青木泰さんから、以下お知らせです。
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皆様へ
お知らせ 次回会合6月24日(木)18時30分~
23区廃プラ焼却検証市民実行委員会&ストップ温暖化・廃プラ焼却連絡会より
記 次回会合
日時: 4月24日(木)18時30分~21時0分
場所:豊島区生活産業プラザ(グループ活動室)
<豊島区役所隣>豊島区東池袋1-20-15
(03-5992-7011)池袋東口・旧三越裏
会議内容:報告:
① 温暖化と清掃工場(6/12)
② 第2工場は必要!? 越谷集会
④ 廃プラ処理ー製品プラも含めて資源化-中央環境審議会議論始まる
⑤ とことん討論会
議題: 23区廃プラをめぐる状況と今後の課題
越谷ー東埼玉資源環境組合の第2工場建設問題集会(6/18)ー120人の参加
越谷市を中心にした5市1町の東埼玉資源環境組合は、日本でも最大クラスの日量800トンを燃やす越谷代工場が稼動しています。一般廃棄物処理基本計画で、燃やすごみ量が平成20年以降日量800トンを越えると言う予測を立て、その予測を根拠に、草加市に第2工場の建設計画を進めてきました。
市民団体が調査したところすでに、ごみ量は、800トンどころか700トンを切り、構成各市町村の基本計画でもさらに減ってゆくことが分かりました。
約半年市民団体が調査した結果分かった驚くべき実態を、広く市民に伝える集会が、6月18日の集会でした。当日はあいにくの大雨にもかかわらず、120名の市民が参加し、5市1町から市議会議員も参加した充実した集会になりました。
東埼玉5市1町・ごみ減量市民プランをつくる会の武井和彦代表が、ごみが減っているのに第2工場は必要なのかと問いかけ、基調講演の講師の広瀬立成東京都立大学名誉教授は、ごみを燃やしても有害大気や廃棄物として姿を変えるだけで、地球上からは何もなくなるわけではない。越谷の状況で第2工場は要らないと市民団体へのエールを送りました。
焼却炉建設に代え、雑紙を中心にしたごみの減量化をはじめの一歩とする市民案は、会の事務局の加藤佳子氏が、初めての参加者にも分かる丁寧な説明を行い、 焼却炉を立てなければ12億円もの経費が削減でき、お金や環境の面で大変なおつりが来ると言う分かり易い内容でした。
東京二十三区でも、廃プラ焼却は、減り続けてきた焼却ごみ量を増やし、焼却炉の建設計画をこれまで通りに維持せんとした反社会的な計画だった事が分かりつつあります。無駄使いの仕訳けの対象は、国だけでなく地方自治体にも向ける必要がありそうです。
東京首都圏のベットタウンとして人口を増やしてきた越谷市などで、おかしなことはおかしいとチェックできる市民の動きが始まった記念すべき集会だったように思いました。当日の集会には5つの市民団体や生協、120人弱の賛同人が賛同を寄せ、集会の成功を応援しました。