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2012年8月22日水曜日

201200821 満田正さん「福島原子炉包囲網日誌」~内部被爆の人体への影響


From:  満田正 
8月21日 22:38 (10時間前)

To tamakannet 
たまかんねっとの皆様
たまかんねっと外の皆様には、BCCでお送りしています。
なお、このメール配信、私(満田)の判断で、勝手に送らせて頂いています。
配信不要であれば、連絡くださるようにお願いします。

内部被爆については、色々と情報が蓄積しつつあるが、主なものは次の8つである。
1)チェルノブイリ事故後調査
2)広島・長崎原爆投下後の調査
3)スリーマイル島原子炉事故の調査
4)ビキニ環礁核実験等核実験後の調査
5)劣化ウラン弾の投下後の調査
6)原子力潜水艦乗務員調査
7)原子力研究機関職員の調査
8)放射線取り扱い作業所での調査
9)福島原発事故等その他
ところが、これらの殆んどは機密理に展開されており、、我々が目にするのは、極々一部である。
「たまかんねっと」では、その全体像を掴んでいないわけで、今後の課題である。
その中で、比較的情報が入手しやすくなったのは、1)、2)である。
1)については、元ベルラーシ・ゴメリ医科大学学長・現ウクライナ在住のバンダジェフスキー博士がもたらしてくれた情報(研究発表)である。
昨日(8/13)地球の子供新聞主催「ほんとにわかってる?外部被ばく内部被ばくー福島のいま-β線を知らなければ、鼻血はわからない」の緊急講演会が開かれてました。琉球大学矢ケ崎克馬名誉教授やおしどり♀マコリーヌさん_ガレキ・東京被ばく・ETCの講演会があり、矢ケ崎さんからは結構突っ込んだ内部被ばくの情報が交わされた。その主な内容はバンダジェフスキー氏の研究に負うところが大きい。
バンダジェフスキー氏は来日されたこともあり、その情報は浸透しつつある。
これに対する福島医大副学長の山下俊一氏の見解は、100Sv/yには症例がない、20Sv/yならば安全であると言い切っているので、受け取り側としては大変迷うわけです。真実は何処にあるのかと。受け取る側も二通りあって、大丈夫だと言って欲しい立場と、危険は危険として言って欲しい立場と。すでに、医学も政治の世界が跋扈しているのです。これは日本医師会の武見会長が頑張って以来のことですが、おしどりの報告によれば、甲状腺検診はするなといった、小児学会の圧力、実際に子供の甲状腺検診には保健をが使えないなどの、嫌がらせも相当に進んでいるようです。これは、バンダジェフスキー博士が、研究発表するときに投獄されたことに匹敵する状況です。

2)については、アメリカのABC研究所による、広島・長崎被ばくデータの公開により、そのデータの見直しから、爆発降下物による、周辺住民の健康障害が広島大学澤田教授より報告されており、逆にABC研究所が100Sv/y以下しか問題にしなかった根拠を示されて、私自身は理解できたと思っています。この澤田教授のABC研究所への見解は、国際放射線防御委員会やABC研究所の公式見解に通じるものがあります。要するに、澤田氏の報告では、原爆であっても、直後の放射線物質による影響は、チェルノブイリのバンダジェフスキー博士のような、長期の被ばく(食物等による内部被ばく)を配慮する必要があるとのことです。現在、福島は、山下教授の影響下にあって、医療体制が敷かれており、福島の人々も高線量下での生活を強いられているのですが、福島の人々は、この山下教授の一方的な見解とは別に、矢ケ崎教授が示しているような放射線はどのように少量であってもDNAを破壊するという見解に対しても、耳を傾けるべきであると考えます。

とにかく、広島・長崎原爆投下、チェルノブイリの原子炉暴発事故という大規模災害に対する識者の見解も二つに分かれており、どのように決着つけるかが最大の課題です。実は、決着付かない問題を我々は選んでいるのかもしれない。数十年から100年単位でしか結論が出ない問題を自らの利害だけで判定しなければならないわけです。
当然、権力に付けばそれなりのメリットが発生するわけで、背けば相当の不利益を蒙るわけです。それでも、真理は1つです。少なくとも、福島原発事故は目の前で起きていることです。数十年後には結果が出ます。私たちは、数十年後の真理を求めて闘わざるを得ないのです。明らかに権力側によることが大きな利益を生むことは明らかです。権力に対抗することが、大きな不利益を蒙ることが事実です。
それでも戦うという姿勢は、現実に起きている事柄には、目を瞑りたくないという正直な感覚です。さらに言えば、我々の不安は、莫大な情報を積まれても、その1つが隠されただけでも、消し去ることが出来ない不安が存在するからです。この不安がある限り、権力への不信感は継続するのです。
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8.13「ほんとにわかってる外部被ばく内部被ばくー福島のいま、東京の ...

ameblo.jp/datsugenpatsu1208/entry-11320416822.html - キャッシュ
2012年8月5日 – 緊急講演会! 拡散希望です。 「ほんとにわかってる外部被ばく内部被ばくー福島の いま、東京のいまー」 講師 矢ケ崎克馬さん(琉球大学名誉教授)-β線を知らなければ、 鼻血はわからない。 おしどり♀マコリーヌさん -ガレキ・東京被ばく・ ...


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