2011年5月3日火曜日



50年以上もプルトニウム降下物の観測を続けてきた気象研究所は
今年3月以降のプルトニウム降下量データを持っているはず。
なぜ公開しない?
 http://bit.ly/iij7dI #sirukenri

5、環境における人工放射能50年:90Sr、137Cs及びプルトニウム降下物



気象研究所地球化学研究部では、1950年代後期から40年以上の期間にわたり大気圏での人工放射性核種の濃度変動の実態とその変動要因を明らかにすべく、環境影響の大きい重要な核種について観測を継続してきた。特に人工放射能の月間降下量(90Srおよび137Cs)の長期観測結果は2007年の4月で満50年となる(Fig. 1)。本章では半世紀に亘る研究を概観する。
研究の進展と核実験や原子力施設の展開とを考慮しつつ、時代を区分した。1)1950年代の黎明期、2)1960年代の米ソなどの大型核実験期および3)1960年代中後期以降の中・仏の核実験期、3’)1970年代以降の中・仏の核実験期、4)1980年代半ばのチェルノブイリ原発事故をはさむ時期、5)1990年代以降の時期、6)2000年代~最近、という時代区分で整理した。なお、プルトニウムについては90Srおよび137Csの時代区分とは別にまとめてある。

(続く、以下クリック)

0 件のコメント:

コメントを投稿