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2013年11月12日火曜日

20131112 青木泰さんからのメール「タチアナ集会 あと10日を切る 11月21日(木)」


差出人:青木泰
日時: 2013年11月12日 9:25:43:JST
件名: タチアナ集会 あと10日を切る 11月21日(木)


皆様 お世話様です。

いよいよタチアナ集会、あと10日を切り、11月21日(木)の講演会が、近づきつつあります。ウクライナのタチアナさんは、15日(金)には来日し、この集会に先行する埼玉(16日)、仙台(18日)、盛岡(19日)、福島(20日)の各地で講演会を行い、東京ー霞ヶ関での集会に駆けつけてくれます。この情報の拡散と集会への賛同をお願いします。


1)タブーに挑戦したウクライナ調査団


この集会に賛同の意見を寄せてくださった園田氏は、反原発運動の大きな広がりの中でも、一般的には放射能による危険性への意識が薄く、食べてもよいと言った迷信が広がっていることに危惧され、賛同してくれました。

今回の取り組みは、「NPO食品と暮らしの安全基金」による2年間をかけての調査で、すでにインターネット上は、この調査団に参加した皆さんから情報発信がなされていました。

しかしこの調査企画は、ウクライナにおける放射能汚染の影響調査という点を越えて、壮大な「調査・実験」であったことが分かりました。

現状、子ども支援法の適用をめぐって、1msvか20msvかの論争が繰り広げられています。そうした中でも今回の調査・実験は、1msvレベルの低線量の被曝地域でも、健康被害が出ていると言うことを、9家族、150日間をかけた実験によって確認したのです。

最初の調査によって、ウクライナの子どもたちが、いわゆるぶらぶら病といわれる被曝症状に似た症状で苦しんでいることが分かりました。訪れた小学校(~14歳)では、約7割ぐらいの子どもが、痛みなどの症状を訴え、同じ食物を食べている家族にも同様の症状が現れていました。

これ自体は、通常の調査ではなかなか分からないことで、調査団と子どもたちが直接話ができたことがきっかけでした。

しかしそれだけでは、それらの症状が、放射能によるものなのかは分からず、被曝症状と言うのは単なる想定に過ぎません。

そこで企画した「NPO食品と暮らしの安全基金」代表の小若順一氏は、長年食品の汚染や毒性問題に取り組んだ経験から、健康に影響を与える最小作用量(*1)という点から、この問題に迫ることにしたのです。

つまり原因と考えられるものを絞り、それを除去することで、症状が回復されるかどうかを見る、9家族(約50人弱)について150日にわたる壮大な「調査・実験」です。現地の食べ物の放射能汚染度を測定し、汚染度の高い食べ物(きのこと川魚)を取り除き、それに代えて汚染されていない肉(牛肉、鶏肉、豚肉など)と牛乳を食べてもらう。

これは、アレルギー源と考えられるものを取り除き、症状を回復させると言った時にも用いられている方法ですが、これだけの長期間、9家族で、しかも外国の地で行うと言うのは、壮大な「調査・実験」としか呼びようの無い実験です。

この実験が成功したのは、この企画の現地のコーディネイターとして働いてくれたタチアナ・アンドロシェンコ女史の協力が不可欠でした。

ご自身もこの実験に参加したタチアナさんを「NPO食品と暮らしの安全基金」が、日本に招待し全国5箇所で講演会が行われます。

タチアナさんからは、この実験が行われたチェルノブイリ爆発事故後の27年経過したウクライナの状況と皆さんの生活ぶりやこの実験後の皆さんの様子など、これまでの情報では知りえなかったことをお話していただきます。

私たちも直接お話を聞き、低線量汚染地域での「健康被害の真実」に触れ、
日本における福島原発による汚染対策を考えてゆきたいと思います。

*1:最小作用量(http://www.eic.or.jp/ecoterm/?act=view&serial=3453)と言う概念です。
  :最小毒性量 
http://www.env.go.jp/water/dojo/noyaku/hisan_risk/hyoka_tih/com06/ref05.pdf

2)講演会の内容
2013年11月21日(木)13時30分~16時40分
講演シンポジウム 日本の放射能被害を防ぐ
ウクライナのタチアナ女史が語るー「低線量汚染地域・健康被害の真実」
『事故後27年のチェルノブイリから考える』


NPO「食品と暮らしの基金(小若順一代表)」が、企画呼びかけした国際的なプロジェクトが、低レベル放射能による人体への影響を独創的な調査方法によって、明らかにしました。

