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2011年1月29日土曜日

2月26日(土)13:15~講演シンポジウム「2013年国際水銀条約~検証!焼却大国日本の水銀汚染」

2月26日(土)13:15~16:30 講演シンポジウム

「2013年国際水銀条約~検証!焼却大国日本の水銀汚染」

水銀は、水俣病で問題になった有機水銀だけでなく、ごみ焼却炉の煙突から排出される金属水銀を含め極微量でも有害性が在ります。日本でも1000年前に、仏像に金箔を施していた仏師たちが、水銀蒸気を吸い、脳を犯され、手が震え、「仏師の震え」と呼ばれていました。
国連では、水銀が環境中に放出され、生命環境に影響を与える事を防ぐために、2013年に水銀条約の締結を呼びかけています。
EUでは、水銀の製品規制や排ガス規制があり、それに加え、輸出規制も提案しています。日本はこれらの規制もなく、水銀混入製品が、どれだけ有害ごみとして回収されているのか、燃えるごみとして処理されているのか。ようやく調査されようとしています。世界の2/3もあるごみ焼却炉から水銀が、どれだけ排出され、私たちの頭上にばら撒かれているのかの調査は行われていません。
それどころか、昨年23区の4つの清掃工場で、自主規制値を越える大量の水銀が煙突から吐き出されたり、多摩川衛生組合では、有害ごみを燃やして処理していた事件も起きました。
今改めて水銀問題の実情を知り、事故や事件の背景を知りながら、私たちは何をしなければならないのかを考えてゆきたいと思います。

講演&レポート:
「わが国及び世界の水銀使用・排出状況」貴田晶子氏(国立環境研究所)
「焼却大国日本の水銀対策と課題」   池田こみち氏(環境総合研究所副所長)
「4清掃工場の水銀事故と背景」    津川敬氏(環境ジャーナリスト)
日時:2011年2月26日(土)13時15分~16時30分
場所:豊島区勤労福祉会館 6階 大会議室 池袋駅西口 芸術劇場通り 消防署隣
(170-0021 東京都豊島区西池袋2-37-4 03-3980-3131)
http://www.toshima-mirai.jp/center/e_kinrou/
資料代:500円
主催:水銀汚染検証市民委員会 
連絡先:03-5938-2720、03-3915-1612
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講師プロフィールまたはブログサイト:


貴田晶子氏
池田こみち氏
津川敬氏




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