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2011年11月7日月曜日

メモ:11/4廃棄物資源循環学会「特別プログラム」傍聴、感じたこと、質問したこと

11/4、以下シンポジウムに行きました。感じたこと、会場で質問したこと、などです。

第22回廃棄物資源循環学会 特別プログラム「震災に対して廃棄物資源循環学会が貢献できることは何か?」11414:4517:45

大きな無法が通ろうとしています。国は基準を勝手に作り替え、学会と学者達がその絵を売り歩く。東京都は被災地を助けるとの口実で既存の仕組みと構造の維持の旗ふり役を石原都知事と猪瀬副知事の愚か者コンビで買って出た。小説家二人は、都民を守らず、まともなデータの裏付けもない国の基準に抗議もしません。311以後この国のごみ処理政策は、放射能汚染問題が加わったことで、その欠陥が剥き出しにされました。元々多額の税金を使って作らせたごみ焼却処理サイクルは、有害物質が環境に漏れ出すよう設計されていた。安全安心は言葉だけでした。薄く拡散して環境中に捨てる。どの処理段階でも有害物質は漏れていたし、環境を汚してきた。そこに放射能汚染が加わったのが今の現状です。国や行政に連なる関係当事者達はそのことを知りながら、それに一切言及することなく、日本の焼却設備は安全であるとの虚偽を重ね、その立場に立って放射性物質の付着したものを燃しても平気という指針を出してしまいました。

以下、当日私が第2部パネルディスカッション時に会場でした質問です。また、帰宅後ツイッターでつぶやいた内容も合わせて送らせてください。ご参考にして頂ければ幸いです。

1。第2部で私が会場からした質問。記憶があいまいになってますが、以下のような形で聞いたつもりです:

「環境省の有識者による非公開会議、第1回のから資料に目を通してきました。環境省からの指針は次々に基準を緩和したものとなり、放射性物質が付着したがれきやごみを焼却炉で燃してもよいとなった。311以前は100Bq/kgを超えるものは危険物として厳重に管理される必要があったものが、事故後はどんな数値がでてきてもあたかもなんでもないかのように扱われてしまっている。既存の焼却炉で燃しても問題ないと、科学的知見を確認したとの大迫先生や酒井先生の先程の答えに私は納得できない。というのは、たとえばセシウムはバグで100%取れるとした、その根拠になったのは高岡氏の2件のレポート。その一つは僅か3ー4回の試験の結果でしかなく、もう一つは今日発表された安定セシウムに関する試験、元資料は63、これは試料の採取日も不明、何の目的で試験を行ったかも書かれていないものだった。こうしたレポートが科学的知見を十分に確認するものとは思えない。にもかかわらずそれを根拠にバグで99.99%取れると説明され、報道を通して一人歩きしていった。こうした話の進め方の前提に「ダイオキシン類対策後の焼却システムは安全性が高い」があると思われる。理論値で安全とされたににせよ、たとえバグで100%取れるとしても、実際の運転では故障が多々あり、焼却処理と言うものは言われているほど安全なものではないし、故障時には排ガスがバイパスで放出されたりしている。日本にはごみ処理に関して焼却処理以外の選択肢がない。今回の放射能汚染されたごみやがれきに関して、焼却処理以外の方法を検討した気配がみられない。こうしたことに関してどう考えているのかお聞きしたい。」

2。わたしのTwitterでのつぶやき

jerico4 ジェリコ 
日本のダイオキシン対策してある焼却炉は安全性高いとか、煙突からの環境放出は大きな影響を及ぼさないとか、自画自賛の状況分析。コントロールできてる所はいいができてない所は困る。要するに下水処理施設とかごみ焼却炉はコントロールできてるから心配要らないそう。高岡氏関係発表。
20時間前 

jerico4 ジェリコ 
明日また続き書きます。第2部、でもショックだった。彼らぜんぜん危機感ない。燃しても平気と思ってる。8千Bq/kgがもう当然の安全基準みたいに発表者全員がしゃべってた。東京の岩手の震災廃棄物引受に関しても、環境省に沢山「中傷」メールが来てますだって!環境省の山本さんとかいう人。
20時間前 

jerico4 ジェリコ 
酒井氏答え。放射性、、量的な側面があり、必要な中間処理と考える。ただし十分な確認が必要とされるとして進めてきた。会議の公開、非公開 の是非をする余裕がなかった。
20時間前 

jerico4 ジェリコ 
(続)確保できるということで、科学的な知見を得ている。
20時間前 

jerico4 ジェリコ 
大迫氏答え。(自分のメモが解読できない、、でもこんな感じ)。放射性廃棄物は廃棄法の対象外であった。行政的にどこがもあいまいだった。江戸川清掃工場でのように、ものとして既に燃やされてる(放射能出てる )。放射性廃棄物を燃すものとして建てられてないが、既存のもので安全性が(続)
20時間前 

jerico4 ジェリコ 
第1部Q&A:青木泰氏質問。今回震災瓦礫の大問題に放射性廃棄物のことがある。環境省は有識者会議で放射性廃棄物を焼却してよいとの決定をした。世界では許されない暴挙で、会議は非公開。このような大事なことを決める会議を環境省が非公開にしたことに、委員達はどうして応じてしまったのか?
21時間前 

jerico4 ジェリコ 
東電原発人災爆発があって、その真北宮城県の事例発表で瓦礫の放射能汚染度とかに全く触れない発表って何なんだと思った。「災害廃棄物分別・処理戦略マニュアル」も作成、仙台市の優れた対応を紹介したり、今後は英訳して海外に情報発信するそうだが、放射能汚染情報が欠落した資料に価値があるのか。
21時間前 

jerico4 ジェリコ 
宮城県は原発爆発後も放射能測定とか一切させなかったから、がれきの放射線量も空間線量も何も測らないまま今日の発表関係の作業も行われたんだと思う。
21時間前 

jerico4 ジェリコ 
第1部で覚えた違和感は放射能の問題が殆ど扱われなかったこと。地震、津波、放射能の3重苦と言う言い方で言葉としてはあったが、実際に仙台の瓦礫処理の具体例でも放射能汚染の問題については特別何も語られなかった。瓦礫の再利用を図っているので必ず関係すると思うのだが一切言及がなかった。変!
21時間前 

jerico4 ジェリコ 
第1部、司会酒井さん、マイクに声が通らずよく聞き取れなかった。次々と発表、各自10分づつぐらい。皆早口。京都大学が中心になってタスクチームが組まれ震災後2週後に仙台入り、地震と津波被害の後の瓦礫をどうするかいかにに尽力したかの発表、311大災害の日が蘇りました。大教室2部屋満員。
21時間前 

jerico4 ジェリコ 
今日というかもう昨日の午後これを聞いてきました。環境省非公式会議の主要な委員たちの顔を見てきました。⇨ 第22回 廃棄物資源循環学会研究発表会■特別プログラム 「震災に対して廃棄物資源循環学会が貢献できることは何か?」 jsmcwm.or.jp/taikai2011/pro…
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