2010年3月1日月曜日

新聞・マスコミ各社へ、検証市民実行委員会講演シンポジウム(3月6日)チラシ送付






新聞・マスコミの皆様へ

お世話様です。
来る3月6日(土)「23区廃プラ焼却と今後の廃プラ」と題した講演シンポジウムを開催いたします。下記のような内容ですが、従来にない特徴があります。
      23区の廃プラ焼却に際し,それがもたらす環境への影響調査を、行政任せにするのではなく、複数の区議会議員が、政務調査費で専門家に環境調査をお願いし、公平で科学的な調査を行い、それを公に発表する場所を持った。
      その上で、今後の廃プラの処理方法について、国の研究機関のトップで、中央環境審議会の委員でもある森口祐一氏に来ていただき、市民と一緒に考える場所を持ったということです。
この講演会シンポジウムについて、
新聞やその他の通信媒体で、ご紹介をお願いいただけないでしょうか。
宜しくお願いいたします。

主催団体は、下記の呼びかけによって、本年1月25日に結成した市民団体「23区廃プラ焼却検証市民実行委員会」です。
この団体の活動については、「ごみ探偵団」というブログで紹介されています。ご参照ください。

青木泰
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「講演シンポジウム」3月6日(土)14:00~
23区廃プラ焼却検証と廃プラの今後
  
時代に逆行し、実施された23区の廃プラ焼却。
 東京23区でサーマルリサイクルの美名の下に実施されたのは、プラスチックごみ(廃プラ)を「可燃ごみ」の中に入れ、混合収集・混合焼却するごみ発電でした。ごみ発電は、本当にCO2抑制策なのでしょうか?
「混ぜればごみ、分ければ資源」TVで宣伝され、学校や地域で定着してきたリサイクル文化さえ壊す試みが、本当に地球環境にいいのでしょうか?
 廃プラは燃やせば、有害物が煙突から周囲環境に排出され、命や健康に影響を与える。そのように言われ、廃プラは、「不燃ごみ」、燃やしていけないごみに分けてきたのでは?
 廃プラを燃やしたとき環境や健康に影響はないのでしょうか?
 数々の疑問を残した廃プラ焼却は、実施後1年を経過しました。
 このままずるずると廃プラ焼却を続けていってよいのでしょうか?
 そこで表記の講演シンポジウムを開催することにしました。

<講演シンポジウム内容>

1部   23区廃プラ焼却の専門家による検証

 23区の廃プラ焼却を実施してきた東京23区清掃一部事務組合は、市民の要望もあって、廃プラ焼却による環境への影響を調査し、昨年末に発表しました。その報告では、「測定データは、すべて基準内であった。」と廃プラ焼却の安全性が確認されたかのような説明をしています。その内容を検証します。
 環境総合研究所 池田こみち副所長&鷹取敦調査部長
 資源循環研究所 村田徳治所長

2部   今後の廃プラ

廃プラを燃やしたときに出る有害物質や環境への影響、そして今後どのように処理対処すればよいか?市民の心配に答える形でお話を伺います。
国立環境研究所 森口祐一 循環型社会・廃棄物研究センター長

3部   シンポジウム

 日時:36日(土) 1330開場 14:00~17:00
 場所:豊島区生活産業プラザ(第1&第2会議室)
<豊島区役所隣>豊島区東池袋1-20-15
     (03-5992-7011)池袋東口・旧三越裏
 会費:500円 主催:23区廃プラ焼却検証市民実行委員会
 連絡先:03-5938-2720(T)2721(F 
クリックしてください。






