一般ごみ、景気悪化で減 08年度、19年ぶり5000トン下回る
- 2010/4/17 11:40
環境省は17日までに、2008年度の家庭ごみなど一般廃棄物の総排出量が07年度比5.3%減の4811万トンだったと発表した。東京ドーム約129杯分に相当する。景気悪化の影響で家庭、事業所ともにごみが減り、1989年度以来19年ぶりに5千万トンを下回った。
ごみの総量はピークだった00年度の5483万トンから、03年度を除いて毎年度減少している。08年度は事業所からのごみが07年度に比べ7.2%減った。環境省は景気悪化による経費削減や環境への配慮から、紙の使用量が減ったためと分析している。家庭からのごみは4.6%減。節約志向が影響したとみている。
総排出量のうち資源として再利用したリサイクル率は20.3%で前年度と同じだった。リサイクル体制は進んでいるものの、再資源化可能な紙などのごみが減ったことが影響した。
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