(英語)の多読というものを知ったのは「たねまき日記」というブログでです。
私はここ十数年、翻訳(技術書類や契約書の英訳、和訳)で食べてきたのですが、aとかtheの使い分けとか、前置詞の感覚とか、要するに英語というものがしっくりこなかった。なんかいつもいまいちだな~という気持ち悪さがぬぐえませんでした。(昔々の学生時代英語は嫌いだし苦手でした)。
ところが、オリヒメさんを通しての英語の多読を開始後、こうした「気持ち悪さ」がなくなり、英語がすごく気楽なものになりました。おまけに、それまで絵本とか児童書とはまったく縁がなかったので、この世界は驚きでした。なんと豊かな世界があるのだろう、と。文字数の少ない絵本や児童書が、多様な世界に連れてってくれました。
ちなみに、どんな本を読んだかというと、こんな本です。多読のおすすめ~本棚
一年間、北海道のオリヒメさんから毎月8冊づつ送っていただきました。今は近所の図書館から借りて読んでいます。
この「多読」法、英語だけでなく他のどの言語の習得にもきっと使えると思います。
それでは、以下に「たねまき日記」英語多読関連記事を紹介させていただきます。
2010-04-20
....写真は、先日の「多読説明会」を告知したフリーペーパーにのせてもらったもの。実は当日参加できなくて、昨日、教室の方にいらっしゃった方もいました。田舎にしては、びっくりの人数が集まったのだけど、その理由をいろいろ考えている最中です。ひとつには「英語へのあこがれ」の強さ。もうひとつには「そんなに簡単にできるの?」の好奇心がありそう。昨日お会いした方も、「海外ドラマの英語がわかるようになりたいのだけど、一生懸命勉強しないといけないと思っていたんです。」とのこと。これって、メインストリームの考え方かも。英語支援(指導)に関しては、日頃、BBカードや多読の世界で英語を身につけている人、広めようとしている人とばかり接しているから、うっかり「世間」のことを忘れかけていましたが、今回、「世間」に門戸を開いた(?)おかげで、いろいろ学びました~。説明の仕方もいろいろ工夫すべき点がありそうです。
とはいえ、簡単な本を楽しく、ふつうの読書のように読んでいけばいいということに変わりはないんですけど。.....
2010-04-17
....オホーツクで恐らく初めての「多読カフェ」を行いました。(おとなの方の参加者のうち3名プラス私は関係者。)
ほんとうにカンタンに「辞書はひかない」「わからない言葉はとばす」「つまらない本は後回し」の多読の説明をしたあと、簡単な絵本を回し読みしてもらいました。どこまでお伝えできたでしょうかー。回し読みの間も、質問が相次ぎ、やっぱりこの方法は、ある意味「過激」で「前衛」なのかなーと再確認。.....
2010-04-15
.....英語教室を始めた5年前ぐらいから「英語多読」というものとも出会い、「これは、大人の方によさそうでは?本の貸し出しなら教えなくていいから、楽かも(←おいおい)!」と、「実験台(?)」に知り合いを数名、ひきこみ、さらに一年後、旭川ですでに多読教室をひらいていたカフェさんの「カフェ文庫」を訪問。その後、3年前に提唱者の酒井先生が講演会にいらしたやはり旭川でお会いしてお話を伺い、「やっぱりいいかも!(「指導」ではなく「支援」というのも、楽ではなさそうだが、、、)」と、確信。ボツボツ本をそろえ、そろえた本は、全て読み、、、という形で、簡単な絵本や児童書を100万語超読んできました。
「蔵書が1000冊超えたら、もうちょっと本腰いれて、人集めをしようかな~」と漠然と思っていたところ、今年ようやく1000冊超え。折りも折り、網走の本屋で「多聴多読マガジン」を見つけて「おお!これはキてるかも!」のタイミングで、またまた酒井先生が旭川にいらしたのが先月。改めて、このやり方に魅せられました。(「支援する」ことはやっぱり「楽」ではなさそうなことは、思いしらされたけど。).....
2010-03-21
....やさしい英語をたくさん楽しみながら読む」というやり方を10年ほど前から広めていらっしゃる電通大の酒井邦秀先生を空港までお出迎え。....
日本の社会を覆っている「システム機能不全」は、英語教育界でも進行中。そのなかで、やっぱり大切なのは、システム(「期待」と、同一語かもね)に絡めとられない形を探っていくことだなあというのが、「愛」にあふれる酒井先生のお人柄と奮闘ぶりから、また、しみじみと感じた次第。だって、「ボクは、10年前にこのやり方にたどりつくまで、世の中に存在するありとあらゆる『教授法』というものを試してみました。」というのが原点のお方です。....
「多読」ってなに?とか「英語ニガテで、、、」という方もだまされたと思ってはじめてみる価値あると思いますよ。....
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