知人から福本勤さんとはどういう方ですか?教えてくださいとメールが来ました。以下は、その返事です:
ーーーーーーーーーーー
件名: 福本さんとは
差出人: 吉田紀子
日時: 2011年11月26日 15:06:57:JST
お返事ありがとうございます。
福本勤先生(環境保全工学研究所代表。京都大学 工学博士、中国・清華大学 客員教授)は、青木泰さんを通して知りました。たしか、2010年3月頃、青木さんが廃棄物資源循環学会の会合で福本先生の質問を聞かれ、自己紹介をされたと。そのことを当日の池袋の勉強会で聞きました。その後、青木さんに頼まれ、福本さんにメールで問合せをしたことがあり、先生のホームページを知りました。お願いして「ごみ探偵団」で紹介させて頂きました。福本さんがダイオキシン問題後の法改正を含む学者と国のずさんさ、酷さについて具体的に書かれ、声を上げて来た人だと感じたのです。
2010年4月28日水曜日
福本勤工学博士のホームページ~「廃棄物処理・リサイクルでの資源・エネルギーの浪費(←偽装・ずさん審議、審査)」
311以後は、放射能汚染の拡大とともに下水汚泥から始まって、放射性物質が付着したがれきやごみの焼却問題が浮上、私は福本先生には会ったことがないのですが、この件あまりに心配で、5月半ばに「環境省は燃しても平気と言ってますが、放射性物質が付着したがれきを燃しても本当に大丈夫なのですか?」と電話をかけて伺いました。福本さんが一時放射性廃棄物の研究をしていたこともあったと聞いていたため(「因みに、僕は昔 京大 原子エネルギー研究所、原子炉実験所(時々)、九大で、高レベル放射性廃棄物の処理に関する研究(僕の学位論文)をしていたことがあります。」)、教えてもらえると思ったからです。また、その前に、京都の学会で次のようなやりとりをされていたこともccメールを受け取っていたので知っていました。私の質問への返事は、「低レベル放射性廃棄物の焼却には、Hepaフィルターを使っている。そういうものを使えば大気中に漏れないようにはできるはず。ただし、実験で確かめる必要がある」というご返事でした。
2011年5月7日土曜日
「福島第一原発 放射性廃棄物の処理。政府の方針。問題点。解決案」by 福本勤氏
それ以後も継続して、放射能汚染がれきの焼却処理に関する福本先生のメールをごみ探偵団に掲載してきました。以下の(1)に殆ど福本さんの考えが集約されています。
2011年6月5日日曜日
20110605 「セシウ ム 137Cs等の放射性物質で汚染された可燃性廃棄物の焼却排ガスの処理について(1)」 by 福本勤先生
私は、福本先生が焼却の利点を最大に活かして廃棄物処理を考えていることをよしとしています。というのは、彼は現行の運用面での不備をわかっており、そこを環境省や関係者に変えさせようと発言し続けているからです。逆に、福本さんのメールを読むと、焼却処理の問題点がくっきりと浮かび上がってくると感じ、そこが伝わると良いなと思っています。
長々とまとまらない説明お許し下さい。
感謝
吉田紀子
ーーーーーーーーー
関係記事
0 件のコメント:
コメントを投稿