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2011年12月30日金曜日

20111226 福本勤先生からのメール、シリーズ報告 (15)「汚染瓦礫は被災地雇用、交付金受理潤い、電力補充、PRECの為に被災地で処理すべき」

福本勤先生からの12/26付けメールを先生の許可を得て掲載します。
内容は、前回(14)に続き、被災地の汚染瓦礫処理方法についてで、広域処理を批判、現地に高効率発電設備付き焼却炉を作って処理すべきと、今年最後の総括をされています。
福本先生に感謝。
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差出人:  福本勤
件名:   汚染瓦礫は被災地雇用、交付金受理潤い、電力補充、PRECの為に被災地で処理すべき。拙文シリーズ(15)
日時:   20111226 9:15:18:JST

セシウム 137Cs等の放射性物質で汚染された可燃性廃棄物の焼却排ガスの処理について15

災害可燃廃棄物は、① PREC(資源・エネルギー、環境の保全・保護<CO2発生量最小化>、コストの最小化② 雇用、③ 交付金受理(被災地潤い)、④ 不足電力補充、⑤ 43都道府県住民受け入れ反対 の上から、 被災地で高効率発電焼却処理 すべき
 
今年は、3.11以来、大変な年でした。災害廃棄物の処理に関して、政府関係者、有識者検討会(① 災害廃棄物安全評価検討会、② 環境回復検討会)委員、専門家のみならず、一般の方々をも対象にと思って(従って些かクドクドと成るべく平易丁寧に)、いろいろ愚見を述べてきました。
今年の最後として、瓦礫受け入れ反対都民府民が大変多い中、一見人聞きの良い、人気取りの「被災地支援、痛みの分かち合い」と発言しての、瓦礫の43都道府県処理依頼 ➔ 受け入れでなく被災地での処理こそ被災地潤い、復旧復興に繋がることを含めて、総括的に記したいと思います。

2011年12月21日水曜日

12月20日(金)18時30分~21時過ぎ:水銀汚染検証市民委員会例会のお知らせ

差出人: 青木泰
件名:  定例会のお知らせとレジュメ:12月22日(木)
日時:  2011年12月20日 17:13:18:JST

皆様へ
 お世話様です。
水銀汚染検証市民委員会定例会のお知らせ
<日程>
日時:12月22日(木)18時30分~21時
場所:豊島区生活産業プラザ(エコ豊島)8階 リフレッシュルーム (自動販売機コーナー)<豊島区健康と環境を守る会で取っています>
住所:豊島区東池袋12015 TEL:0359927011
<議事>
1)経過報告

2011年12月15日木曜日

20111214 満田正さんの「福島原子炉包囲網日誌」12/14〜放射性ガレキの処理、山本節子さんのコメントと満田さんの返事

From  満田正
日付  2011121418:46
件名  [tamakannet:112] Re: 放射性ガレキの処理

山本節子様
大切なコメントをありがとうございます。
「たまかんねっと」に記載させていただきます。
焼却炉推進派が、放射性瓦礫問題でますます元気になっておりますが、逆に福島原子炉問題が、除洗や瓦礫処理へと問題のすり替えさえ感じられるのですが、山本節子さんが仰るように原子炉は巨大な焼却炉、その飛灰、残渣についてようやく焦点が当たったようで、このどでかい発電を伴うウラン・プルトニューム焼却原子炉について、速やかに反対勢力の戦線の統一が必要のようです。
そして、焼却という、有毒物質の拡散問題について人類はどのように対処すべきかが緊急の課題でもあります。

2011年12月14日水曜日

20111212 満田正さんの「福島原子炉包囲網日誌」12/12〜青梅多摩川放射線量 12/11

From  満田正
日付  2011121212:26
件名  Re: [tamakannet:111]青梅多摩川放射線量

たまかんねっとの皆様
たまかんねっと外の皆様には、BCCでお送りしています。
なお、このメール配信、私の判断で、勝手に送らせて頂いています。
配信不要であれば、連絡くださるようにお願いします。

