差出人: 青木泰
件名: 定例会のお知らせとレジュメ:12月22日(木)
日時: 2011年12月20日 17:13:18:JST
皆様へ
お世話様です。
水銀汚染検証市民委員会定例会のお知らせ
<日程>
日時:12月22日(木)18時30分~21時
場所:豊島区生活産業プラザ(エコ豊島)8階 リフレッシュルーム (自動販売機コーナー)<豊島区健康と環境を守る会で取っています>
住所:豊島区東池袋1−20−15 TEL:03−5992−7011
<議事>
1)経過報告
生きているといろんなことが起こる。すべてがひっくりかえってしまった311。それまでは政府のやることでもたいていのことはまあいいかと思えた。今はまあいいかって思ったら殺されちゃうと思ってる。天災はあきらめがつくけど、人災はあきらめがつかない。東電核爆発は人災、その後のすさまじき世の中。放射性物質を一般ごみ焼却炉で燃しても安全なら世界中で燃してるはず。でも燃してる国なんてない。益々高まる焼却処理の安全安心の大合唱!すごい国だ日本は。大バカもの!(20111109)
皆様へ
お世話様です。
水銀汚染検証市民委員会定例会のお知らせ
<日程>
日時:12月22日(木)18時30分~21時
場所:豊島区生活産業プラザ(エコ豊島)8階 リフレッシュルーム (自動販売機コーナー)<豊島区健康と環境を守る会で取っています>
住所:豊島区東池袋1−20−15 TEL:03−5992−7011
<議事>
1)経過報告
エルニーニョの影響で気候不順が続いています。日替わりの寒暖の差にびっくりしていますが、10月24日(月)にはFoEJapanの主催で放射能廃棄物の処理問題で集会がありました。収穫の多い集会でしたが、最後の参加者の発言、千葉の下水処理場で「作業員が2名突然死した」には驚きました。
集会終了後、事情を聞きました。会議でもご報告いたします。
10月16日(日)の「連続する清掃工場の水銀事故と今後の課題」は、お休みにもかかわらず、皆様お世話様でした。
水銀汚染検証市民委員会では、1年かけて掴んだ報告書の内容を要約して報告し、環境省からは国際水銀条約に向けての日本の立ち位置、コンシューマーズ京都からは、関西で始まっている蛍光灯のリサイクル活動の報告を受けました。改めて、水銀等の重金属の製品規制や排ガス規制の必要性を確認し、家庭系有害廃棄物の回収システムの法制化なども課題に上ってきました。
会場からも水銀汚染事故の原因は、結局何だったのか?という問いかけがあり、廃プラ焼却による水銀混入製品の焼却と答えました。廃プラ焼却は現状も続き、再び水銀事故が繰り返される怖れがあります。二十三区内の住民や市民活動の今後に期待がかかっています。
一方放射能汚染廃棄物(がれき、汚泥、剪定ごみ)の焼却問題が、ごみ問題に係わってきたものとして緊急の課題になっています。今回の会議でも重要な議題になります。
議事
<経過報告>
1)10月16日 水銀集会
2)10月24日 FoE集会報告と突然死問題
3)10月26日 放射性物質汚染対処特別法 パブコメ 締め切り
<議題>
1) 水銀今後の課題。
2) 放射性物質汚染対処特別法の問題点
㈰「・・焼却等の中間処理によって減容化を測る」㈪「処理等で受ける線量が、年間1ミリシーベルトを超えないように」
3) 原発—放射能汚染廃棄物の焼却への対策、情報交換と今後の対策
4) 11月19日の集会「どうする 東京都内で~震災と原発の廃棄物処理」
協賛の件-具体的取り組み
5) その他-------------------------------
H23.10.26締切 | 「放射性物質汚染対処特措法に基づく基本方針骨子案」等に対する意見の募集(パブリックコメント)について |
皆様へ
御世話様です。
1) 放射性廃棄物(がれき、汚泥、剪定ごみ)の焼却関連
先週号の週刊金曜日に掲載した「放射能汚染ーがれき、汚泥、剪定ごみを燃やしてはいけない」のPDFを添付でお送りいたします。活用してください。*1)
また月刊廃棄物に掲載した分も添付しておきます。*2)
放射能汚染廃棄物〈がれき、汚泥、剪定ごみ〉の焼却反対の活動にお使い下さい。
なお現在発行中の”列島廃棄物”にもこの関連問題を掲載し、
「バグフィルターで放射性物質が除去できる」に対しての反論は、私のブログ http://gomigoshi.at.webry.info/ に記載しています。
参考にしていただければ幸いです。
2)水銀報告書「清掃工場の連続水銀事故の検証と課題」完成しました。
23区の水銀事故問題をきっかけに水銀問題を調査してきました。ようやく報告書が出来ました。お知らせいたします。1冊千円です。<本文71P,資料53P>目次は、添付参照(*3)。約1年かけて環境総合研究所のご協力を得ながらまとめたものです。〈本文P71,資料P53〉村田徳治循環資源研究所の村田徳治所長には、2回の講演会と学習会、環境総合研究所の池田こみち副所長には、2回の講演、シンポジウムの講師をそれぞれお願いし、野村興産の鮎田技術部長の学習会の膨大な講演録ーたぶん日本の水銀問題史上も貴重な講演ですーなどもまとめていただきました。
3)バグフィルターで放射性物質は除去できるか?
