました。
なお、ご回答は、放射能汚染廃棄物を焼却処理を前提にされておいでですが、環境省の方針を受けてのこととはいえ、「焼却ありき」という態度に疑問を抱かざるを得ません。捕集し、吸着した(できるとして)放射性廃棄物は、消えてしまうわけではありません。焼却後の行方を把握しておいでなのでしょうか。ダイオキシンでさえ、捕集効率は(環境省が言っているほど)高くない、と福本さまもHPで指摘されておいでですが。

3.回答要点: 「(高効率焼却炉における焼却処理がベストとの)主張に論理の飛躍はない」とのことですが、「長々と書いたから理解できないかもしれない」のではありません。
前段で、ご自身が福島県における焼却実験をあげ、必要な対照実験が行われていないこと、測定が十分なされていないことなどから、「134Cs137Cs等の濃度が相当大きい災害可燃性廃棄物を専焼する場合、134Cs137Cs等が生活環境中に排出されないことを示す試験結果になっていません」、「彼らの主張(99.9%の捕集効率)の間違いが実証されるのを回避したと言われても仕方がありません}と認めておいでなのです。つまり、焼却処理の有効性の説明にはなっていない。それが急に「高効率の焼却炉ならOK」と来ては、専門家はさておき、普通の人間には「飛躍」にしか映りません。

ちなみに、「放射性物質濃度が相当大きい」とは、どのような濃度を想定しておいでなのでしょうか。これらの汚染廃棄物が焼却によって拡散し、周辺を汚染し、さらにそれがごみとして焼却されれば、拡散→濃縮ということが考えられるのではないでしょうか。
また、次の文章も問題だと思います。
「セシウム137Csの殆どは、例えばCsCO3の形で 飛灰の1/3中に含まれていると思われますが、一部ガス・蒸気状で存在する可能性を完全に否定できません。その場合、バグフィルターを通り抜けてしまいます【ここで問題にしている原子状の物質(例えばセシウム137Cs)は、環境中に見える形で存在することは少なく、分子(例えばCsCO3)の粒状~紛松状(推定)で存在しています】。」
(山本)焼却炉の中や飛灰中の放射性物質の挙動がまったくつかめていないにもかかわらず、「飛灰の1/3中に含まれている」とされているのに驚きます。それなりの推測の根拠はおありなのでしょうが、そういうデータは存在しないはず。放射性廃棄物(濃度は別にして)を焼却で処理しようというのは、どの国も経験したことのない「実験」です。
また、放射性物質は(核種を問わず)、焼却という過程の中で他の物質と結合し、化合物を形成しているはずですが、それについても一切考慮されていない。ごみ焼却炉というのは純粋な物質を扱う化学反応釜ではありません。おそらくダイオキシンと結合する場合だってあるでしょう。その点を無視しておいてよろしいのでしょうか。

〇また、バグフィルターについても、大きな論理の飛躍があると考えます。
「飛灰中のセシウム137CsCsCO3等は、バグフィルターなどで大部分捕集できます。問題は捕集効率で、そこで(環境省が主張する)99.9%以上かどうかを、実験・試験で確かめる必要あると言ってきた次第です」 「ガス、蒸気状セシウム137Csはバグフィルターを通り抜けてしまいます。これも(発表されているデータが少ないので)実験・試験で確かめる必要あります」
しかし、99.9%以上はと兎も角、その程度になる可能性はあり、蒸気状で存在するセシウム137Cs 極少か無視小かゼロの可能性もあります。これは、試験焼却で、バグフィルター等排ガス処理装置を通過した排ガス中の濃度がゼロ~検出下限値未満~無視小(生活環境に影響を及ぼさない濃度)になるのが確認出来さえすれば、発電効率20%以上の焼却炉での焼却がベストだと言ってきています。この濃度ゼロ~検出下限値未満~無視小にすることは、それほど難しい問題ではありません。」

(山本)〇「大部分捕集できる」とのことですが、廃棄物が捕集可能な固体でとどまるか、あるいはガス状に変化するか、どの大きさなら捕集できるか、その確立はどれくらいか、が問題だと思います。ところが、その根拠がまったく示されていないのに、後段で、突然、「ゼロに近くなる可能性がある」とされているから、これも普通の市民にとっては大飛躍です。
バグフィルターは径が小さい微粒子(SPM)に対応することはできません。今、焼却排ガスで問題になっているのは、すでにPM10から、より径の小さいPM2.5という肉眼では見えない微粒子で、それを捕捉できるようなバグフィルターは、それこそ排ガスなど通せないのではないでしょうか。このバグフィルターへの妄信が、各地の焼却炉でおきているダイオキシン値の超過につながっていると考えます。

最後に、福本さまは「この程度の問題で、国~環境省~有識者検討会委員が スッキリした答を出せないのを、不可思議に思っています」とおっしゃっていますが、このあたりのことは、メーカーを含めた関係者が、みなわかっていると思います。焼却では放射能の問題を解決できない(むしろ悪化させかねない)、どうしよう、と.
福本さまの楽観がどこから来るのは、私は不思議でしょうがありません。ちなみに、以前のメールで、高効率発電施設として東京都の新江東清掃工場をあげておいでですが、ここは多くの問題で有名な炉であり、市民からは稼動停止の声があがっていることもお伝えしておきます。以下は参考まで。

http://kyoto-seikei.com/10-0804-n2.htm
http://www.city.koto.lg.jp/seikatsu/kankyo/kusyugomi/suigin.html
http://blog.goo.ne.jp/wa8823/e/c6e44df29a75f6abf8d494e4201c19c5
http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2011/06/post-9383.html

山本節子(反焼却市民の会・日本・代表)
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