昨日、朝から多摩川沿いの放射線量の測定を行ってきました。測定時間は自転車で約5時間です。
7月に行って以来の測定ですが、もしかしたら、測定器異常ではないかと半信半疑で測定を続けました。
1)見た目でも偏差値が小さくなりました。これは汚染が平均化されたことです。
2)7月には、0.1μSv/h以下の放射線量が見られる地域が多かったのですが、その地域はほぼなくなりました。
3)平均値は0.15μSv/hで7月よりは0.01ポイント高いですが、青梅市全体で放射線量が高くなっている証拠です。
4)二塚処分場の観測を続ける「たまあじさい」グループも地域は限定されますがこの種の報告をしています。

20111210 満田正さんの「福島原子炉包囲網日誌」12/10〜放射性物質粉塵、焼却炉によるがれき焼却..

From  満田正
日付  201112102:40
件名  Re: [tamakannet:110] 放射性物質粉塵

たまかんねっとの皆様
たまかんねっと外の皆様には、BCCでお送りしています。
なお、このメール配信、私の判断で、勝手に送らせて頂いています。
配信不要であれば、連絡くださるようにお願いします。

焼却炉による瓦礫焼却で、果たして、放射性物質が処理できるのかという疑問がある。 
高温での焼却は、極度に微細粒子を生成させるので、果たして、たとえ高性能なバグフィルターであっても、そうした微細粒子や気化状態での物質を完全除去できるのか、私は疑問を持つものである。
勿論、焼却処理では、その瓦礫の多くは気化状態で、炭酸ガスとして空気中に放出される。放出されるガス(気化状態)の中には、果たして、炭酸ガスだけなのかも疑問がある。排ガス成分の徹底した分析は未だに無いのではないだろうか。例えば、瓦礫に混在した水銀などは焼却で気化状態で大気中に放出されるというデータが存在するではないか。焼却炉高温ガスでのガスクロマトグラフィーについてその分析結果を私は知らない。

2011年12月5日月曜日

20111204 満田正さんの「福島原子炉包囲網日誌」12/04〜東電福一原発 異常事態連絡(事業者報告)アーカイブ、他

From  満田正
日付  201112421:03

たまかんねっとの皆様
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Kさん
貴重な情報をありがとうございます。
全ての情報に興味があります。
というよりは、欠くことの出来ない情報です。
一応のおさらい。
1)福島県知事佐藤雄平以下、原子ムラの素性の報告についてはへきへきしていますが、でも必要なことでもあります。
2)プロダクト・アウト/マーケット・イン/カスタマー・インの流れは重要です。3.11以降の変化としては大きいものの一つです。
3)3.11にわが身可愛さに逃げた多くの人々、その心情は理解します。社会全体がそのように考え、それに反抗する人々を許していないからです。

20111203 満田正さんの「福島原子炉包囲網日誌」12/03〜福島原発行動隊モニタリングチーム、行動隊広報部による福島原発状況の報告、他

From  満田正
日付  20111232:04
件名  Re: [tamakannet:107] Re: 青梅市満田氏からの報告

たまかんねっとの皆様
たまかんねっと外の皆様には、BCCでお送りしています。
なお、このメール配信、私の判断で、勝手に送らせて頂いています。
配信不要であれば、連絡くださるようにお願いします。
また、「たまかんねっと」に登録できていない方は、出来る限りの「たまかんねっと」への登録をお願いします。
私は、福島原発行動隊のモニタリングチームに入っていますが、行動隊では、地域のモニタリングチームを強化するための、地域研修会を行っています。最近千葉で第1回目が行われました。基本的には、東電から提出された、研修マニュアルに基づくものです。勿論、私も講師になることが出来ます。よろしければ、多摩地域の何処かで研修会を行うのも良いかと思います。
同じく、福島行動隊では、広報部が福島原発状況の報告を出し始めました。福島原子炉包囲の主旨とは異なる、マスメディア、東電サイトのものですがそれなりのまとまりもあります。以下一部報告します。

