「坊岡住民のくらしと命を守る会」お世話役の方から以下文書&ニュースレターが届きました。
1。20110801 坊岡住民のくらしと命を守る会:環境省大臣宛 「北但行政交付金申請文書に関する質問書」
2。20110801 坊岡住民のくらしと命を守る会:兵庫県知事宛 質問書
3。20110725 坊岡住民のくらしと命を守る会:環境省大臣宛 質問書(再提出)
4。20110801 坊岡住民のくらしと命を守る会:北但行政事務組合管理者宛 質問書
5。20110726 坊岡住民のくらしと命を守る会:ふるさと No.52
感謝:
1。20110801 坊岡住民のくらしと命を守る会:環境省大臣宛 「北但行政交付金申請文書に関する質問書」
2。20110801 坊岡住民のくらしと命を守る会:兵庫県知事宛 質問書
3。20110725 坊岡住民のくらしと命を守る会:環境省大臣宛 質問書(再提出)
4。20110801 坊岡住民のくらしと命を守る会:北但行政事務組合管理者宛 質問書
5。20110726 坊岡住民のくらしと命を守る会:ふるさと No.52
感謝:
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1。20110801 坊岡住民のくらしと命を守る会:環境省大臣宛 「北但行政交付金申請文書に関する質問書」
環境省江田五月大臣殿
環境省廃棄物リサイクル対策部部長殿
同廃棄物対策課杉山健施設第一係長殿
平成23年8月 1日
北但行政交付金申請文書に関する質問書
松原朋惠が貴省に対し6月17日付で情報公開請求した開示文書「平成21年度循環型社会形成推進交付金」についてのやりとり文書を7月26日付で受け取りました。以下の事項につき、回答を求めます。
記
1.環整第1039号の2 平成23年4月8日 「平成21年度循環型社会形成推進交付金交付額確定通知書」 (井戸敏三兵庫県知事から松本龍環境大臣へ)が出されている。
環整第1039 平成23年4月8日 「平成21年度循環型社会形成推進交付金交付額確定通知書」 (井戸敏三兵庫県知事から北但行政事務組合へ)で平成23年4月1日付け北行組第1号の事業報告に基づき交付額を14,119,000 円に確定したとしている。
環境省前志太健一係長は回答文書(5/19 )で翌年度繰越額が「14,119,000 円」としている。これでは交付金は全て、翌年度に回したことになる。
その上、志太前係長は14,729,000 円を不用額として北但が国庫に戻したと回答していた。様式7-2の差引額14,729,000 円(交付決定額52,808,000 円-交付実績額 38,079,000 円)に一致する。
21年度の交付金額決定がなぜ、平成23年4月8日なのか。また、交付額の決定は環境省の責任に於いて行われていると理解しているが、一体だれの責任で交付額を決定しているのか。
2.北行組第1号平成23年4月1日 「平成21年度循環型社会形成推進交付金事業実績報告書」 (北但行政事務組合から井戸敏三兵庫県知事へ)が出されているが、様式7-3に3つの不審な変更が認められる。
①当該年度事業:平成21年4月1日~平成23年3月31日完了予定年月日はいつ変更になったのか。その文書を明らかにせよ。
②当該年度事業総事業費: 92,608,000 円に変更されている。北但行政事務組合が情報公開文書を間違えたとして、環境省と北但行政事務組合が正しいとする文書を坊岡住民のくらしと命を守る会に送
付してきた。北但が5月13日付、環境省が5月19日付である。そのどちらも当該年度事業費は136,139,000 円となっていた。当該年度事業完了予定年月日は平成22年3月31日となっていた。
4月8日に変更になったとすれば、環境省は当然5月19日には変更されたものを「正しい文書」として送付してくるのが筋である。
③21年度事業実績報告がなぜ、23年4月1日付けなのか。北但行政は広報誌「ほくたん便りNo.10」 (平成23年1月)で21年度の決算報告をしている。 「国庫支出金」は22,366,000 円と報告。
議会承認を得、住民に公表した国の交付額を3ヶ月後に変更したのは解せない。
それぞれの項目につき、ひとつひとつ、厳格に答えるよう要求する。
〒 兵庫県豊岡市竹野町坊岡319
669-6331
坊岡住民のくらしと命を守る会
津禰鹿知己
松原朋惠(共有地権者)
2。20110801 坊岡住民のくらしと命を守る会:兵庫県知事宛 質問書
兵庫県知事
井戸敏三様
平成23年8月 1日
質問書
兵庫県に対し、松原朋惠は5月14日付で、北但行政事務組合の「循環型社会形成推進交付金」にかかる環境省と兵庫県と北但行政事務組合のやりとり文書すべてを情報公開請求した。兵庫県が5月26日付で公開決定し、公開文書を受領した。
ところが、改めて、情報公開請求した環境省の7月26日付公開文書によれば、兵庫県は4月8日付で環境省に対し、「21年度循環型社会形成推進交付金交付額確定通知書」なるものを出していたことが分かった。以下の点につき疑義があるので、質問に答えるよう要求する。
記
