浅田真央選手のコーチが佐藤信夫氏に決まりました!
Mizumizuさんが冴えた筆で早速このことを伝えています。
Mizumizuさんが言及のUniversal Sportsにこんな記事も出ていたので訳してみました。米国発信なので、タラソワさんには意地悪な書き方、キムさんオーサー氏のことも余計なんだけど、浅田選手と佐藤信夫コーチに対してはフェアな内容です。
Posted Tuesday, September 7, 2010
佐藤信夫が浅田(のコーチ)に最適な理由
タチアナ・タラソワ指導によるオリンピックシーズンが終わり、二度の世界チャンピオン浅田真央は次のコーチに佐藤信夫を任命した。名誉の殿堂入りしたこのコーチが日本チャンピオンに最適な3つの理由。
By Alexa Ainsworth | Posted: Sep 7, 4:07p ET | Updated: Sep 7, 4:36p ET
浅田真央はコーチを必要としないことを証明してきた、というのは2008年の初世界タイトルを彼女はコーチ不在、一人で取っている。
次の2シーズン浅田はロシアに住み(一定期間だけ)、タチアナ・タラソワの指導を受けた。しかし3月の世界選手権で、浅田が2度目の世界タイトルのために滑ったとき、タラソワの姿はリンクサイドになかった。(アシスタントコーチのザンナ・フォレがいたが、浅田の将来の指導体制は不明だった)。
そのため、浅田の次のコーチ選びが続行、キム・ヨナ陣営の元一員ブライアン・オーサーがコーチのポジションをオファーされたとの噂が飛び交い始めた。(これが最近のキムの離脱の理由だったかもしれず、いつか真相を知りたいものだ...)。オーサーによると、彼はオリンピックチャンピオンに忠誠を伝え、だから浅田とオーサーのコンビはあり得ないと主張した、と。
これで良かったのかもしれない、二度の世界チャンピオン浅田は次のコーチに佐藤信夫を任命したのだから。
なぜ佐藤が日本のチャンピオンに最適任かのその理由は3点。
1.ロケーション、ロケーション、ロケーションーー浅田は日本を離れる必要がない。カリフォルニア州アロウヘッドではRafael Arutunianと、ロシアではタラソワと一定期間トレーニングをしたが、浅田は日本にいるのが最も快適だということが明らかになった。特にタラソワとは昨年、浅田は時に数週間タラソワから離れ、その間アシスタントコーチのザンナ・フォレと日本で練習している。
佐藤がチームに加わったことで、浅田は動かなくてすむーー自国の方が快適なのは当然でだろう、言葉も文化も食事も馴染みの場所なのだから。
2.控えめーーリンクサイドでの抑制と落ち着きを、佐藤信夫ほどに示せるコーチはほとんどいない。このビデオの出だしを見るとわかるが、佐藤が生徒の小塚崇彦を試合に送り出すときの様子が(映されている)。(背中をポンと叩くことにより小塚のエネルギーを集中させ、このおまじないは小塚にだけ通じるものだが、佐藤の伝え方がまさに成功への鍵にちがいない。)
浅田の責任ではないが、タラソワとの共同は、この伝統的なコーチが大半のロシアチームに助言する立場やこのスポーツでひときわ目立つ歯に衣着せないもの言いをする大立物であるがゆえに、それ特有の一連の複雑さをもたらした。佐藤のもとで、浅田は日本で安心して静かにトレーニングが可能で、外部からの妨害を避けることができる。
3.成功は証明済みーー佐藤信夫(妻の久美子と協同)について最も注目すべきは、娘の有香を指導し1994年の世界選手権で優勝させたことである。以来、彼は日本のフィギュアスケートにおける多数のトップ選手、安藤美姫、中野友加里、村主章枝、現在は小塚崇彦、たちを指導してきた。
佐藤の生徒たちは力強く迫力のあるスケーティングと全体的に安定した演技で知られている。浅田はその両面で確固たる基礎を培ってきたと思われ、佐藤は、浅田が2014年の金メダルを目標に練習する際、このオリンピック銀メダリストのキャリアに安定感をもたらすことになる。
こんにちは!
返信削除翻訳、ありがとうございます!コーチも決まって、これで、真央ちゃんも安心して試合に臨めますね。よかったです。わたしのブログでも、このエントリー紹介しましたので、よろしくお願いいたします。
オフシーズンがそろそろ終わりますね〜。数少ないニュースを賑わす浅田選手のブランド力すごいです。荒れに荒れた昨シーズン、めちゃくちゃISUルールのもと、真央さんはタラソワさんとのコンビだったからしのげたって感じます。ハリウッド路線に行かなくって本当によかった。4年後のソチに向けいろんな勢力関係が変化しそうですね。なんて、知ったようなことを書いていますが、それもこれもみんな「みかんさんブログ」で気づいたことなんですよ!感謝。
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