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2012年9月11日火曜日

20120909 満田正さん「福島原子炉包囲網日誌」~10月6(土),7(日),8(月)南相馬市押釜地区・放射線量モニタリングプロジェクトへの参加・登録お願い


From:満田正
99 (2日前)

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たまかんねっとの皆様
たまかんねっと外の皆様には、BCCでお送りしています。
なお、このメール配信、私(満田)の判断で、勝手に送らせて頂いています。
配信不要であれば、連絡くださるようにお願いします。

表題及び添付ファイルに示すように、 10月6(土),7(日),8(月)第1回南相馬市押釜地区・放射線量モニタリングプロジェクトへの参加・登録をお願いします。
南相馬市を始めとして、福島県では本格的な除染活動が始まっています。除染活動には、その効果を知る上でも、住民の日常生活の可能性を知る上でも、詳細な放射線データは欠かせません。
残念ながら、この詳細なデータを得るには、本格的な観測隊を編成するしかありません。本格的な観測隊は、一朝一夕に出来るものではなく、日常的な観測活動と、専門的な知識を持つことで初めて出来るものです。
すでに、南相馬市では、ひまわりプロジェクト南相馬(代表小澤洋一氏)、安心安全プロジェクト(代表吉田邦博氏)の元で、空間線量、土壌線量、植物(食物)線量の調査が行なわれてきましたが、まだまだ、人出、資金共に不足していることは申すまでもありません。
私(満田)は、東京の仲間とともに私達の出来ることとして、ひまわりプロジェクト種まき、除草のお手伝いもしながら、何とか、南相馬市での本格的な観測活動を立ち上げたいと、小澤洋一代表、吉田邦博代表とも相談申し上げてきたのですが、この度その実現に漕ぎ着けました。詳しい内容は添付ファイルの通りです。
「たまかんねっと」の発行も東京多摩広域資源循環組合の公開条令を制定署名運動からは、1年半、3.11福島原子炉カタストロフィーからも1年半を過ぎようとしています。
ここは、放射線汚染に苦しむ福島の人々との連携を図りたいと考えます。先ずは、地の利は悪いですが、南相馬市では除染活動が開始されたばかり、福島原子炉カタストロフィー以来、放射線量の測定を継続されてきたひまわりプロジェクト南相馬、安心安全プロジェクトの面々の協力を得て、協働して、南相馬市押釜地区の環境放射線量を測定することにしました。今回の押釜地区末永伊津男地区長の了解も得ております。
放射線測定の経験のある方は、もちろんこと、未経験の方も、男性も女性も、是非、この南相馬市押釜地区・放射線量モニタリングプロジェクトへの参加登録下さり、10月6,7,8の第一回モニタリング活動への参加をお願いします。このプロジェクトは、恒久的なものですので、今回は駄目でも、次回はという方もよろしく参加・登録のことお願いします。
参加登録された方には、改めて、モニタリング計画の詳細をお送りします。

以下、ひまわりプロジェクト南相馬代表小澤洋一さんの人なりを紹介しますと、次のような「たまかんねっと」への返事を頂いております。

小澤です
下記の満田さんの意見は、一字一句違わず、そのとおりだと賛同します。
一年以上も前の話だが、80を過ぎたお年寄りの気持ちは、
『戦時中より酷い。あの時でも、空襲が無いときには、農作業ができた。畑の土もいじれた、農作物も安心して食べれた。井戸水だって飲めた。家の前を流れる小川で、米を研いだし、茶碗などの洗いものもした。』
周りに流されて、『目の前に放射能がある』、いま、この気持ちが薄らいできている。『医者が言ってたけど、放射能よりハウスダストのほうが危険なんだって!』、身の毛がよだつような、何とも恐ろしい話である。
すべては『いまは有事である』という認識からスタートする必要がある。そこから、放射能と闘う意志と武器を持たねばならない。自分のスタンスを再度確認できた。
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