1.4月8日付で兵庫県が環境省に出した公文書がなぜ、5月26日に情報公開されなかったのか。明確な説明を求める。
2.5月6日付で「坊岡住民のくらしと命を守る会」は環境省に対し、情報公開された21年度交付金文書の金額の違い(当該年度事業の総事業費を北但行政は0円、環境省は 136,139,000円)について質問書を出した。 環境省は兵庫県に問い合わせたとして、出金伝票をつけて、5月19日付で正しいとする文書を送ってきた。当該年度事業の総事業費は136,139,000 円が正しく、北但行政の 0 円が間違いだとしていた。
ところが兵庫県は4月8日に「21年度循環型社会形成推進交付金交付額確定通知書」を環境省へ送り、「当該年度事業総事業費」は 92,608,000 円で、交付金額は 14,119,000 円 に変更決定したと通知していたという。しかも、当該年度事業の完了予定年月日が「平成23年3月31日」に変更されていた。いったい、どれが正しい当該年度総事業費で、どれが正しい交付金額なのか。当該年度という単年度が2年に及ぶ期間に変更されたのは不自然である。 この3点につき納得のいく説明を求める。
平成23年7月1日付兵庫県告示第737 号で兵庫県は北但行政事務組合に対し、「都市計画事業の認可の告示」をしたとされている。上記のごとき不明朗会計をしている事業者に兵庫県の事業認可は不適切である。また、兵庫県がこの不明朗会計に深く関わっていることが疑われるので、だれもが納得のいく説明を求める。
〒 豊岡市竹野町坊岡319
669-6331
坊岡住民のくらしと命を守る会
津禰鹿知己
松原朋惠(共有地権者)
3。20110725 坊岡住民のくらしと命を守る会:環境省大臣宛 質問書(再提出)https://docs.google.com/viewer?a=v&pid=explorer&chrome=true&srcid=0BzopYmjFsal1MTJlMzEzMzYtMWFhNS00MzMyLTlmOTUtNWJmZTQ4MWEwZDMx&hl=en_US
環境省江田五月大臣殿
環境省廃棄物リサイクル対策部部長殿
同廃棄物対策課杉山健施設第一係長殿
平成23年7月25日
(再提出)
質問書
坊岡住民のくらしと命を守る会は、貴省に対し、7月6日付で質問書を送付しましたが、前任者の志太健一氏は、真摯に答えることもなく、後任に引き継ぐこともせず、放置されましたので、質問書を再提出いたします。
「循環型社会形成推進地域計画」は「自治体の一般廃棄物処理のための交付金施策」と理解しています。北但行政事務組合が焼却ごみに「汚泥」を入れることについて、いつの時点で、どのような法的根拠に基づいて許可をされたのでしょうか。
ちなみに兵庫県下で、一般廃棄物処理場で汚泥を混焼している所はないと兵庫県下水道の職員は証言しています。汚泥は産業廃棄物であり、管轄は国土交通省です。兵庫県は神戸市などで、汚泥のバイオガス化を全国に先駆けて進めており、資源の循環利用、廃棄物処理のモデルとされています。
これから高い税金を投じて新施設を造ろうとする北但行政の計画は汚泥を有効利用する姿勢も理念も無い計画と言われても止む終えないと考えます。北但の計画は現在より増えるごみ予測値となっており、現有施設の半分しかないごみ量の増量に使われようとしているとさえ疑われています。
兵庫県下でも、混焼していない汚泥焼却を環境省が「循環型社会形成推進地域計画」で混焼を認めた、許可した理由と根拠、時期をお示し下さい。
北但行政事務組合が「循環型社会形成推進地域計画」の環境省提出前提には、各構成市町の「一般廃棄物処理基本計画」が作られることが廃棄物処理法で決められているにもかかわらず、構成各市町は独自に作っていませんでした。かくも杜撰な計画に環境省が許可を与えたことが今、問われています。 合わせて、早急に文書にてご回答をお願いいたします。
坊岡住民のくらしと命を守る会
津禰鹿知己
4。20110801 坊岡住民のくらしと命を守る会:北但行政事務組合管理者宛 質問書
北但行政事務組合
管理者中貝宗治殿
平成23年8月 1日
質問書
当会は貴組合より5月15日付で情報公開文書を間違えたという謝罪文と、正しいとする「平成21年度循環型社会形成推進交付金事業(様式1-3) 」を受け取った。「当該年度事業の総事業費」が貴組合のものは先の公開文書では0円であったのに対し、正しいとされる文書では136,139,000 円となっていた。交付金額は45,377,000 円だった。
ところが、このたび、環境省が情報公開した文書(7月26日付)によれば、同欄の金額 92,608,000 円に変更され、交付金額も 14,119,000 円に変更されていた。
変更決定日時は平成23年4月8日となっている。 よって以下の点につき重大な疑義があるので、質問に答えるよう要求する。
記
1.平成23年4月1日に貴組合が兵庫県に21年度実績報告を提出し、4月8日に「21年度交付額」が決定され、当該年度事業の総事業費と交付額が変更されていたのに、5月15日付で当会に送られてきた文書はなぜ、訂正前の金額であったのか。金額を問題にしているのに、なぜ、正しい金額の文書が当会に送られなかったのか。
