ごみ探偵団: 20110813 満田正さんの「福島原子炉包囲網日誌」8/8〜H氏との会話、首都圏土壌調査の結果、他

	From	満田正
日付		2011年8月8日22:03
件名		[福島原子炉包囲網(8/8)日誌

Ｈ殿

貴重な情報をありがとうございます。

今後の放射線汚染マップには欠かせない情報のようです。

出来れば、メッシュでの測定を追及して欲しかった。

200ｋｍ四方で、神奈川県、埼玉県、千葉県、山梨県を含む全体像が掴めたはずですが非常に惜しかった。

200ｋｍ四方だと、100ｋｍ×100ｋｍで2測定点、10ｋｍ×10ｋｍで20測定点、5ｋｍ×5ｋｍで80測定点、1ｋｍ×5ｋｍで160測定点

所謂、1×5ｋｍメッシュで測定すると、ほぼ東京都を中心とした、放射線マップが画けます。

果たして、それで汚染地区がピックアップできるかですが、もし、必要あれば、この測定点の上に特定点の放射線測定を加えることが出来ます。

勿論、時系列情報については今後の問題です。

以下、Ｈ氏からの連絡文です。

「放射能防御プロジェクト、首都圏土壌調査の結果

http://www.radiationdefense.jp/investigation/metropolitan

上記データの発表記者会見

http://www.radiationdefense.jp/topics/n110808

首都圏150ヶ所　放射能土壌調査会見 - ニコニコ生放送↓

http://live.nicovideo.jp/watch/lv59077021

」

満田

----- Original Message -----

送信者 : 満田正
送信日時 : 2011年8月8日 10:06
件名 : 福島原子炉包囲網(8/8)日誌

Ｈ様
たまかんねっとの観読ありがとうございます。
「たまかんねっとは見ています。有難うございます。

昨日の「チェルノブイリ・・」報告もまだまだ見逃せない数字のトリックがあることが分かります。田中優さんか飯田哲也さんだったと思いますが、官僚や御用学者たちの、固有名詞告発を普段に行うようにして、責任の所在を風化させないことが大事だと言われてましたが、全くその通りだと思います。ドイツの運動ではそこを曖昧にしていないから、政府、官僚、メディアは騙すものというスタンスでいるから、敵の情報に振り回されないといってました。」
この内容は意味不明ですが、広島や長崎放射線影響研究所の内容に関するものでしょうか。ソビエト時代からの情報管制で、野呂美加さんも話していましたが、チェルノブイリ原発事故については我々はほとんど何も知らされていないことが実情のようです。
天笠啓祐さんの話でも分っていることは、福島原子炉がまだ、チェルノブイリ型の爆発が起きていない。もし起きたら、日本中が死の灰で息絶える可能性もあることです。ただ、現状はメルトダウン、メルトスルーと燃料棒を拡散させて、その熱・圧力を逃がす方向で、冷却水で間に合うと言うか、必至に防御している状態ですが、チェルノブイリ型の爆発事故に転化する可能性は消えていません。
政府・東電側はそのことを必至に隠しているようですが、今日も別人Ｈ氏からの報告では3月20日の核分裂があったことの専門家の認識を提示した記事を載せているようです。これは、「たまかんねっと」でも報告しましたが、素人記者が、報道記事から、類推していた報告内容と同じ結論になります。3月15日の水素爆発よりも3月20日の核分裂爆発の方が重大であることは明らかです。
この元東海村原子力研究所のレポートが正しいとすると、今後の事故対策も再検討せざるを得ないということです。

震災１０日後、２度目の溶融か　福島３号機、専門家指摘 asahi.com 20110808

http://www.asahi.com/national/update/0807/TKY201108070330.html
「昨日の「チェルノブイリ・・」報告もまだまだ見逃せない数字のトリックがあることが分かります。田中優さんか飯田哲也さんだったと思いますが、官僚や御用学者たちの、固有名詞告発を普段に行うようにして、責任の所在を風化させないことが大事だと言われてましたが、全くその通りだと思います。ドイツの運動ではそこを曖昧にしていないから、政府、官僚、メディアは騙すものというスタンスでいるから、敵の報に振り回されないといってました。」

役所の責任問題については、私は余り興味が無い方です。
一人一人の人間が何が出来るかを問うと、役人と言えども結構厳しい状況下に置かれています。
それでもドイツの緑の党はそのような政策転換（責任追及）が功を奏して、政権にありついたのではと思います。
私はこの政策変換前の緑の党に興味持ちますが、現状の緑の党については評価していていません。