報告書が完成した「清掃工場の連続水銀事故の検証と課題」〈発行:水銀汚染検証市民委員会、編集: 環境総合研究所〉の中にも、バグフィルターに関連して「水銀汚染検証市民委員会」として記載しています。
ここでは、従来水銀はバグフィルターで97.5%除去できるとさも測ったかのように行政サイドが流布していたのを
*「金属水銀は、バグフィルターで除去できない」(循環資源研究所村田徳治)
*二十三区の清掃工場に焼却炉を納入しているいくつもの焼却炉メーカ自身が、「金属水銀は、従来の電気集塵機やバグフィルターなどの除塵装置で除去するのは困難である。」と特許で述べ、
*また水銀リサイクルに取り組む業者からは、焼却炉で取れるというのは学者の話で、簡単に取れるなら苦労はいらないなどの話も聞き、
この報告書では、完全に否定しました。
今問題になっているセシウムは、融点が水銀に次いで低く、27~28℃で、沸点が700℃前後の金属物質です。これらの値からすると水銀の挙動は、ごみの焼却炉の中に投入したセシウムにも参考になると考えています。
ただ焼却炉に物質が投入されたときに、物質はガスと粒子状になりますが、セシウムの場合、金属水銀のようにガス状になるのか、どうかについては、専門家の中でも、見解が分かれています。「焼却炉のHCL雰囲気の中では、Csclなどの粒子状の形態をすぐ取るのでは?」「否ガス状で存在する。」
ガス状になれば、金属水銀と同様バグフィルターでは除去できず、粒子状の形態を取った場合でも、もちろん全部取りきれるわけではなく、われわれが呼吸によって吸い込む空気を直接汚染するため、極少量が排出される場合でも内部被曝に繋がるために危険です。
水銀問題に続き放射能汚染問題が降りかかり、バグフィルターについては、報告書や先に紹介した小論にかなり書きました。
報告書を入手していただければ、今回お送りするPDFを含め、ネット上でごらんいただくことが出来ます。よろしくお願いいたします。
4)次回水銀委員会例会のご案内
日時 10月28日(金) PM 6:30~9:15
場所 豊島区生活産業プラザ 「エコ豊島」 8Fグループ活動室
当日水銀報告書入手できます。複数冊ご希望の方は、ご連絡下さい。
青木泰
追)報告書の注文先は
池田 こみち Komichi Ikeda
環境総合研究所 Environmental Research Institute (ERI)
〒142-0064 東京都品川区旗の台6-1-4-201
03-5942-6832 tel 03-5751-7464 fax
E-mail: ikeda@eritokyo.jp
WWW : http://eritokyo.jp/
ここ数日の雨のため、暑さが少ししのげるようになりました。逆に気候変化のため、体調の維持が難しい季節です。お身体をご自愛下さい。
水銀問題京都に行ってきましたが、京都市では、これまで蛍光管は、家庭系ごみとして、生ごみ等と一緒に集め、燃やしていました。なぜ蛍光管リサイクルを前面に打ち出しているのか疑問でしたが、その秘密が分かりました。10月には、大きな集会を準備していて、電池も含め、水銀リサイクルに本格的に取り組む様子でした。
この夏は、どうしても原発問題が大きな課題となってきます。
* これまで汚染がれきは福島だけとしていたのが、牛肉汚染から稲わら汚染が発覚し、宮城、岩手県を含め、放射能汚染の可能性が大きくなりました。
* 京都市でも五山の送り火に使う予定の陸前高田の松からセシウムが検出され、使用中止になりました。
* 一方がれき処理の特別法(添付参照)が成立し、国が資金面で面倒を見ることになりましたが、放射能汚染がれきについては、基準すら示さず、手付かずです。
* 各市町村では9月議会が始まり、大問題になりつつあります。今回時間を取って議論します。(時間オーバーしたときには前の2階のジョナサンに)
議事<経過報告>
各位 佐藤禮子です。
藤原さんからのメールを転送します。
今後 運動が盛り上がることを期待します。
From: Toshikazu Fujiwara
Sent: Monday, July 18, 2011 9:04 PM
Subject: 災害廃棄物問題をめぐる緊急院内集会の開催について