低線量汚染地域で生活し、安全基準の範囲の食事をしていても、少しずつ蓄積する放射能の影響が、食べていた食事を、ほとんど放射能汚染されていな食事に切り替え、5ヶ月間(=150日)食べさせることによってそれらの諸症状を劇的に改善しました。
 
このプロジェクトは、逆転の発想で、子どもたち子どもたちを蝕み、この切り替えによって改善したと言うのは、安全基準のあり方や、低線量汚染地域といっても影響を受けると言うことを実証した試みと言えます。

11月21日、ウクライナで今回のプロジェクトのコーディネイターとして、自らの頭痛もこれによって改善させたタチアナ・アンドロシェンコ女史をお招きしての講演会です。
紹介ページ http://kokucheese.com/event/index/122365/

タチアナさんから報告を頂いた後、

シンポジウムでは、タチアナさんに加え、何度もチェルノブイリに赴き、今回の企画を進めてきた「食品と暮らしの安全基金」代表の小若順一氏と今回の対処策の持つ意味を専門家の立場から内部被曝問題の第1人者である松井英介医師にお話しいただきます。

そして自らもチェルノブイリに行き現地調査をされ、参議院議員当選後は、秘密保全法の問題を全国各地を回って訴え、大手マスメディアや各界からの反対の声を引き出す大きな役割を担った、タブーに挑戦する山本太郎参議院議員にも参加していただき、

東日本の汚染地域において、非汚染地域に疎開する意味や、安全な食品を摂取する意味を考えて行く場にしたいと考えます。

講師:ウクライナ、タチアナ・アンドロシェンコ看護師
(報告:「食品と暮らしの安全基金」小若順一代表)
コーディネータ:松井英介医師
コメンテイタ―:山本太郎参議院議員

日時:2013年11月21日(木)13時30分~16時40分  (開場12時30分)
場所:衆議院第1議員会館―多目的ホール(定員200名) 丸の内線:国会議事堂前から3分、有楽町線:永田町から5分

主催:「食品と暮らしの安全基金」&11・21東京実行委員会

入場無料
資料代:800円

参加の申し込みは、「申し込みフォーム」からお願いします。
https://ssl.kokucheese.com/event/entry/122365/

電話(&FAX)でのお申し込みは、042-391-7102<松崎>までお願いします。

連絡先:11・21東京実行委員会 共同代表 萩原春代、さくら直海
    042-391-7102<松崎>
     

3)協賛・賛同のお願い

11・21東京実行委員会は、上記衆議院会館多目的ホールでの集会を準備しています。
この取り組みに賛同される個人、団体はぜひ協賛していただき、取り組みの成功にご協力お願いします。賛同金:個人1000円、団体2000円。
賛同される方は、上記連絡先にお申し込みください。

<11.21 タチアナ講演会 賛同人と賛同団体>
(2013年11月10日)

賛同人
<東京都>
佐倉直海(LLP国際環境農業開発事業組合副代表)
萩原春代(生き生き学習法研究会代表)
佐藤れい子(元千葉県立衛生短大非常勤講師)
和田秀子(ママレボ編集長)
矢口節子(豊島の健康と環境を守る会)

土居保良(歯科医師)
青木泰(環境ジャーナリスト)
旗利彦(元都立高校教師)
奈須りえ(元大田区議)
西松朋子(大田区)

壺井香雪(ギャートルズ)
内野真里(社団メディカルレディースサポート理事)
近藤波美(デザイナー)
沖坂隆(ごみ焼却を考える会InTama)
鈴木武彦(杉並区)

松崎伊都子(東村山市)
小川清(〃)
鈴木吾幸(〃)
高橋江里子(東久留米市)

<埼玉県>
加納好子(子供の未来を守る・宮代)
園田真見子(志政フォーラム)
加藤晶子(彩の国資源循環工場と環境を考える広場)
武井和彦(高校教員)
内田千花(所沢市)

塩崎雅一(三郷市)
森田伸明(さよなら原発@東村山)

<神奈川県>
瀧川きみえ(神奈川ネットワーク運動・横須賀)
榎本めぐみ(横浜市)
西岡政子(横浜市)

<その他地域>
松井英介医師(岐阜環境医学研究所)
松下勝則(震災復興プロジェクト・近畿)
福田由紀子(静岡ハートネット)

<団体>
NPO法人ごみ問題5市連絡会
内部被爆を考える市民研究会(川根眞也)
豊島・健康と環境を守る会
326放射性物質拡散阻止・政府交渉ネット

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◆「日本の放射能被害を防ごう」 講師:タチアナ女史・小若順一 11/16さいたま 11/18盛岡講演 11/19仙台  11/20郡山 11/21東京

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