ページ

2011年6月23日木曜日

メモ:資料3/6 17p  表 2-6 焼却処理シナリオにおける主な評価パラメータ一覧(4/15) 経路番号 12-34, 64-81 焼却処理におけるCsの排気 に移行する割合 - 0.005


資料3/6

17p
2-6 焼却処理シナリオにおける主な評価パラメータ一覧(4/15) 

経路番号
12-34, 
64-81 

焼却処理におけるCsの排気 
に移行する割合 0.005 

Csは焼却飛灰(煤塵)として大気中放出され 
るため、(Csの排気に移行する割合)=(焼却 
飛灰へのCsの分配率)×(1-集塵効率)と 
なる。 
 焼却飛灰へのCsの分配率は、「焼却・溶融実 
処理プロセスにおける希尐金属等54元素の分 
配と変動」(廃棄物資源循環学会研究発表会講 
演論文集, Vol. 21 , pp.198- 1992010年) 
り、0.50とした。 
 また、集塵効率は、「平成21年度版 ごみ焼 
却施設台帳[全連続燃焼方式]」による、福島 
県の100t以上の一般廃棄物焼却施設の設計集 
塵効率、0.9960.999以上に裕度をもって0.99 
とした。

第21回廃棄物資源循環学会研究発表会 
[PDF (214K)


焼却・溶融実処理プロセスにおける希少金属等54元素の分配と変動
*肴倉 宏史1)小口 正弘1)寺園 淳1)
1) (独)国立環境研究所
Abstract  廃棄物焼却処理では焼却主灰と焼却飛灰が、溶融処理ではスラグ、溶融飛灰、メタル(溶融方式による)が固体として生成する中で、投入物中の各元素はそれぞれの生成物へ分配される。その後、各生成物は埋立処分、建設資材利用、金属(資源)回収、セメント原料化等、様々なフローを進むこととなる。したがって、焼却・溶融処理プロセスにおける元素分配挙動を把握することは、資源確保と有害物質コントロールの両面から極めて重要である。本研究は、焼却・溶融実プロセスにおいて上記5種類の生成物試料を採取し、希少金属等54元素の組成分析を行い、一連のプロセスにおける分配挙動を明らかにすることを試みた。また、3日連続で試料採取を行うことにより日間変動性を考察するとともに、調査対象施設において過去に採取した試料の再分析により、当時と今回調査時の元素分配挙動の比較を行った。
Keywords  金属元素分配挙動焼却炉溶融炉

0 件のコメント:

コメントを投稿