2.貴組合は広報誌「ほくたん便りNo.10 号」 (平成23年1月発行)で、21年度決算報告を載せ、市民に21年度の会計報告をしている。 「国庫支出金」は 22,366,000 円と報告している。なぜ、決算報告まで済ませた21年度の交付金事業の「工事完了予定年月日」を平成23年3月31日に変更し、同4月1日、上記変更金額の実績報告を貴組合が県に出したのか。
3.なお、「ほくたん便りNo.10 号」に報告された「国庫支出金22,366,000 円」は4月8日に決定報告された14,119,000 円と違うのはなぜか。
4.5月19日付、環境省廃棄物対策課志太健一前施設第一係長が、当会への回答文書で「14,729,000 円は北但行政が不用額として国庫に戻した」と書いている。4月8日 に決定した交付金額14,119,000 円よりも多く返納する交付金事業とはどういうものなのか説明を求める。
5.また、志太前施設第一係長が上記回答文書で「北但が翌年度に繰り越した」と証言している額14,119,000円と、4月8日に交付決定したとされる額円14,119,000 が同じなのはなぜか。明確な説明を求める。
北但行政はかくも疑義に満ちたことをしながら、 「土地収用法」を大上段に掲げて地権者に脅しをかけているが、だれもが納得する説明がない限り、公共事業とはいえ、市民の協力は得られない。早早急な回答を要求する。
坊岡住民のくらしと命を守る会
津禰鹿知己
5。20110726 坊岡住民のくらしと命を守る会:ふるさと No.52
ふるさと
No.52
2011. 7. 26
坊岡住民のくらしと命を守る会
兵庫県内で汚泥を一般焼却炉で混焼している所はどこもありません
汚泥は産業廃棄物です。汚泥は国土交通省の管轄です。北但行政の進めている事業は環境省の交付金事業です。 いったい、環境省はどんな根拠に基づいて、一般ごみ施設で汚泥混焼の計画を認めたのでしょうか。環境省に質問書を出しましたが、 係官は返事をしないまま、異動時期でもないのに、 配転になってしまいましたので、再度、質問書を出しました (7/25 。兵庫県に問い合わせると「汚泥を一般廃棄物と混焼している所はどこもありません」と回答しました。北但行政の「広域ごみ・汚泥処理施設建設」 事業は、最初から当 たり前でないことを進めていることが明らかになりました。
汚泥からバイオガス ~ 東灘下水処理センターを見学 (6/28)
兵庫県は資源循環の観点から、下水汚泥からバイオガスを取り出し、市営バスや車、関西ガスに供給しています。今後は焼却されている生ゴミ、木くずなどもバイオガスに利用を広げていく予定とのことです。資源の有効利用、環境面からも注目されています。人口規模が多い都市とはいえ、同じ兵庫県の話です。何でも焼却の北但行政は時代に逆行しています。原発事故以来、小規模エネルギーの活用、地域資源の見直しなど、地域に根ざした施策が急がれています 。 世界に尊敬される環境都市・豊岡が期待されています。
無責任 、 ずさんな北但行政
北但行政はこれまでにも土地取得をしながら、財産取得の例規集を定めていなかったり交付金申請の情報公開文書を間違えるなど、常識では考えられないミスがしばしば明るみに出ています。今、北但行政は立木トラストを目の敵にして動き回っていますが、立木トラストを仲介した環境団体と交渉した時(6/12)の一問一答は驚くばかりの無責任さです。
団体役員 : 北但行政が設立されたのはいつですか?
北但職員 : さあ ~、この四月に着任したばかりで、分かりません 。
団体役員 : 北但さんが進めている事業概要を説明して下さい。
北但職員 : えっ! それは~。 現地の説明会で配った資料がありますのでどうぞ。
団体役員 : 事業内容も説明できないの? ごみ原単位はどうなっていますか?
北但職員 : さあ~(この職員は5月北但議会で堂々と答弁していた人物で 。
団体役員 : おたく達は何も答えられなかったので、何も進展しなかったことを確認しますよ。
これがコンサルタント任せ、丸投げごみ行政の実態です。行政の言う「安全、安心」が信頼できますか?
北但行政が議員視察した鳴門市クリーンセンター・・・市民の悔い
7月4日~5日にかけて議員視察した中に「鳴門クリーンセンター」があります(2008年稼働。行政は新しい施設を見せることに意欲を燃やしていますが、鳴門市民の検証は厳しい批判に満ちています「鳴門市ごみ処理基本計画」の杜撰さが北但とまるでそっくりなのです。「過大な人口予測、過大なごみ量予測」で造られた施設のため、「ごみが減らない。ごみ削減のチャンスを失った」と悔いているのです(「 市民がつくる環境白書」より)。
『 ごみ処理とくらしを考える署名』にご協力を!
~ 豊岡市・香美町・新温泉町の事務監査直接請求の署名~
「 北但ごみ処理とくらしを考える会 」 では北但全域で事務監査請求の署名活動を近く始めます。 広域・焼却中心のごみ処理の見直しを求めていきます。
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