差出人: 青木泰
日時: 2013年2月11日 17:07:08:JST
皆様へ
お世話様です。
明日の「がれき最終決着に向けての全国交流集会」は、記者会見も行い、
全国の皆さんとともに、がれき問題の終息を訴えて行くことになっています。
下記「記者会見のお知らせ」は、環境省の記者クラブ等にすでに2月8日に326政府交渉ネットから情報発信されていますが、お知り合いのメディアのかたにも、ご連絡お願いします。
なお 訴えてゆく第1番目の課題は、がれきの広域化がすでに大きく破綻しつつあるのに、そのことが大メディアの全国情報として報道されていないため、まだ今もって大阪や富山や秋田にがれきの広域化を実施しようとしているという点です。
もうひとつは、環境省のこれまでのがれき処理政策のもと、「指定廃棄物」という高濃度汚染物を小型の焼却炉(廃棄物処理法上の規制を受けない)で、焼却しようという福島県鮫川村の問題でした。
この広域化が破綻しつつあるという点について、今日の東京新聞で報道されました。(添付)
私達が繰り返し訴えてきたことが「広域処理来月で大半終了」「結局は税金の無駄遣い」「反対派の指摘当たる」と報道されています。
ようやく大メディアで、広域化の破綻の実態報道に手がつきつつあります。
明日この問題で訴え、各メディアでさらに大きく報道され、岩手発のがれきも、指定廃棄物の焼却も終息できるように追い込みましょう。
下記は、326政府交渉ネットの記者会見のお知らせの転載です。
2月12日 全国交流集会での記者会見のお知らせ。
記
日時 :2月12日(火)14時30分~15時30分
場所 :参議院会館B107会議室
(有楽町線永田町、丸の内線国会議事堂前)
主催 :326政府交渉ネット
連絡先 :gishin@abelia.ocn.ne.jp
http://gareki326.jimdo.com/お問合せ/
(当日は、全国交流集会を同じ場所で13時から17時半まで行います。記者会見は、途中の時間を切って行います。)
日頃の報道活動お世話様です。がれき「全国広域化」と「指定廃棄物問題」で記者会見を行います。
☆環境省主導で行われてきたがれきの全国広域化が、北九州市、東京都など宮城県発の広域化が終息することになり、岩手県発も埼玉県、静岡県が終息することになりました。これら終息情報は、当該地元ではメディアで報じられているものの、全国的な情報としては、報じられていません。環境省が情報発信していないことが原因です。
また一方がれきの広域処理に基づき、特定地域や高濃度の汚染を示した指定廃棄物の処理について、法律上は国が責任を持って処理するということになっていましたが、実態は廃棄物処理法上の許認可の枠から外れている小型焼却炉(199kg/h以下)で焼却して処理しようとしていたことが、福島県、鮫川村青生野十日塚(さめがわむらあおのとおかつか)問題で、明らかになりました。放射性廃棄物を小型焼却炉で焼却するという世界で類例を見ない環境省、福島県の措置です。
☆がれきの広域化については、当初広域化は400万トンもあると誇大広告ともいえる「絆キャンペーン」までして、全国民を騒がせてきました。しかし、現実は目標値の数%で終息と言うことです。終息の最大の理由は、3・26政府交渉ネットをはじめとする全国の市民団体が反対の声挙げ、環境省や宮城県に指摘してきした「総量の問題」「契約内容」です。
環境省が、市民の指摘により再調査、再再調査した結果処理しなければならないがれき量が、大幅に減ったというものです。当初受入計画した市町村のがれき持込み契約が、実際は半分になったり10分の1になったり、受入契約そのものが無くなったりと、あまりにも杜撰な環境省の広域がれき化政策の破綻が今や誰の目にも明らかなりつつあります。
これらの件について当日は、13時より全国交流集会を行い、14時半から記者会見に入り、その後およそ17時半まで、環境省への質問や要望内容についての議論を行って行きます。
☆記者会見では、上述した2本のテーマについて、環境省との事前折衝の内容も報告しながら行いたいと思います。
★報告者 藤原寿和、青木泰、下地真樹(阪南大准教授)、北村孝至(東白川郡鮫川村)他
326政府交渉ネット事務局 杉山義信
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