20111129 満田正さんの「福島原子炉包囲網日誌」11/29〜低炭素研究会宛、青梅市長選の結果と説明

From  満田正
日付  2011112911:27
件名  [tamakannet:106] Re: 青梅市満田氏からの報告

低炭素研究会の皆様
川口理事長より、報告のありました、青梅市長選挙の結果はその通りですが、結果だけでは余りに唐突ですので、若干の説明を添えておきます。
私は、青梅市に来て、3年半ですが、その間、議会傍聴を欠かせませんでした。
結局、政治嫌いの私が、政治の汚さを知り、どうしてもその膿の原因を断たねばと思ったのは昨年の今頃です。
実際には、今年の11月に市長選に立候補する市長候補を探したのですが、適正な人材が見当たらず、半ばお手上げの状態でした。
この間、先ず多摩地域の全市町村がおんぶに抱っこの二ツ塚処分場を管理する東京多摩広域資源循環組合には、情報公開条例も無く、その運営のチェックすら出来ないことを知り、多摩地域全域の人々が、当然、この循環組合の情報公開条令の制定に動くものと署名運動「たまかんねっと」を始めました。
この署名運動は、従来型の署名運動ではなくて、責任随伴型の署名を展開したものですから、複雑さ、厳しさもあり、賛同者が少なく、逡巡が募りました。署名者の1人、川口理事長も動き切れなかったものと推察します。

20111127 満田正さんの「福島原子炉包囲網日誌」11/27〜福島原発行動隊有志によるいわき市久ノ浜地域ボランティア(徐洗)作業に参加

From 満田正
日付 2011112710:02
件名 Re: [tamakannet:105] 福島包囲網日誌(11/27

たまかんねっとの皆様
たまかんねっと外の皆様には、BCCでお送りしています。
なお、このメール配信、私の判断で、勝手に送らせて頂いています。
配信不要であれば、連絡くださるようにお願いします。

今日は、福島原発行動隊有志によるいわき市久ノ浜地域ボランティア(徐洗)作業に参加してきました。
大体の想像はしていたのですが、徐洗は極めて原始的です。
①家周りの放射線測定を行う。1回目の時には私以外誰もガイガーカウンターを持っていなかったのですが、今回は5,6名。
②線量の高いところ(ほぼ0.3μSv/h以上)の土や草を除く。特に側溝の濃度が高い(0.5μSv/h以上以上)。従って泥を掻き出す。
③掻き出した泥や土、草は土嚢に入れて、後で地域の人が運び出す。結構な量になる。

20111123 満田正さんの「福島原子炉包囲網日誌」11/23〜青梅市市長選が終わりました。

From 満田正 
日付  2011年11月23日22:08
件名  Re: [tamakannet:104] 福島包囲網日誌(11/23)

ようやく、青梅市市長選が終わりました。
竹内市長4選阻止を選挙戦でしたが、残念ながら惨敗です。
反省の弁は、無いのですが、徐々に悔しさが、蘇ってきます。
福島原子炉包囲網行動を一時中止しての、この1ヶ月ばかりの闘い、それが、福島包囲網への近道とも感じたのですが、やはり河辺は厚かった。
それでも5000余もの支持を得たのですから、結果はともあれ、青梅市を揺るがしたことだけは褒めてよいと思います。
今後、福島原子炉包囲網のための活動を開始します。

