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2012年2月23日木曜日

20120217 満田正さんの「福島原子炉包囲網日誌」2/17〜福島第1原子炉概要、放射線放出量 *10400TBq/80TBq=政府発表の130倍(4号機倒壊→高線量で全作業員撤退→1~3号機水蒸気爆発が条件)

送信者 : 満田正
送信日時 : 2012217 1:42
件名 : Re: [tamakannet:134]福島第1原子炉概要

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配信不要であれば、連絡くださるようにお願いします。

福島第1原発2号機の温度上昇の問題で、様々の意見が飛び交い、改めて、放射線障害の大きさと原子炉暴発の大きさについて、確認する作業が必要である。
(福島第一原発の概要)
東電データ http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/intro/outline/outline-j.html
経済産業省データ http://www.meti.go.jp/press/20110317008/20110317008-4.pdf
原子炉安全専門審査会データ http://www.nsc.go.jp/shinsashishin/pdf/1/ho019.pdf
以上の数字を纏めると、
*チェルノブイリの二酸化ウラン量は132
*福島第1原子力発電所に存在する二酸化ウラン量は、14252×燃料棒1本当たりの二酸化ウラン量184キロ/本≒2622t
*福島第1原子炉の二酸化ウラン量2622/チェルノブイリの二酸化ウラン量132t≒福島第1原子炉はチェルノブイリ原子炉の20
*チェルノブイリで放出された放射性物質量は広島原爆の約500発分(IAEAは約400発分と公式発表)
*広島原爆で使用されたウラン23560kg×500発=チェルノブイリで放出されウラン23530
*チェルノブイリ放出された放射性物質量30×20倍=福島第1原子炉で放出された可能性のある放射性物質量600
*二酸化ウランの中で原爆に使われたウラン235はペレットに2~4%≒3%(ウラン23897%)
*福島第1原子炉の二酸化ウラン量2622×0.03=福島第1原子炉ウラン23579
*チェルノブイリ原子炉のに酸化ウラン量132×0.02=チェルノブイリ原子炉ウラン量2.64
*福島第1原子炉ウラン23579/広島原爆で使用されたウラン23560kg≒福島第1原子炉のウラン使用料は広島原爆の1317
*チェルノブイリ原子炉ウラン2352.64/60kg≒440倍(チェルノブイリのウラン235含有率は2%前後と推定される)
*福島第1原子炉はチェルノブイリ原子炉の20×500発=広島原爆の10000
「福島第一原発放射線物質量(チェルノブイリ)との比較
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LTPEY01A74E901.html
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20111027-OYT1T00072.htm
以上の数字を纏めると、
*政府発表の福島第1原子炉からの放出放射線放出量約80万TBq
*チェルノブイリ原子炉放射線放出物質量520TB
*英科学誌「ネイチャー」やその他の研究機関はセシウム137で2倍以上の放出量としていますから全体でせいぜい3倍として240万TBq
*チェルノブイリ原子炉放射線放出物質量520TB×20倍=福島第1原子炉放射線放出量10400TB
*10400TB/80TBq=政府発表の130倍(4号機倒壊→高線量で全作業員撤退→1~3号機水蒸気爆発が条件)
満田
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