東京23区廃プラ焼却実施1年―検証実行委員会の呼びかけ

   東京23区のプラスチックごみ(廃プラ)の焼却が2008年4月~10月に始まって一年経過しました。 この廃プラ焼却の実態、環境への影響の様子、私たちの生命や健康にどのよう影響を与える恐れがあるか等の検証と、今後への対策対処をまとめる検証実行委員会を呼びかけます。
世界中が地球温暖化抑制に取り組み、環境問題が茶の間の話題となる一方で、23区の廃プラ焼却は、埋め立て処分場の延命策(15年間)とごみ発電によるエネルギー回収=サーマルリサイクルを名目に、実施されました。
サーマルリサイクルが始まると、それが廃プラを生ごみ等と一緒に回収し、燃やしてゆく混合収集・混合焼却であり、分別リサイクルによって、ごみを減らしてゆくこれまでの取り組みに逆行していることに、多くの区民が戸惑いました。
しかも廃プラの焼却は、ダイオキシンや重金属等の有害物の排出やCO2を増大させ、環境や私たちの生命・健康に影響を与えることになるという区民の心配を置き去りにした2008年の実施でした。
1年経過した現在、実施に当たりこれを中心的に進めてきた東京23区清掃一部事務組合(清掃一組)が説明してきた事と実際の事実について大きな隔たりがでてきています。
  推進理由とした処分場延命は15年でなく4年だった。
  可燃ごみに混入する廃プラの割合は、約3倍にも増えていました。
  CO2は40%も増大し、「微増か削減」できるという説明は破綻しました。
  清掃工場の雨水排水のダイオキシン測定の結果、9つの清掃工場で環境基準の「1pg」を越えていました。
  サーマルリサイクル実証実験等検討委員会に提出された焼却灰や汚泥などのデータからは、高濃度の重金属が検出されました。
全国各地で、3Rの取り組みの下で、ごみを減らし、資源化する取り組みが実施されている中で、東京23区の廃プラ焼却は、事実経過を見ても多くの問題を含んでいます。
一年経過した現在、この実態を明らかにし、環境や健康・生命にもたらす影響がどのようなものかを調べてゆきたいと思います。
現在「サーマルリサイクル実証確認等検討委員会」で23区の廃プラ焼却への検討評価が行われつつあります。できれば本検証実行委員会の中間まとめをそこに届けてゆきたいと考え、次のような日程を組みました。
皆様の賛同・ご協力をお願いいたします。
具体的な進め方について、第1回の実行委員会でご相談したいと思います。

 呼びかけ:ストップ温暖化・廃プラ焼却連絡会
     :ストップ!ダイオキシン汚染東日本 代表 佐藤れい子
     :NPO法人ごみ問題5市連絡会 理事長 坪井照子
 連絡先: ストップ温暖化・廃プラ焼却連絡会
(03-3209-0724)
<短期実行委員会>
 第1回 1月21日()1830分 場所:豊島区生活産業プラザ(エコ豊島―池袋駅東口旧三越裏)5Fグループ活動室 学習会 1月30日()14:00~ 池田こみち氏他 場所:豊島区民センター(エコ豊島の隣)和室講演シンポジウム 3月6日()14:00(予定)~国立環境研究所 森口祐一廃棄物センター長他


2 件のコメント:

  1. いよいよ、明日ですね、がんばってください!

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  2. みさんさん、ありがとうございます。そうなの、いよいよ明日なの!!
    今回、みかんさん、オリヒメさん、「源流きらり」チームがブログで講演会のこと知らせてくださって、嬉しかったです!!
    なんで「ごみ」やってんの?のびっくり顔の知人たちにも声をかけたら聴きに行ってもいいよという返事、来てくれそうなのです。
    ごみ問題は、フィギュアと同じでシステム問題だと気づきました!!国の定めた方針に沿った「ごみ行政システム」の問題だと私は思っています。東京23区一組の年間予算平成20年度で約780億園、その内23区が負担してるのが約440億円。この金額がほとんど焼却関連費用なの。今回の廃プラ焼却実証確認試験に一組は3億4千万円を使った。これだけの金額を使って行われた実証確認って何なのか、そこから出てきたデータがどういう内容のものなのか、見極めたい。それと燃やすことにだけこれほどの金(区民税)を使っている今のやり方ってなんなのよ????焼却にほとんど使っちゃったら、他の方法をやる余地(行政側から今のやり方が最善最高、他の方法は「これ以上お金がないからできません」って聞こえてきそう)がないじゃんって思った。そこら辺を確かめたいと思ってます。

    ○予算執行の実績報告(PDFファイル521KB)
    ■平成20年度
    出典:http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/jigyonaiyo/zaisei/20/k01.pdf
    感謝

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