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2010年11月11日木曜日

多摩川衛生組合:有害ごみ焼却 9月にも焼却か 灰処分先、搬入停止 /東京

多摩川衛生組合:有害ごみ焼却 9月にも焼却か 灰処分先、搬入停止 /東京

毎日新聞 2010年11月10日 地方版
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20101110ddlk13040285000c.html

クリーンセンター多摩川(稲城市)を運営する「多摩川衛生組合」が有害ごみを焼却試験していた問題で、衛生組合が9月にも有害ごみを焼却処分していた可能性があることが分かった。衛生組合は8日、焼却灰の処分先である「東京たま広域資源循環組合」に報告し、調査を始めた。循環組合は9日から調査結果がまとまるまで、焼却灰の搬入を停止した。

衛生組合によると9月1日クリーンセンター多摩川の管理運営業者の社員が有害ごみである蛍光管を通常とは違う手順で処分しているのを衛生組合の職員が目撃。有害ごみは本来、破砕処理をして外部業者に委託してリサイクル処理しなければならないが、粗大ごみに混じって焼却処分された可能性があるという。

衛生組合は構成4市の副市長らをメンバーとする調査委員会で事実関係を調べる方針だ。焼却試験問題が表面化したのは9月1日で、今回の問題も同じ日に発生し、これまで報告されていなかった。これに対し、循環組合の桜井政人事務局長は「非常に遺憾」と話している。【松本惇】

〔多摩版〕


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