2010年5月28日金曜日

6月18日(金)越谷市民集会と広瀬立成氏基調講演のお知らせ「ごみが減っているのに 第二工場は必要??」

越谷市民集会「ごみが減っているのに 第二工場は必要??」のご案内です。

ごみは減っているのに・・・・・・・・
第二工場は必要??
東埼玉5市1町・市民がつくるごみ減量プラン 発表会

 き:618日(金)
1830 開場 1845 開会
ところ:越谷市中央市民会館
埼玉県越谷市越ケ谷4丁目1-1
(電話:048-966-6622)
東武伊勢崎線越谷駅東口徒歩8 越谷市役所隣
資料代:300

基調講演 広瀬立成さん
東京都立大名誉教授
元早稲田大学理工総合研究所教授
NPO法人『町田発・ゼロ・ウェイストの会』代表
著書:「物理学者、ゴミと闘う」講談社 ほか


今回の以下案内、青木泰さんから届きました:

 越谷市は、草加市などの周辺5市1町で、一部事務組合、東埼玉資源環境組合を作り、 ごみの中間処理を行ってきました。15年前に日量800トン(200トン×4基)処理出来る当時として最新鋭のごみ発電機能を持った焼却施設を作り、今日まで稼動させてきました。稼動当時は、燃やすごみが足りなく、魚屋さんの”あら”まで回収に走るという状態でしたが、同組合は、草加市に第二工場(日量250トン)を作る計画を進めていました。

 同組合の一般廃棄物処理基本計画では、平成26年には、ごみの焼却量は、日量807トンになり、現状の施設の800トンの処理機能を超えるため、第二工場が必要ということでした。 

 ところが、市民団体が調べてみるとすでに現状で処理しているごみ量は、日量700トンを大きく切り、第二工場の建設の必要性はないことが分かりました。

 23区の清掃一組が廃プラ焼却によって焼却するごみ量を増やし、これまで通りにごみ焼却施設の建設を行おうとしていたのとまったく同じ構図です。しかも焼却しているごみの50%は、雑紙で本来資源回収できるものです。この事実を知って、越谷市民は、5市1町の市民にこの事実を訴え、第二工場の建設中止のみならず、雑紙等の資源回収を行い、稼動する焼却炉を減らす取り組みを行いつつあります。

 その出発になるのが、6月18日(金曜日・18時30分~)の集会です(添付ファイル参照)。主催団体では、集会を成功させたいと多くの皆様への集会への賛同を呼びかけています。 

 賛同される方は、お名前と住居自治体名・所属団体と連絡先(T&F)メールアドレスをお書きの上、
yoshiko.katoh@gmail.com  加藤佳子さん
snd56137@nifty.ne.jp 武井和彦さん

 もしくは、青木まで(shinppei@aquarius.interq.or.jp)ご連絡ください。

ーちらし、テキスト部分抜粋ー

ごみは減っているのに・・・・・・・・
第二工場は必要??
東埼玉5市1町・市民がつくるごみ減量プラン 発表会

き:618日(金)
1830 開場 1845 開会
ところ:越谷市中央市民会館
埼玉県越谷市越ケ谷4丁目1-1
(電話:048-966-6622)
東武伊勢崎線越谷駅東口徒歩8 越谷市役所隣
資料代:300

基調講演 広瀬立成さん
東京都立大名誉教授
元早稲田大学理工総合研究所教授
NPO法人『町田発・ゼロ・ウェイストの会』代表
著書:「物理学者、ゴミと闘う」講談社 ほか


越谷、草加、八潮、三郷、吉川、松伏の51町のごみを処理している東埼玉資源環境組合が新しいごみ焼却場を建設する計画を進めています。しかし市民の調査によって5市1町のごみ量は減りつづけていることがわかりました。私たち住民のごみ減量の努力の成果だと思います。今ある第一工場だけで日量800トンのゴミが燃やせますが、焼却ゴミの量は700トンに満たないのです。162億円もかけて新しい焼却工場を建設する必要はありません。生ゴミの100%資源化を宣言した東京都町田市でゴミ問題に取り組んでいる物理学者、広瀬立成さんを招き、さらにごみを減らせる市民プランを提案します。

主催:東埼玉51町・ごみ減量市民プランをつくる会
賛同書:この集会の趣旨に賛同します
    (集会に持参または連絡先にお送りください。)
氏名(      )住所(               )電話(    )メールアドレス(        )

8年前、突然の建設計画にびっくり?!
 私たちは草加市柿木にある第二工場を再び建設するという計画を聞いて驚きました。8年前のことです。
 それまで4年間第二工場は、ダイオキシンが第一工場の100倍出ているということで閉鎖していました。そして5年間越谷市増林にある第一工場だけで51町のごみが処理されていました。第一工場には1800tも焼却できる超大型の炉があったので、私たちはこのまま第一工場だけでごみを燃やして行くものと考えていました。
 ところが2002年になってこれからの人口増を理由に、閉鎖していた第二焼却工場を壊し新たに同じ場所に工場を建設する、と組合が発表したのです。
反対の運動、一度はあきらめたけれど
 私たちは20年前からごみをもっと分別して焼却ごみを減らすべきだとずっと主張していたので、建設に疑問を持ち、劇的にごみを減らした名古屋市の担当職員をお呼びして大学習会を開いたり、51町に「もっとリサイクルに取り組んでごみを減らしてください」という要望書を出したりしました。
地元の柿木町でも反対運動が起きていました。
けれども近い将来、第一工場の炉の交換が必要になるという説明を聞き、第二工場の建設は仕方がないかもしれないと思い始めました。その後は少しでも安全な工場になるようにという運動に切り換えて、建設計画から目を離さず要望書を何度も提出し提案を続けてきました。越谷市にごみの分別を強く主張し、15分別も実行されるようになりました。
ごみはこんなに減り続けていた!!
工場の建設は6年も延びて、いよいよ建設に向けたラストスパートという今年2010年になって、私たちはあらためて現在のごみの状況を詳しく調べてみました。すると、何と!・・・
このチラシの表面のグラフを見てください。2005年度から減り始めたごみは各市・町と住民の努力で確実に減少し、もう第二工場は必要がないほどになっていたのです。その後第一工場の炉の交換も必要がないこともわかりました。
こんなにごみが減っているのに、建設費だけで200億円近く、維持管理費も毎年何十億円もかかる第二工場は本当に必要なのでしょうか。
しかも焼却ごみの半分近くはリサイクルできる物!
今度はごみの組成を調べてみると何と第一工場で燃やされた可燃ごみのうち、約45パーセントがリサイクル可能でした。特に多いのが紙ごみで、中でもトイレットペーパーの芯、菓子箱、封筒、シュレッターごみなどはすべて雑紙としてリサイクル可能なのに燃やされているのです。それをきちんと分別すればさらに1日150tもごみは減るのです。だから私たちは、第二工場不要を確信し、
税金・環境、この両面から第二工場建設に反対します。

主催:東埼玉51町・ごみ減量市民プランをつくる会 
連絡先:越谷市民ネットワーク  tel/fax 048-962-8052

0 件のコメント:

コメントを投稿