2010年9月14日火曜日

さよならThe Economist~小沢一郎批判記事に呵々大笑!だからこそ、小沢一郎を応援してたのよ!

JAPAN'S DEMOCRACY
小沢氏が代表戦に出馬以降、彼は英米のメディからもぼこぼこだった。日本の主要メディアはもう充分すぎるほどぼこぼこに叩き続けたけど。The Economistの小沢さんぼこぼこ記事を読んで、「小沢さん、すごい!」ここまで米英既存路線パワーに嫌われてるのねえ。そんなに彼らにとって都合の悪い人なら、ぜひ、日本の首相になって欲しいって、よけい思ってた。だから今日は本当に残念!

私は仕事の関係もあって30年近くこのThe Economistを購読してきた。だけど、昨年3月にもう「さよなら」の気分になり購読を止めた。政治も経済も金融もアングロサクソンモデルの破綻で、世界はかくもひどいことになっちゃって、、、。

The Economistも(その前に小沢さんの批判じゃなくて悪口を書いた)Financial Timesも英国のクオーリティペイパーといわれて、海外ではということで今でもよく記事が引用される。だけど、よく考えてみてよ、そんなクオーリティペーパーを19世紀から抱えているにもかかわらず、英国の衰退、今の現状を。2008年のリーマンショック以降、最も悲惨な財政状態の国の一つがイギリス。シティ中心の一時我が世の春を謳歌した金融立国は当分にっちもさっちもいかない。補助金を出す余裕ゼロだから、原発推進も止めざるを得ないらしい。(これは嬉しいニュースだったけど)。さんざん日本人(私もその一人、他人のことは言えないんだほんとうは)が崇めてきたWall Street JournalやNew York TimesやWashington PostやChicago Tribuneのあるアメリカだって、自国民だけでなく世界の人々を不毛な戦争に巻き込む政治しかしてこなかった。

米英メディアのファクト情報は時に貴重だけど、彼らに都合の良い偏向記事に一喜一憂するのはあまりにばかげてる、と思った。これはフィギュアのニュースも全く同じ。英米メディアも他国のことがらに関して偏向記事多し。だってしょせん、アメリカだってイギリスだってその他の国だって、日本のことを真剣になんて考えてないわけで、日本の財布の中身を自由に使いたいだけなんだから。だから、自分たちの言うことに文句を言わないで従ってくれる人間がトップにいた方がいいわけでしょう。

The Economistの記事は、記事そのものよりも、読者の投稿の方が参考になる。小沢さん悪口記事もしかり。投稿コメントの方が、Cool! この記事に対しても「これも、ファクト情報の提示がなく、不快な感情を煽るだけの記事、最近のThe Economistは浅薄」と批判がちゃんとあった。

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