20111028 満田正さんの「福島原子炉包囲網日誌」10/28〜東京多摩広域資源循環組合の議会傍聴、放射性物質の瓦礫問題

日付 2011102821:39
件名 Re: [tamakannet:103] 福島包囲網日誌(10/28

満田です。
今日は濱田さんの連絡で東京多摩広域資源循環組合の議会があり、放射能物質の瓦礫問題が議論されるというので、河辺の政治団体「おうめ100年ビジョン具現化委員会」事務所を抜け出して、小金井市にある東京自治会会館に赴きました。循環組合はメーリングリスト「たまかんねっと」での情報公開を要求するための署名運動を始めている相手です。
私が着いた時には、議会は始まっており、事務局の活動報告の後でした。ある議員が瓦礫問題で質問していました。質問の内容は、焼却時の瓦礫の放射線量、その処理方法、処分場を中心とした日出町の放射線量の測定結果の公表などでしたが、おざなりの答弁で、質問にした議員も、出席した議員も満足したようです。

20111204 青木泰さんからのメール:「がれきは地元での処理とそれへの応援を」

青木泰さんから以下メールが届きました。青木さんに感謝:
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差出人:  青木泰
件名:   がれきの処理は、地元での処理とそれへの支援を
日時:   2011年12月4日 23:46:26:JST

皆様へ
 お世話様です。
 がれきの処理について、いろいろ話されていますが、少しメモを書きました。
添付の資料もご覧ください。
がれきは地元での処理とそれへの応援を 
がれきは東北被災3県で約2400万トン。福島県288万トン、岩手県499万トン、宮城県1595万トンで全国の一般ごみの1年分の約半分量であり、他府県での引き受け処理が当然のように話されている。
しかし本当だろうか?仙台市は震災直後から、がれきの処理に取り組み自前で完了させる目途をつけた。

20111204 福本勤先生からのメール、シリーズ報告 (14)I.「Csはガス状で存在しない」の理論 実証試験で確認。II.可燃災害廃棄物は全部 被災3県内に大型発電設備付焼却施設数基を設置して処理すべき。

福本勤先生からの12/212/4付けメールを先生の許可を得て掲載します。

内容は:

I.「134CS &137Csは ガス状で存在しない」の理論:実証試験で確認
京大高岡教授から新たに入手したデータ(2011年9月8日~11日に福島県郡山市富久山クリーンセンター焼却施設で、排ガス中の放射性セシウム134Csと137Csの濃度測定)を検証。結論は「..『134CS も137Csも ガス状では存在しない だろう』、『134CS  & 137Cs含有微粒子の捕集効率は99.9 ~100% だろう』 と言えると思います。100%はあり得ないように思いますが、検出下限値がある以上 確認の仕様がありません..」と。(I.4、参照)。

Ⅱ.可燃性災害廃棄物は全部 被災3県内に  PREC※4)の上からも大型高効率発電設備付焼却施設数基を設置して 処理発電すべき
「1.瓦礫・災害廃棄物の処理処分は被災地復興に不可欠で、被災地外の自治体の協力態勢作りが必要と言われていますが、莫大量の災害廃棄物を 資源・エネルギー大量消費、 137Cs 等拡散の恐れ、CO2大量発生のもと 全国43都道府県の遠方にまで運んで 処理処分するのが、果たして 被災地復興の大前提になるのでしょうか」と広域処理に疑問を呈され、被災地での処理を提言されています。

福本先生に感謝。
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差出人: 福本勤
件名: Csはガス状で存在しない」の理論 実証試験で確認。 可燃災害廃棄物は全部 被災3県内に大型発電設備付焼却施設数基を設置して処理すべき。
日時: 2011122 13:09:41:JST
福本先生追記:茶色字箇所
日時: 2011年12月4日 2:14:02:JST

セシウム 137Cs等の放射性物質で汚染された可燃性廃棄物の焼却排ガスの処理について14
Ⅰ.134CS 137Cs ガス状で存在しない」の理論: 実証試験で確認
Ⅱ.可燃性災害廃棄物は全部 被災3県内に  PREC※4)の上からも大型高効率発電設備付焼却施設数基を設置して 処理発電すべき