2010年2月15日月曜日

環境総合研究所、23区清掃一組に「正式な意見募集の実施を求める要望書」を提出〜サーマルリサイクル検討過程に対して

From:    Komichi IKEDA
To:      t23thermal-koukai@union.tokyo23-seisou.lg.jp
Date:    Sun, 14 Feb 2010 16:13:56 +0900
Subject: [erix:30490] 正式な意見募集の実施を求める要望書
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東京23区清掃一部事務組合
委員会事務局 総務部企画室 御中
実証確認等検討委員会委員長 川本様、委員各位
前略
この度の検討委員会に対して、一般の都民、市民が意見を述べる
機会を正式に設置していただきますよう別添要望書を提出いたし
ます。
 よろしくご検討いただきますようお願いいたします。
草々
池田こみち
鷹取 敦
(所属 ()環境総合研究所/環境行政改革フォーラム)
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サーマルリサイクル実証確認結果の確認等検討委員会
委員長川本克也様、委員各位 
東京23区清掃一部事務組合委員会事務局御中 


意見公募の実施についての要望

池田こみち ikeda@eritokyo.jp 
鷹取敦 takatori@eritokyo.jp 
所属:株式会社環境総合研究所 
142-0064  品川区旗の台6-1-4-201 
TEL 03-5942-6832/Fax 03-5751-7464 

 
 サーマルリサイクル実証確認等検討委員会における検討過程に対して、一般都民が意見を述べる機 会を正式に設置していただくことを求め、下記の通り要望いたします。 
 
 
 委員以外の一般の区民からの意見について、検討委員会の第一回の議論において、川本委員長の指摘を受け、小林企画室長は以下のように答弁している(議事録より  。 
 
 「あと議事録を公開する際に御意見を求めるということをさせていただいてですね、その結果をこの委員会で出させていただくということも可能だと思います。」 
 
 この時点では「可能だと思います」と事務局は述べているに過ぎず議事録を読んでいる区民がいても、これをもって正式に意見が受け付けられる(意見を提出できる)と判断することはできず、また意見の送付先、受付期間、意見の取扱についても分からない。  
 
 一般的な行政の手続きにおいては、検討会等のでこのような議論、答弁を受けて、正式に意見募集の手続きが行われる。これを行っていないということは、会議で上記のように答弁したにも関わらず「意見を求めていない」ということである。 
 
 現に「一般廃棄物処理基本計画(原案 」について、東京23区清掃一部事務組合は、正式に意見募集(パブリックコメント)の手続きを行っている。今回のサーマルリサイクル実証確認等検討委員会においても、少なくともこれと同等の手続きを行う必要がある。意見募集にあたっては、意見を述べるにあたり検討すべき意見が膨大であるため、少なくとも2、3ヶ月の期間を設けていただく必要 
がある。この間、データはその都度公表されてきてはいるいものの、意見書にて意見を述べる機会が設けられ、具体的に検討する場合には相応の準備期間が必要となるのは当然である。 
 
 なお、意見募集の後、委員全員に寄せられた意見を配布し、説明するための検討会が1回、それを持ち帰って委員が検討し、これについての議論を行うための検討会が1回以上(必要であれば2、3回以上)が必要となる。最低でも2回以上開催されなければ、意見募集は「形だけ」という批判は免れないため、十分に配慮することが必要である。 
 
 一部事務組合事務局は、形式的な「年度末」等の期限を言い訳とせず、これからでも正式に2~3ヶ月程度かけて意見の募集を行い、その後、2、3回以上の検討委員会を開催して、寄せられた意見について検討すべきである。

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