佐藤禮子様 藤原@徳島からです。
16日に徳島で開催しました「第16回廃棄物処分場問題全国交流集会in徳島」で、以下の決議文が採択されました。
この内容について、8月中に緊急院内集会を開催の予定です。仲介の議員は社民党の服部良一議員にお願いしようと思います。
省庁は主に環境省ですが、関連省庁として経済産業省原子力安全保安院、原子力安全委員会、農水省、国土交通省、厚生労働省、文部科学省なども関係してくると思います。
これから決議文の内容を省庁要請事項に整理しなければなりません。ぜひともご意見、ご提案とともに、省庁交渉へのご参加をよろしくお願いします。呼びかけ団体としては、原子力資料情報室、放射性廃棄物スソ切り連絡会等の他、広く呼び掛けたいと思います。
緊急決議案
放射能で汚染された災害廃棄物等の処理方針の撤回を求める決議
3月11日に起きた東北大震災とそれに続く福島第一原発事故は、かつてない規模で大量の木くずや瓦礫などのいわゆる災害廃棄物の発生をもたらしました。しかもその多くは、事故を起こした原発から放出された放射性物質によって深刻な汚染となっています。
環境省では、この災害廃棄物の処理について、6月23日付で「福島県内の災害廃棄物の処理の方針」を定め、さらに、6月28日付で、東北及び関東に所在する関係都県の廃棄物行政主管部局宛に、「一般廃棄物焼却施設における焼却灰の測定及び当面の取扱い」に関する通知を出しました。また、上下水道汚泥についても、5月12日付及び6月16日付で原子力災害対策本部から「福島県内の下水処理副次産物の当面の取扱いに関する考え方」「放射性物質が検出された上下水処理等副次産物の当面の取扱いに関する考え方」が示されています。
これらの通知によると、要は50万ベクレル/kg以上の放射性セシウムで汚染された上下水道汚泥や瓦礫などの災害廃棄物であっても、性能のよい焼却炉で燃やせば何ら問題はないとされています。 これらの通知は原子力安全委員会が6月3日に示した「東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故の影響を受けた廃棄物の処理処分等に関する安全確保の当面の考え方」に基づいています。当面の考え方では「処理・輸送・保管に伴い、周辺住民の受ける線量が年間1ミリシーベルトを超えないこと」が求められていますが、環境汚染、食品汚染などの被曝の上に、廃棄物処理の被曝が法令基準の1ミリシーベルトも上乗せされれば、影響は無視できません。
そもそも、果たして「性能のよい」装置を有する焼却炉が現実に存在するのでしょうか。市町村自治体が管理運営している一般廃棄物の焼却炉にしても、民間事業者の産業廃棄物の焼却炉にしても、これまで猛毒のダイオキシン類の排出問題をめぐっては様々な問題を引き起こしてきました。つい最近では、東京都世田谷区にある清掃工場内で、高濃度のダイオキシン類が発生したために、焼却を停止するといった措置が取られています。このダイオキシン類以上に人体への影響がもたらされる放射性物質については、これまで長く環境関連の法律による規制がないといった無法状態に置かれていたために、測定すらも実施されたことがありませんでした。
今や、東北大震災で発生した災害廃棄物にとどまらず、関東地方の広域に及ぶ上下水道汚泥等の副次産物や一般廃棄物に至るまで高濃度の放射性物質による汚染が進行していることが明らかになっています。これらの災害廃棄物等が今後焼却されたり、埋立処分されたり、あるいはリサイクルによって広く環境中に放射能汚染の拡散をもたらすことになることは必至です。
私たちは、本日、徳島の地で、「第16回廃棄物処分場問題全国交流集会」を開催し、この災害廃棄物の処理処分をめぐって、安全・安心を確保するためには何をなすべきかをテーマに取り上げました。
その結果、安全性が確認されるまでは、焼却も埋立もリサイクルも行うべきではなく、当面は保管することを最優先して安全対策についての検討を行うべきであること、そのためには、原子力安全委員会が決定した「当面の考え方」及び環境省等の通知を撤回することをここに決議をして要請します。
2011年7月16日
第16回廃棄物処分場問題全国国龍集会in徳島参加者一同