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なお、このメール配信、私(満田)の判断で、勝手に送らせて頂いています。
今日は羽村市ゆとろぎ会館で開催されたNPO法人「チェルノブイリへのかけはし」 の代表である野呂美加さんの講演会に参加してきました。 チェルノブイリ原発事故によって大きな放射能被害を受けているベラルーシ、 そこに住む子供達の転地療法を北海道で17年以上も続けられてい る実話談です。
私の最初の驚きは、放射線障害には、転地療法が必要であるし、有効であるということです。福島原子炉事故で、 残念ながら今年はベラルーシの子供達の受け入れを出来なかった ようですが、この実戦経験は素晴らしいものです。
それにベラルーシはチェルノブイリ事故のときには、ソビエト連邦の一員、コルホーズという集団農場での地産地消、 人々は地元で取れた食物を食べて生活すると理想的な生活形態が災 いして、放射線汚染された食物を食べ続けた結果、放射線量0. 4μSv/hという小さな線量値にもかかわらず、 数年を経てほとんどの人々に病気が発生、 集団疎開をせざるを得なかった。0.4μSv/hと言えば、 福島原子炉周辺地域であれば、 50km圏であろうが常時観測されるところ、 国の制度の違いもあるかと思いますが、 地域にとっては重大事項です。
測定されている線量計ではセシューム137を測るためのものですが、この線量計で3/15日に福島県郡山に入った時には、 10μSv/h近くを記録したと述べられていました。3/ 15は福島原子炉で水素爆発が起きた時、 例の東大アイソトープ研究所の児玉龍彦さんの測定でも千葉県柏市 でも同じ値が記録されたようで、 福島原子炉が広島原爆22個分の放射性物質をバラ撒いたことにな るようです。
チェルノブイリ事故による放射線障害の増大した最大の要因は、日本の広島放射線影響研究所重松所長を団長として国連 IAEAの 調査団が現地入りして、 当時周辺地域には甲状腺の被害が発生していたにも関わらず、 風土病として片付けたことによるものです。 ベラルーシの人々は国連調査団の結論を期待していて裏切られた 、 そしてそれに日本人が加担したと二重の怒りを持ち続けているよう です。この重松団長の弟子でもあった、 山下長崎放射線影響研究所教授が、 福島県の放射線影響調査の顧問になったことも、 日本の行政の有り方「懲りない」を示している。 この事実はいわき市での広河隆一講演会でも確認されたことです。
最も重要なことは、放射線障害が、その線量値の大きさによる影響よりも、それを受ける人々の体調、 食習慣、生活習慣に依存することが大きいことです。 子どもは大人の10倍以上の影響も受けますし、 放射性物資の代謝は子どもは早いですが、大人は遅いので、 放射線障害において、大人は小さい、 子供は大きいとは単純にはいえないことです。 身体の弱い部分への影響が大きいので、 常に健康には配慮しなければならない。特に、母親は、 子どもの食事には最大限に注意して、線量値を確認してから、 料理することも必要です。これらは、 昨日横浜開発センターで日本消費者連盟副代表の天笠啓祐氏の講演 でも確認されたことです。
最後には子供への愛、お互いの信頼関係が奇跡を生むことなども報告されていました。 一応、2時間の講演、 とてもとても追いきれる内容ではないのですが、広河隆一氏、 児玉龍彦氏、天笠啓祐氏、今日の野呂美加氏、私の感じる限り、 ほぼ同一地平にいらっしゃると認識しました。
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かけはし お話会スケジュール: 8/7[午後]お話会in羽村市 (東京)
npokakehashi.blogspot.com/2011/07/87in_28.html - キャッシュ
2011年7月28日 – “チェルノブイリへのかけはし”の野呂美加さんのお話会のスケジュールを公開。 今年度のお話会の受付は、いったん終了させて頂きます。 ... 場所:羽村市ゆとろぎ講座室AB (JR羽村駅東口より徒歩8分) 東京都羽村市緑ヶ丘1-11-5 ...------------------------------------
関係記事:
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参考記事:
野呂美加 : ざまあみやがれい!
blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/tag/野呂美加 - キャッシュ
野呂美加. カテゴリ: 原発. 2011年05月28日21:25 ... タグ: 木村真三 野呂美加チェルノブイリ事故 20ミリシーベルト 放射能汚染地図. スポンサードリンク. 放射能測定器 水と野菜の放射能測定が出来るガイガーカウンター ...
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