皆様へ
23区の廃プラ焼却から1年経過しました。市民や住民サイドに立った目線で、この廃プラ焼却を専門家とともに検証する「廃プラ焼却検証市民実行委員会」が結成されました。市民検証実行委員会は、報告集を作成してゆきますが、
第一番目の取り組みとして、以下の学習会を開催し、専門家から現段階での問題提起を受けるとともに、参加された市民との情報交換によって、どのような報告集にしてゆくかの学習会を開催します。
第2に約一ヶ月掛けて、そのほかの専門家からの意見や見解を交え、中間報告集を作成し、
第3に中間報告集の内容の発表を兼ねた講演シンポジウムを3月6日に行い、
同時に中間報告集をサーマルリサイクル実証確認等検討委員会に提出してゆきます。
以上の取り組みの第1回目の学習会です。
23区のみならず所沢市のように廃プラ焼却問題を抱えている市民の皆さんはふるって参加ください。以下の1月30日の学習会のチラシ(A4版)は、多くの方にお回しください。
廃プラ焼却検証市民実行委員会
学習会 :1月30日(土)14:00〜
—23区廃プラ焼却・市民と専門家が検証するー
「測定データは、すべて基準内であった。」廃プラ焼却は、安全性が確認されたと清掃一組(東京23区清掃一部事務組合)のK事務局員は発言しました。清掃一組が開催しているサーマルリサイクル実証確認等検討委員会(09年11月18日)での話です。 5ヶ月ぶりに開催された同委員会。その場で渡された約10センチの厚さの数100ページに上るデータ集を前にし、市民委員から、薬剤の使用量が多くなっている点や時間をかけてデータの分析を行うべきと言う指摘が行われました。
しかしこの実証確認等検討委員会は、後1〜2回で終わるということです。このまま、「測定データは、すべて基準内であった」、廃プラ焼却は、安全だと流布されて行く事は、大きな問題があります。
「検証市民実行委員会」の学習会です。
廃プラを燃やせば、大量の有害物が環境中に排出され、多くの市民の反対があったにもかかわらず、強行された東京23区の廃プラ焼却。実施されて1年が経過しました。すでにCO2は、実施前の40%を越え、9つの工場からの雨水排水にダイオキシンの環境基準を越える値が検出されています。
そこで市民と専門家が23区の廃プラ焼却を検証する市民検証実行委員会を立ち上げました。サーマルリサイクル実証確認等検証委員会に提出されたデータも検証し、急いで報告書をまとめる作業を行います。
学習会では、以下の観点から
1)廃プラ焼却が環境にどのような影響を与えたのかを科学的に検証する。
2)規制基準が無いデータも計測されていているが、事前事後や他でのデータとの比較などを行ない、何が読み取れるかを示す。
1)廃プラ焼却が環境にどのような影響を与えたのかを科学的に検証する。
2)規制基準が無いデータも計測されていているが、事前事後や他でのデータとの比較などを行ない、何が読み取れるかを示す。
現段階での分析と今後の道筋について専門家から報告を頂きます。
報告者:環境総合研究所 池田こみち副所長
同 鷹取 敦調査部長
記 学習会1月30日14:00〜16:30 場所:豊島区 民センター3F和室(03-3984-7601)(池袋駅東口、旧三越(現ヤマダ電機)裏)資料代300円
主催:廃プラ焼却検証市民実行委員会(代表吉田紀子)
呼びかけ:ストップ温暖化・廃プラ焼却連絡会、ストップ!ダイオキシン汚染東日本 代表 佐藤れい子、NPO法人ごみ問題5市連絡会 理事長 坪井照子
連絡先 (03-5938-2720)(042-467-0061)
—なお3月6日(土)14時〜17時 講演シンポジウム 森口祐一国立環境研究所・廃棄物研究センター長、 池田こみち環境総合研究所副所長他 場所:豊島区 生活産業プラザ・研修室(第一&第二)資料代500円も開催します。—
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