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最近、福島原発行動隊の動きが活発になってきた。
今までの会議中心の活動から、ようやく行動方針が具体化しつつある。
その行動を要約すると、
1)行動隊本体の行動方針で、原子炉を含む20km圏内でのモニタリング調査と瓦礫処理の方針 である。 いずれにしても20km圏内に東電以外の関係者が入れることは重 要なことである。
2)行動隊本体とは別の自主活動が動き出した。大阪での地域支部は出来たし、横浜での集会も企画された。 インターネットの利用も自主的なグループが沢山動き出している。
3)その他にも、原子炉労働者の医療体制、東京電力社内組織である「福島第一安定化センター」に代わる、 総合的な国家プロジェクトチーム「事故収束実行チーム」 の結成などの提起が為された。具体的には、以下を参照。 8月3日に実際に提出された提案された内容は修正されています。
http://www.seihosha.jp/down/110803-teianB.pdf
続いて、自主活動の1つとして、いわき市久之浜地域の瓦礫処理行動を行う提案があった。 ゴールデンウイーク時には、150, 60名もいたボランティアが1現在は5,6名と少なくなった。 名実ともに行動隊の出る幕とも言えそうだ。でもここは39km圏、 私が今までに通ってきた四倉地域とは隣り合わせ、 本格的な活動とは程遠い。 この活動には私も参加することにした。私はこれで、 7回目の福島行きとなる。
行動隊の呼びかけ文は、以下の通りである。
http://bouhatsusoshi.jp/pdf/110812fukushima-ni-iko.pdf
続いて、情報としては知っておくべきデータが立川市大沢市議の報告が青梅 市のH氏から寄せられています。れています。
ただ、今後の検証問題がありますので、コメントしません。
「原発事故がもたらしたもの、地方自治体の苦悩
立川市議 大沢ゆたか
想定外の焼却灰から放射能の影響
東京23区内の江戸川清掃工場の焼却飛灰から8000Bq/kgを超える放射能が検出され、保管せざるを得ませんでした。
三多摩地域では7月末に一斉に測定を始めたようですが、現時点で結果は出ていても、 公表は8月中旬にということで詳細は分かりません。
しかし、漏れ伝えられる情報によると23区ほどではないにしても2000 Bq/kgほどは出ているようです。
エコセメント工場では三多摩400万市民が出すごみの焼却灰が毎月6500t程処理されているので、 大量の放射性物質と共に日の出町の二ツ塚処分場で処理されること になります。
この放射能が一体どこに行っているのでしょうか。エコセメント製品に残留しているのか、 工場のバグフィルターに捕捉されているのか、 大気中に漏れ出ているのでしょうか。
7月末に排ガス、放流水、還元される重金属、製品の粉体セメントの4種類の試料採取し測定を始めていますが発 表は8月末のようです。
気体状の放射能はバグフィルターを通過するかもしれません。
だとすると一体どれだけの放射能が日の出町や青梅市に降り注ぐことになるのでしょう。
被災瓦礫の焼却は汚染地域の拡大につながる。さらに、倒壊家屋などの被災瓦礫の焼却処理の問題もあります。福島、 宮城、 岩手の3県で発生した災害廃棄物は計約2490万トンに上ると推 計されています。
立川市での1年間に出るごみの量は約5.7万tですが、膨大な廃棄物をどうするか頭の痛い問題です。しかし、 今回はさらに厄介なことにそれらのごみには大量の放射性物質が付 着しているということです。
(PCBやアスベスト、津波による塩分等の問題もあります。)
放射性物質をこれ以上拡散させてはなりません。米や野菜・果物、魚や海藻など第一次産業にこれ以上汚染の広がりという被害を与え るわけにはいきません。 福島の子どもたちが避難すべき場所をこれ以上汚染させてはなりま せん。
首都圏が必ずしも安全とは言えませんが、比較的汚染の少ない地域で放射能汚染を拡散させる愚かなさ選択を してはならないはずです。(2011年8月9日)」
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